こんにちは。
『美観堂』の新入社員・塩崎(ゆうぼー)です。
美観地区のお店さんたちと一緒に行っているクラウドファンディングは今日で30日目。
プロジェクトの期間も残り3日となりました。
連日、そのリターンの1つとしてご用意している『美観地区みらい券』が使えるお店さんをご紹介しています。
『美観地区みらい券』とは美観地区のお店を先払いで支援できる商品券です。
今までご紹介したお店はこちらのnoteのマガジンにまとめています。
マガジン『美観地区を支援するクラウドファンディング』
素敵なお店さんばかりなので、お時間があるときにぜひ読んでいただけると嬉しいです。
今日ご紹介するのは『虹色商店』さん。
ロールクレープとかわいい雑貨を取り扱う、カフェ&雑貨屋さんです。
2019年3月にプレオープンし、6月に正式開店しました。
これまでに美観地区に来たことがある人も、はじめましての方がほとんどではないでしょうか。
店長の四木(しぎ)さんに取材でお話を伺うと、おいしい・かわいいだけじゃない、『虹色商店』さんがお店として目指している姿を伺うことができました。
使っているのは岡山うまれの奇跡のお芋。自然な甘みを味わえるロールクレープ
『虹色商店』さんの看板メニューはもちもちのロールクレープ。
クレープの生地には、地元産の卵や焦がしバターなどを使っています。
よりもちもちの食感を生むために、独自に配合したクレープ生地は、一般的なものよりもサラサラしています。
そのため、焼くのがとっっっても難しいんです。
店長の四木さんは完璧に焼けるようになるまで、2ヶ月練習したそうです。
ロールクレープには、岡山県井原市で栽培されれている『早雲蜜芋(そううんみついも)』を使用したペーストがトッピングされています。
『早雲蜜芋』は、「奇跡のさつまいも」とも呼ばれる、焼けば蜜があふれるほど糖度の高いお芋。
お芋の自然な甘味を楽しんでもらうために、このペーストに砂糖は使っていません。
焦がしバターのもちもちクレープ生地との相性もバッチリです。
こちらは、ぐるぐるソーセージがかわいい、『デリクレープ』。
ぐるぐるソーセージは、倉敷の老舗精肉店『中村さんちのうまいもの工房』さんが『虹色商店』さん用に特別に作っているものだそう。
ニンジンとオリーブオイルなどを使った自家製ドレッシングをかけた野菜サラダと、早雲蜜芋ポタージュスープ付きです。
ロールクレープの他にも、グラッセやマドレーヌ、いもけんぴなどのお菓子も店舗で販売しています。
店内に並ぶ可愛らしい雑貨たち。つくっているのは...
『虹色商店さん』に来たらぜひ見てほしいのが、かわいらしい雑貨たち。
グラス、一輪挿しの花瓶、小皿、アクセサリーなど、種類もさまざまです。
こちらの商品は岡山名産の焼き物・備前焼でつくられた「ももたま」。
ドーナツのようにころころとした形が愛らしいです。
備前焼には水を浄化する作用があるため、花瓶の中に入れると水がきれいな状態で長持ちし、炊飯器に入れて一緒に焚くとお米が立って、ふっくら美味しくなるんです。
実用的でいて、玄関やリビングなどに置いてもかわいいですね。
『虹色商店』さんで提供しているドリンクの入ったグラスやオリジナルのマグカップは店内で販売もしています。
実際に使ってみて、手触りや飲み心地をわかった上で、気に入ったものを購入できるのはうれしいですね。
雑貨に関してお話を伺っている中で、四木さんから聞いた言葉に、恥ずかしながら私は少しびっくりしてしまいました。
これまで紹介したものも含め、お店に置いている雑貨は全て、県内外の福祉施設で障害のある方が作られたものなんです。
しかし、障害者の方が作っていることはあえて前面に出していません。
それは、「障害者施設の方への寄付などではなく、『いいもの』として商品を選んでほしい」という気持ちで販売しているから。
障害者の方々と社会をつなぐ架け橋に
『虹色商店』さんを運営しているのは、『レインボー・カフェ・プロジェクト』さんという障害者の就労支援を行う協同組合。
「障害を持つ人が自立できる社会を実現させたい」という理念のもと、2010年にスタートしました。
『虹色商店』さんの運営のほかに、発達障害について世間に理解を深めてもらうための絵本製作なども行っています。
『虹色商店』さんは、美味しくて可愛いカフェであると同時に、障害者の方々が主体的に社会に参加するための1つの架け橋でもあったんです。
そんな『レインボー・カフェ・プロジェクト』さん。
現在、私たち美観堂と同じく、クラウドファンディングを行っています。
リターンには、岡山県産の無添加ドライフルーツをご用意。
『新型コロナに負けれん!働く障がい者が岡山の農家を救うんじゃ!』
こちらもぜひ、ご覧いただき、ご支援いただけると嬉しいです。
最後に
今日ご紹介した『虹色商店』さんには、至る所に猫のオブジェがありました。
『レインボー・カフェ・プロジェクト』のスタッフさんには、猫好きな方が多いため、インテリアとして猫を置いているそうです。
最後に、『虹色商店』さんで見つけた猫たちで特に私が気にいったものを2つご紹介します。
ちょこんと座った読書家猫ちゃんと。
すずめと日向ぼっこする猫ちゃんです。
店内には他にもかわいい猫たちがいろいろいたので、コロナ明けの美観地区へのご旅行の際は、ぜひ店内で探してみてください。
『虹色商店』さんでも、今回のクラウドファンディングで購入できる『美観地区みらい券』をご利用いただけます。
例えば、「未来のクレープ代や雑貨代を先に払っておく」という形で、ぜひ虹色商店さんを支援してもらえると嬉しいです。
美観堂のSNSでもいろいろなお店紹介やレシピ紹介をしています。
よかったらフォローしていただけると嬉しいです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひ、またご覧ください。