◆ウガンダ北部の南スーダン難民居住区に、手洗い設備を設置しました!ウガンダ北部の南スーダン難民居住区でのコロナウィルス感染予防のために、手洗い設備を設置しました。今回設置できたのは50箇所。優先的に設置したのは、レストランの入り口や、給水所、木工店のお店、市場などです。難民居住区の中でも人が出入りする場所に設置しました。(市場での食料品など必需品の売買は今も行われています。)それでも、手洗い場は足りていない状況です。さらに、援助の停滞、経済活動の制限により、居住区に住む難民の方々は、生計を立てることが非常に困難になっています。毎日の衣食住を満たすことも難しい状況の中で、消毒液どころか、手洗い用の石鹸や、貯水タンクなど自らで購入することはできません。だからこそ、この手洗い場の設置は、費用対効果も高く、非常にニーズが高いものであると、そしてまだまだ手洗い場を設置する必要があると、居住区を周りながら実感した、と理事長小川自身も報告しています。感染予防の観点から、三密を可能な限り避けるために、受益者たちを集めて配布するというスタイルはとりません。こちらから設置ポイントに出向き、市場のリーダーや、店主などに手洗いの方法を伝えながら一箇所、一箇所、手洗い場を設置してきました。また、これらの手洗い場には、水汲みボランティアが毎日、水を入れ替えてくれるように体制を組んでいます。まずは1ヶ月間は、当会がその水の運搬代などもサポートして、周辺の人たちが毎日綺麗な水できちんと石鹸を使って手洗いしてもらえるようにしています。感染拡大をなんとしても防止するため、今後も活動を進めていきます。