工房シーダーノ代表八尋です。ストロー用に栽培した大麦ですが、もちろん種子もたくさん収穫しました。足踏み脱穀機以外、麦用の機会はありません。穂から実を取るのも、混ざったゴミを取るのもみんな手作業です。茎を切り出す作業が少し落ち着いたので、取っておいた大麦の穂から実を取る作業をしました。袋に入れて足でふみふみ。乾燥しているのでこれで外れますが、大麦の芒(のぎ:長い毛のようなもの)も一緒に細かく残ります。それを風にあおりながら飛ばしていきます。昔の唐箕(とうみ:風力で穀物に混ざった塵などを飛ばして選別する農具 )があればあっという間、なので農家さんの蔵にないか探してもらってます。大麦の芒は太くて先はするどく、手袋をして長そでシャツを着ていてもいつの間にか肌をチクチクと刺しています。地味に痛いです。暑くて汗だくになるので、そっこーでお風呂に入りたくなります。今回、残念ながらすべてを麦茶にするのはちょっと無理かも・・・(´;ω;`)ウゥゥ来年の種も欲しいし、植えたいという人にもあげたいし、麦芽糖作りもやってみたいと、使い方は色々です。それでも残ったら、知り合いで鶏を飼っている方がいるので、食べてもらおうと思ってます。機械があれば便利で早くできますが、一つ一つの作業を手でやってると、本当に昔の人はすごかったんだな~と感じるとともに、そういう作業を全部出来るんだと、ちょっと嬉しくなります。ストロー作りが落ち着いたら、早く焙煎して今年の麦茶を飲みたいです。
こんにちは、工房シーダーノ代表八尋です。麦の茎からストローを切り出す作業、なかなか根気と手間がかかりります。「難病の人たちの働きと暮らしを応援する Npo法人喜里 」さんに作業をになっていただいています。定期的に麦の束を運び、保管もしていただいています。私も麦わらを運んだあとは作業を手伝います。一緒に作業してる方は歌の好きな方で、歌いやす曲とか、少しおしゃべりしながらやられています。かたわらでスタッフの方も利用者さんがやりやすいようにサポートしながら、作業をやっていただいています。切りながら割れているもの、色が変なもの、薄すぎたり形がいびつなものなど、不良品もたくさん出てきます。全部手作業です。昨年の試作品は2000本でした。しかし今回は最低30000本の生産を目指しています。実際切ってみないとどれだけできるかはわかりません。やること全部昨年とは大違いです。 大量に作るのがこんなに大変とは・・・・。今回は切る作業、喜里さんの他に、私の友人4人がボランティアで手伝ってくれてます。ほんとありがたいです(´;ω;`)ウゥゥ。大麦ストローを売って来年は内職賃ぐらいは出せるようになりたいと、強く思いました!私も自宅の玄関で切ってます。好きなアーティスト(〇RASHI)のライブ1本分聞きながら集中してやると1000本ぐらいできてます。さすがに背中が痛くなりますが。切る作業はまだまだ続きます。
工房シーダーノ代表八尋です。この8月、大麦ストローの商品化を目指して準備しています。梅雨に入りこの数日雨の日が続いています。麦刈りはこの雨の前にすべて刈り取ることができました。ホッとしたのも束の間で、天気の良い日にハウスの中で干していた大麦が、雨のため湿度の高いハウスでぐったりとなり、あわてて倉庫に運び大型扇風機にかけ、乾燥状態を保つことができています。なんか梅雨時の洗濯ものみたい・・・とつぶやいてしまいました。大麦ストローの事をいくつかのメディアが取り上げてくださいました。京都新聞https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/257381 NHK滋賀https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20200612/2060005096.html これから切る作業、煮沸、梱包とまだまだ作業はあります。一つづつクリアーしながら進めたいと思っています。