私の大切な人を守るために、
あなたの大切な人を守るために、
私はこのプロジェクトを始めます。
▽2017年9月7日追記
サクセスしました!皆様ご支援ありがとうございました!
とは言え、ぼくらがこのプロジェクトで見ているのは10年先、20年先です。
そしてこのプロジェクトは9/12(火) 23:59まで続きます。
より多くの方の目に触れ、少しでもこのアイデアが広まり、多くの継続的な防災の取り組みが生まれることを願いつつ、わたしたちのプロジェクトがその一端を担えるように、真摯に取り組み続けたいと考えております。
引き続き応援していただければ幸いです。
また、このプロジェクトにご共感いただきました、茨城で防災にも関心を高く持っていらっしゃる農家さんと連携をとっていくことができそうです!これもひとえにパトロンとなってくださった皆様、シェアやRTをしてくださった皆様、今こうしてプロジェクトを見てくださっているあたなのおかげです。ありがとうございます!
ご賛同いただきました農家さんの「さつまいも」と「イチゴ」を新たにリターンに追加いたします!
引き続き応援のほどどうぞよろしくお願いいたします!
△追記終わり 2017年9月7日
1.ごあいさつ
こんにちは!株式会社しびっくぱわー 代表取締役の堀下恭平と申します。
私はこれまでに、行政コンサルの会社を設立して全国の市町村におけるまちづくりのお手伝いをさせていただいたり、NPO法人グリーンバードつくばチームを創設してまちのおそうじを楽しくクールに展開したり、Tsukuba Place Lab(通称:Lab)という筑波大学すぐそばのコワーキングプレイスを創設し大学生を中心にたくさんの”若者”と一緒にコミュニティの在り方について考え行動したり、とたくさんの人を巻き込みながら”まちづくり”事業を展開してきました。
△たくさんの人に助けてもらいつつ巻き込みながらアクションし続けています。
特にLabについては『明るくワイワイ楽しく仕事が生まれる"ワーキングプレイス"を創ります!』というクラウドファンディングを実施し、124名の方から100万円以上のご支援をいただいたり、150名以上の方と一緒にDIYで場所をつくったり、オープン後も7か月で180回以上のイベントを開催したり、これまでに延べ2,000名以上が利用している「みんなでつくる、みんなの場」というコンセプト通りのコワーキングプレイスとなりました。
Labは日々たくさんのプロジェクトや事業が生まれていく、まさにその現場となっています。また、たくさんの優秀な学生たちが、”やりたい”を実現するために起業したり、これから社会に大きなインパクトを与えていくだろう企業に就職していく様に出会う現場でもあります。
そういった環境を提供できているという喜びを日々感じると同時に、私自身も実現したい社会問題の解決を目指して、まちづくり活動の次の展開として、次のチャレンジとして、このプロジェクトを開始することにしました。
2.なにをするのか?
日本全国に無理なく持続可能な防災拠点ネットワークを築きます。
まずは”実験”として、その1つ目をつくばみらい市につくります。
3.プロジェクトを始めたきっかけ
私がこのプロジェクトを始めたきっかけは2つあります。
1つは”身近な”2つの震災、そしてもう1つは人との出会いです。
①”身近な”2つの震災
私は大学進学を機に2010年春から茨城県つくば市に住み始めました。
年が明けて、次の春を待っていた2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
その悲惨さは筆舌に尽くしがたいものですが、震度6弱の揺れや重なる余震、インフラ基盤の揺るいだ状態で続く先の見えない日々の中で感じたことは「今、目の前の、人と人との出会いや繋がりを大切にしたい」というものでした。
△東日本大震災によって被災した福島県南相馬市の家々
東日本大震災における”復興ブーム”が過ぎ去った後の”防災ブーム”ともいうべき状態もある程度の落ち着きを見せ始めた2016年4月14日、今度は私の生まれ育った熊本で震度7の大震災が起きました。
△熊本震災の震源地である熊本県益城町の全壊した家屋
幸いにも私の家族や友人は無事で、1年近くたった今では”普通の”生活ができています。
安心感と同時に、既に忘れつつある”備え”の意識。
災害後すぐは”防災グッズ”が軒並み売り切れ、家にはたくさんの”備蓄”がありました。
しかしそれも、喉元過ぎれば…。
あれだけ意識していた防災も今となってはそんなに意識を持てず。
「何もしていない」という罪悪感を抱きながら”普通の”生活を続ける、そんな日々でした。
②人との出会い
そんな”もやもや”とした状態が続くも、過ぎ去っていく”平和”な日常。
私自身が「防災」を普段の生活から切り離している現状にありました。
そのような中にあって、同じ志をもつ”仲間”とLabで出会えました。
ソーラーパネルを2基、つくば市のお隣「つくばみらい市」で所有しつつ、本業はIT分野の会社を興し経営する人でした。
当時の私には太陽光発電そのものに対する強い興味はなかったものの、お話を聞くにつれ、その可能性に気づきました。
当たり前ですが、ソーラーパネルがあれば【電気】があります。
同施設内に井戸もあるため【水】もありました。
そしてソーラーパネル下の空間を有効活用するためにミミズコンポスト(※ミミズを使って生ごみの分解を早めることで、効率よく生ごみから堆肥をつくる仕組み)の展開に事業として取り組むNPO法人ミミィ・エコダとの出会いもあり、生ごみの効率的な分解、すなわち【バイオトイレ】もありました。
△つくばみらい市狸穴にあるソーラーパネル
平時は発電設備として、有事には生活電気として利活用。
△ソーラーパネルの下を活用しミミズコンポストを設置
平時にはコンポストとして、有事にはバイオトイレとして利活用。
△通常よりも高く設置してあり最低部でも2.5mの高さ
平時は防災グッズやシェアできるモノを収納し、有事には防災拠点としてヒトも集える空間として利活用。
△東京駅から50km圏内、葛飾区からは35km圏内
東日本大震災時には8時間以上歩いて帰宅した人が11%という報告もあります。
空間はあり【電気】と【水】そして【トイレ】という有事における【住】がある。
それならばあとはこの空間に、それぞれの【衣】【食】があれば難を逃れられるのでは?
