こんにちは、山本忠信商店の佐藤です。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない状況でお盆休みに入りましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?十勝地方ではキタノカオリをはじめとする秋まき小麦の収穫もほぼ終わり、この後は春まき小麦の収穫が続き、お盆が終わったころには秋の気配が一気にやってきます。7月末に収穫されたキタノカオリの動画が完成しましたのでご覧ください。当日は天候にも恵まれ良い映像が撮れたと自画自賛しております。リンク元のファーム十勝のページには過去の小麦収穫の動画もアップしておりますので、よろしければ十勝の雄大な様子をご覧ください。小麦粉になり、皆様のお手元に届くのはもう少し先になりますので、もうしばらくお待ちください。
キタノカオリの収穫作業が始まりました。11日ぶりに真夏日を記録した十勝地方では小麦の収穫作業がピークを迎えており、生育状況の確認をさせていただいていた芽室町の山川農園さんでもキタノカオリの収穫作業が今日から始まるということなので、ドローンでの撮影に行ってきました。心配していた収穫直前の降雨の影響による穂発芽もなく、きれいに実った小麦が無事に収穫を迎えることができ胸をなでおろしているところです。今日は朝から青空も広がり、日高山脈もくっきりと見えていました。ドローンによる動画撮影もしておりますので編集が終わりましたら皆様へ公開したいと思います。まずは無事に収穫作業が行われているという報告でした。
写真の小麦畑は「きたほなみ」です。キタノカオリの収穫はもう少し先になります。昨日は帯広で最高気温が31.5℃を記録し真夏日になりましたが、今日も朝から青空が広がり絶好の収穫日和です。今夜から明日にかけては雨の予報が出ており、4連休中も雨マークが出ているので生産者の皆さんはどのタイミングで収穫をするのか悩んでいるところです。何度もお話ししていますが、小麦にとって収穫期の降雨は「穂発芽」のリスクが高く、場合によっては10か月かけて育ててきた小麦がダメになってしまうこともあります。昨日発表された15日現在の作況によると、小麦は順調にきていますのでこのまま無事に収穫を終えてもらいたいです。
7月に入り小麦も日に日に色づいてきました。(上の写真は「ゆめちから」の圃場です)昨日発行の十勝毎日新聞の1面トップ記事は「長雨なければ”小麦”粒多く豊作基調」です。6月上旬の好天で順調に生育が推移しており、このまま雨に当たらなければ豊作になるとのこと。ただ、記事の後半にも書かれていますが心配なのは収穫期の降雨の影響による「穂発芽」です。特にキタノカオリは穂発芽のリスクが高い品種、雨が降らないことを祈る日々が続きます。
7月に入り小麦も色づいてきています。九州地方など大雨の影響を受けた犠牲者の皆様にはこの場を借りてお見舞い申し上げます。北海道地方では今のところ影響もなく、6日に十勝総合振興局から発表された1日現在の作況によると、秋まき小麦は6月下旬は日照不足だったが、上旬までの好天で最低気温が高く推移し地温が確保され、生育の遅速に影響は出ていない。小麦は受粉が良好で生育が1日進むなど、「全体的に順調な生育」(農務課) となっています。皆様からご支援いただいた資金をもとに購入した「ストップエース」が納品されました。小麦生産者の皆様へは随時配布し今後に備えます。