前回のベロニカバケツの設置に引き続き、セイチェレのコミュニティメンバーに2回目の送金をし、「Fight COVID-19 with ViVID」新型コロナ対策として以下の活動を行いました。6月7日時点で18万5千円のご支援を受け賜っております。ご支援くださった方々のご理解・ご協力に厚く御礼申し上げます。
1. 新規ベロニカバケツの設置 2つ(累計6つ)
2. 高齢者への感染症対策グッズの作成と配布
1. ベロニカバケツの設置
ベロニカバケツを住宅地の中に新たに2つ設置し、前回の設置分と合わせ合計6つのベロニカバケツがセイチェレに設置されています。現地スタッフがViVIDオリジナルシールを作成し、ベロニカバケツバケツに貼ってくれました。老若男女様々な住民がViVIDのベロニカバケツで手を洗い、感染症対策に取り組んでいます。また、ベロニカバケツは、逐一水を継ぎ足して使わなければならないのですが、住民ボランティが管理者となりベロニカバケツの水の継ぎ足しや石鹸の補充を行っています。
あと4つベロニカバケツを設置すれば、約4,600人のコミュニティ住民が隈なく手洗い場にアクセスができるだろうと言う現地スタッフの意見を元に、残りの手洗い場の設置場所を決めマップにしました。人の集まりやすいモスクやマーケットなどへの設置は完了しましたが、日常的に手洗いをするためには住宅地へのベロニカバケツの設置が課題となっています。
2. 高齢者への感染症対策グッズの作成と配布
今回の「Fight COVID-19 with ViVID」プロジェクト フェーズIIには、セイチェレの長老が抱いていた住民の不十分な感染症対策に対する懸念が背景にあります。ViVIDも先日現地から「ベロニカバケツを設置したよ!」と言う報告を受けた際に、感染症対策が十分でない住民が多く写真に写っていたことが衝撃的でした。感染症対策グッズを買うお金がなかったり買う場所がないという理由で住民の多くは身に付けていません。そこで、支援金により感染症グッズを作成することに致しました。
セイチェレの仕立て屋さん9人を総動員し、それぞれ1700円〜2000円ほどをお支払いして一人当たり100枚程のグッズを作ってもらい、まず新型コロナの重症化リスクの高い50歳以上の住民約800人と路上マーケット販売者40人に配布致しました。セイチェレヘルスセンターの看護師長を筆頭に、村の有志の若者が一軒一軒巡回しました。仕立て屋さんは新型コロナの影響でお仕事がなくなっている状況で、できる限りセイチェレで作ることで、彼らの収入にも繋がっています。
ベロニカバケツ4つと感染症対策グッズ約4,000枚の配布を目指して、引き続きクラウドファンディングを行っております。是非「Fight COVID-19 with ViVID」を拡散いただけますと幸いです。今後とも日本メンバー・ガーナメンバー共々活動に邁進いたしますので、最後までご理解・ご協力お願い申し上げます。