その考えから生まれたアイデアです。
「衣」と「食」をこの空間に置いておくことができれば、有事の際の避難場所となり得るのではないか?こんな空間が今はまだなくとも、まず1つつくってみて成功すれば、私たちはこのアイデアと”事業”を持って、”あなたのまち”にも防災拠点を築くことができるのではないか、そう考えています。
4.チームメンバー
私はこのアイデアをもとに”無理なく”防災を日常すなわち平時に落とし込めるサービスをつくりたいと考えました。
同じ想いで集まった仲間がいますのでここで紹介させていただきます。
藤岡 潤 / 株式会社CHASQUI代表, NPO法人ミミィエコダ副理事
須藤 清 / 中小企業診断士
上野 勝博 / 株式会社アールシーコア 常勤監査役(退任)
堀下 恭平 / 株式しびっくぱわー代表, Tsukuba Place Lab代表
△専門家集団が1つにまとまった瞬間
それぞれが”経済性”を持った事業主であり、防災を事業の延長線上に考え、一堂に会したメンバーです。
私たちの”資源”としてソーラーパネルがあり、どう”利用”することができるかから始まり、それぞれの興味・関心、そして仕事へとどう発展できるかを考える時間を大切にしました。
「防災はワクワクしない」
「有事に備える、という考えだけでは平時にはなにもできない」
「経済活動を生まないから防災意識は醸成されづらいのでは?」
そういった想いをもとに、まだない事業をこれからつくっていく仲間です。
5.実現したいこと
日本中すべての地域に平時には経済性が担保でき、かつ有事には防災拠点となる空間をつくりたいと考えています。
そのために、まずは今ある資源である茨城県つくばみらい市のソーラーパネルを利活用し、事業化させたいと考えています。
△1つ目は茨城県つくばみらい市につくります
△茨城県つくばみらい市狸穴
つくばみらい市におけるソーラーパネル下での取り組みを事業化させ、経済活動と防災拠点をセットにしたエコシステムを構築し、すべての市町村に、あなたの住むまちに、事業展開したいと考えています。
そのために構想したモデルが『ソーラーシンビオシス』です。
※シンビオシスとは:「(相利)共生、共存、共同生活」
△ソーラーシンビオシスとして事業と防災をセットで構築
この考え方に基づき、本プロジェクトでは今あるソーラーパネル下の空間にコンテナを購入・設置し、2つの用途に分けて運営していこうと考えています。1つは、有事の際に必要となる水や食糧、調理器具を標準装備として備蓄する倉庫。もう1つは、よりプライベートな倉庫で例えば常備薬やコンタクトレンズ等の個人にとっての必需品、さらにはその人にとっての”心の支えとなるモノ”などを入れておく倉庫。この2つを設置し管理しようと考えています。
△緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド 農林水産省HPより
6.資金の使い方
△これだけあればひとまず生き延びられるというもの。
これらは私たちが「標準装備」として備蓄いたします。
トランクルームを契約していただいた方にはプラスして「自分だけの大切なもの」を備蓄するスペースをご提供するのが私たちのサービスです。
7.最後に
「防災ってめんどうだしダサい。」
このイメージを変えたいと思っています。
有事だけでなく平時から意識的かつ主体的に考えるからこそ意味のある防災についてどうやってモチベーションや興味を維持できるかと考えたときに、その1つが私にとっては「経済活動とどうリンクできるか」であり、その価値をしっかりと伝えられるかどうかであると考えました。
災害はとても残酷です。
いつ来るかもわかりません。
だけれど、いつか来る可能性があるのならば、対応したい。
純粋にそう思っています。
1人でも多くの方とこの”想い”を共有するために、今回クラウドファンディングをはじめました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
『私の大切な人を守るために、あなたの大切な人を守るために、私はこのプロジェクトを始めます。』
最新の活動報告
もっと見るこれからの話を本気でできる仲間と取り組むということ
