9日~始まったボランティア&遊びの5日間、the 5days Mushizaki. 延べ72名の参加者が最後の追い込みに駆けつけてくれました。島内・島外・大学生・高校生・社会人・・・それぞれのバックグラウンドをもった人たちが虫崎100人盆踊りに熱い思いを向けて作業を行いました。 そして13日当日・・・。今までの天気が嘘のように暑い日になりました。 私たちの夏は今日のためにあるような、そして今日が終わると夏も終わるような・・・そんな気分になりました。 会場設営・飲食・交通誘導・受付・進行それぞれの分かれ、各チームでミーティング。 この日のために、スタッフTシャツではなくスタッフ前掛けを作りました!一致団結が高まっていきました。『無限界集落 むっ 虫崎百人盆踊り』 私たちに限界はない、限界と思ったときが限界だ。そういう思いで始まったこの企画。これだけの人が17人の集落に集まり一つのプロジェクトに動く・・・。そんなことがここで起こりました。 迎えた17時30分開場。 「坂の上まであがるんがてぇそぃ(たいへん)からゆっくりぼつぼつ上がるわ」というおじいさん。「おれは、ここの坂はなんどもあがったんだ、分校にかよっとったからな。最高なんだよ、この上の景色は」・・・少し足をひきずるように坂道を上がっていきました。私たちがたくさん人を集めることで、お年寄りに無理をさせてはいないか・・・そんな気持ちが湧きました。おじいさんに無理はしてもらいたくない・・・だけど、そのときの分校の雰囲気を感じてもらいたい・・・。複雑な思いをしながら背中を送りました。 18時00分開演。 新潟大学の学生と地元の子ども(村唯一の小学生だいき)によるオープニング太鼓。 公民館長であり今回のプロジェクトリーダー兵庫勝のあいさつ、区長の乾杯で虫崎100人盆踊りはスタートしました。 流しそうめん、スイカ割り、かき氷、バーベキュー、焼き鳥、生ビール!!!!そして地元婦人会の手料理の数々!!! 祭りだ!祭りだ!!! 地域の人たちが「よーきた、よーきた!」と飲めや食えの大騒ぎ。島外から来てくれた人も「こんなに地元の人たちが近くて楽しい!!」という声もいただきました。 17人+30人近くのボランティアが一致団結している雰囲気とこの笑顔あふれる会場・・・。限界集落が無限界集落になった瞬間!と思いました。 馬首集落の鬼太鼓やゆるきゃらおんでこちゃんの登場、新潟大学映画部による今昔スライドショーがあったり、花火があったりと祭りは続きます・・・。 そして・・・ 20時盆踊りスタート・・・・ みてください! これが17人の住民の集落が起こした100人盆踊りです! 当日会場はわかっているだけで163名(palette公式発表)の参加者がいました。 受付終了後でも会場に駆けつけてくれた人、イベント費の徴収のないベイビーも含めると200人超えていたのではないでしょうか・・・。 熱い思いを抑えることができません。 このプロジェクトは皆さまのご支援があり実現しました。 今からリターンのフォトブックの作成にとりかかります。 ひとまず、虫崎100人盆踊りが無事終わったことをご報告させていただきます。どうもありがとうございました!!!地域支援戦隊palette一同
虫崎100人盆踊り。プロジェクトリーダーは虫崎出身の兵庫勝。そして受け皿となってくれるのは17人の住民。 そこへ企画運営は今年4月に結成した地域支援戦隊paletteという有志の6名の仲間でやっています。 兵庫勝もpaletteのメンバー。 メンバーは佐渡出身者や佐渡へ移住したメンバーで構成されています。私たちは、佐渡に転がっている地域課題(色)に一つずつ向き合って、ワクワクする島になればいいと思って集まりました。色んな人を巻込みながらたくさんの色(地域課題)が新しい色(ソリューション)を生むように活動していきたいと思っています。 ※イメージ その色を生み出す場づくり・人づくり・機会づくりができればいいと思い絵具を混ぜ合わせるパレットをイメージし、名前をつけました。 paletteとしての活動はこれで2つ目。1つ目は「さど友つくらナイト」という新潟市で行った交流イベントです。 佐渡島は新潟県に属していますが、「修学旅行でいったことある!」という新潟県人が多く、成人してから島ファンになる人は意外と少ないのです。佐渡の友だちで来たら来やすくなるんじゃない?というテーマのもとこのイベントは開かれました。私たちとしても新潟市にたくさんガタ友ができ、この交流が生むこれからの新しい動きがとても楽しみな1日でした。 そして今回の虫崎100人盆踊り。 プロジェクトリーダーの兵庫勝の熱い想い。それに答えた私たちpalette。資金の補てんにクラウドファンディングを使いましたが、皆さんからご支援いただければいただけるほど「責任が重い」「怖くなった」という声もメンバーから上がりました。