2017/07/18 23:14こんばんは! 7/18(火) 21:00現在で23名の方から213,000円のご支援をいただき、達成率が71%となっています。ローンチ後9日が経ちました。ご支援をいただきました皆様!シェアやRTしてくださった皆様!ほんとうにありがとうございます! 今夜は一緒にプロジェクトを立ち上げている、株式会社CHASQUI代表の藤岡さんと上野さんと3人で飲みながら”これからのこと”について語り合っています。 もちろんこのクラウドファンディングについても話しましたが”そんなの”は序の口。 今は憲法9条やらIPOやら日本の雇用についてなどなど、”大きな”話をしています。 このプロジェクトでも見ているのは、つくばみらい市狸穴にあるソーラーパネル下の利活用ではありません。この仕組みが日本全国に広がっていき、すべての人の身近に経済性のある防災拠点が築かれる、”近い将来”を見ています。 一緒に将来を見てくれる方と、これからも走り続けていこうと思います。 もっと見る
多様な社会の実現をも実現させます。
2017/07/15 22:14こんにちは! 7/15(土) 18:00現在で19名の方から101,000円のご支援をいただき、達成率が33%となっています。ローンチ後1週間です。ご支援をいただきました皆様!シェアやRTしてくださった皆様!ほんとうにありがとうございます! 今回は13名もの方からご支援をいただきましたリターン ▽ 【つくほう米5kgお送りいたします】つくばみらい市狸穴に備蓄するお米「社会福祉法人 筑峯学園」にて栽培された美味しい「つくほう米」を5kgお送りいたします(玄米か白米かもお選びいただけます!) △ についてご紹介させてください。 つくほう米とは名峰筑波山にほど近い、つくば市 平沢地区 / 山口地区 / 北条地区の棚田にて社会福祉法人筑峯学園 障害者支援センター未来で生産されているお米です。 ▽筑峯学園のHPから引用します。 茨城県つくば市筑波山の山すその温暖な自然に恵まれた環境のもと、知的障害児・者の支援をしています。現在、知的障害児入所施設(定員40名)、障害者支援センター未来(通所作業所)、ほっとハウス(共同生活援助グループホーム)、相談支援事業所 の大きく4つの事業所を運営しています。大正12年から続く歴史ある施設です。 ということで、ひとことで言うと「知的障害児・者」が”お仕事として”つくっているお米です。 それを今回は適正価格で買わせていただき、そのまま配送させていただきます。 また、つくばみらい市狸穴に創設します防災拠点には500kgの備蓄米を置くのですが、そのお米ももちろん筑峯学園のつくほう米です! つまり、言ってしまえばこのプロジェクトを成し遂げるにあたっては、防災拠点の創設だけでなく、多様な社会の形成にも寄与できるんです!めっちゃよくないですか!?(手前味噌 安く買うでも高く買うでもなくただただ市場価格で取引し、リターンとして設定していることにこそ意義があると思っています。そのうえでたくさんの方がこのリターンにご支援いただけていること自体が嬉しいですし、もっともっとたくさんのご支援をいただけたらな、良さをもっと伝えなきゃなと思っています。 ぼくのベースには「みんなで」何かを成し遂げたいという気持ちが強くあります。 だからこそのクラウドファンディングでもあるのですが、防災を防災としてのみ取り組むからおもしろくなくて、持続しない事業になってしまっている状態を何とかしたいという気持ちから始まったのがこの企画です。さらには防災に経済性を加え有事と平時においてスイッチする仕組みにすることで持続性も生まれると考えて取り組んでいます。そして、この防災拠点を仕組み化するにあたっても、ただそれだけでは”まだまだつまらない”と思っていました。そこでリターンにつくほう米を組み込むことで「多様な社会の形成に寄与する」ことができるというものも組み込みました。 つくば市天久保にて運営しているTsukuba Place Labでも目指していることですが、ぼくはとにかく”ごちゃまぜ”な社会をつくりたい、と思っています。だからLabには仕切りがありません。みんなが1つの空間をシェアせざるを得ない空間にしました。 その結果、”少し不便なこと”も起こり得ます。 静かに作業したい人とおしゃべりしたい人。 イベントを開催する場として利用したい人と集中して作業をする空間として利用したい人。 (例えばまさに今もラジオの収録中です!通常利用のお客さんもいます。) 解決することはできると思います。 壁を設置したり、時間を分けて住み分けさせたり。 でもそれって窮屈だなと思ってしまいます。 ちょっと気になっても一緒に時間を過ごすことで得られるものがあるはず。 そんな想いを持って、この企画も進めています。 もっと見る
裏側もすべて話しましょう。
2017/07/12 00:32こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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