今でも誰もがその気持ちを多かれ少なかれもっています。 うっかり私も「責任でつぶされそう」と支援いただいた方にもらしことがありました。でも、笑い飛ばされ「うまくいかなかったからといって、怒る気持ちなんてこれっぽっちもないよ」と言われ「見守る目が増えてるってことだよ」と。 私たちの活動は始まったばかり。これからも佐渡で生きていくのだったら、少しでもワクワクする毎日にしたい。自分が住みたいと思う場所にしていきたい、そういう気持ちでいきたいと思います。 今、キャンプファイヤのトップページに終了間際のプロジェクトとして虫崎100人盆踊りが載りました。多くの人の目に『虫崎』という地名がうつり、どんなところなんだろうと興味を持っていただけたら嬉しいです。 地域支援戦隊palette代表 熊野礼美
ついに最終日になりました・・・ 第2目標、リターンのグレードアップ、フォトブック作成に向けて残り38000円です。 クラウドファンディング・・・正直とても大変な1か月でした。でも、胸が熱くなる瞬間が何度もありました。特に新潟日報に掲載されてからでしょうか、「亡くなった主人が虫崎で教員をしていました」とか「閉校のときの教員でした」「虫崎分校で小中過ごしました」「私の父が虫崎出身、母が虫崎の教員、そこで二人は結ばれ私が生まれました」とか・・・33年も前に閉校した学校の先生たち・生徒たちからのお手紙が続々と虫崎公民館に届いています。 クラウドファンディングは今日で終わってしまいますが、お手紙をくださった方を訪ね歩いて昔の虫崎の様子をまとめたいと思いました。・・・虫崎で生まれ育ったプロジェクトリーダーはそれをやるつもりです。 個人的な思いとしては、虫崎唯一の小学生だいちゃんに生まれ育った故郷をしっかり残してあげたい思っています。フォトブックにしたい・・・という想いはもしかしたらだいちゃんへプレゼントしたい気持ちが一番大きいかもしれません。
虫崎100人盆踊り・・・この100人っていうのは実は当日100人集める!というのが目的ではなくて・・・ この盆踊りをきっかけに100人の人が虫崎という小さな集落と関係をもってほしい!という気持ちを込めて100人盆踊りという名前をつけました。 その取り組みの一つが「あなたも100人の出演者になりませんか?」という100castです。 虫崎100人盆踊りのHPをご覧になったことはありますか? ここに共演者というタブがあり、虫崎住民と運営チームである地域支援戦隊palette、それとボランティアに参加してくださったみなさんが出演者として並んでいます。 クラウドファンディングのリターンにも含まれています。 中には「しょーしねぇーし、かんべんしてくれぇっちゃ。」(しょうしねぇ=恥ずかしい)といって遠慮なさった方もいますので、強制はいたしませんが、ご支援いただいた皆さまも、100人盆踊りを一緒にする出演者として並んでいただきたいと思っています。 あと2日、第2ゴール(フォトブック作成)まであと44000円!
\目標金額50万円達成!!!皆さまありがとうございました!!!/ 6月1日にプロジェクト開始をクリックしたのがもう遥かかなた昔のことのように感じます。本当に長かったこの1ヶ月。3日を残して50万円、達成いたしました。本当にありがとうございます。 今回クラウドファンディングを通して、思わぬ結びつきがあったり色んなところからお声をかけて頂いたりシェア数もぐんぐん伸び、驚きの反応でした。 「限界集落に限界はない」これを合言葉に住民・palette一同携わっていましたが、本当に『限界はない』のだなと今改めて思います。周りからは「限界集落だ」と言われますが(事実なのですが)自分たちで限界を決めているわけではない。自分の限界は人が決めるものではない、どこでどう生きたいか、それを決めるのが自分たちだ。そういう気持ちが住民にはあるように思います。 「限界集落に限界はない」そう思っていても、現実、目の前にそれを見せてくださったのは皆さまだと思います。本当にありがとうございました。 50万円を達成した今、第2目標に向けて走ります。目標は+60000円。 リターンに含まれているサンクスカードをフォトブックにグレードアップしたいと思っています。 当然ながら、虫崎専門のガイドブックはありません。佐渡のガイドブックの中にも虫崎という地名はないでしょう。 今回のプロジェクトをストーリーブックのようにしてお届けしたいと思います。 手元に届いた手紙の中には、昔生徒だった今はおじいちゃんや先生だった人もいらっしゃいました。その人たちにもぜひお届けしたいです。 今回の虫崎100人盆踊り。関わり人数100人を目指して。新たに目標を設定いたしました。 あと3日。虫崎という地名をたくさんに人のお手元に・・・。記憶に残るプロジェクトでありたいと思います。