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#令和の大仏 【みんなの心を前向きに 新たな世へ歩み出すシンボル造り】

私たちが生きる現在に、みんなの力を集めて【コロナ大仏】を造りたい。コロナをきっかけに、改めて気づき、得ることができた「教訓や指針」。それを形に込め、その記憶を未来に繋ぐ為の「新たな大仏」を造るプロジェクトを立ち上げました。この大仏を造るには皆さんのお力が不可欠です。どうか大仏造立に参加してください。

現在の支援総額

3,045,000

20%

目標金額は15,000,000円

支援者数

178

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/06に募集を開始し、 178人の支援により 3,045,000円の資金を集め、 2021/01/24に募集を終了しました

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#令和の大仏 【みんなの心を前向きに 新たな世へ歩み出すシンボル造り】

現在の支援総額

3,045,000

20%達成

終了

目標金額15,000,000

支援者数178

このプロジェクトは、2020/11/06に募集を開始し、 178人の支援により 3,045,000円の資金を集め、 2021/01/24に募集を終了しました

私たちが生きる現在に、みんなの力を集めて【コロナ大仏】を造りたい。コロナをきっかけに、改めて気づき、得ることができた「教訓や指針」。それを形に込め、その記憶を未来に繋ぐ為の「新たな大仏」を造るプロジェクトを立ち上げました。この大仏を造るには皆さんのお力が不可欠です。どうか大仏造立に参加してください。

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最終報告令和6年9月4日、2020年より4年がかりで目指してきた「大仏の安置」が完了し、9月末に改めて最終チェックを行ってきました。今回は、クラウドファンディングの目的であった「大仏造立」の最終報告として、完成した大仏の写真を披露せていただくと共に、「大仏造立プロジェクト BIG BUDDHA PROJECT」の共同主催者である前田真治と風間天心それぞれより、改めてご挨拶を申し上げさせていただきます。大変長文にはなりますが、ご拝読いただけましたら幸いと存じます。尚、今後も「ミニ大仏3000体」を目標に定期的にワークショップを開催していきます。大仏の経過報告なども含めて、時折こちらでもご報告を継続していく予定です。前面より背面より左側面より右側面より案内看板を設置してくれていました夜のライトアップ______________________________________________ご挨拶長月の頭でありながら夏の盛りとあまり変わらない暑さの中で、大仏は洞春寺の敷地、(住職曰く)鬼門の位置に鎮座することが叶いました。ここに至ったのも、ひとえに大仏造立を応援してくださった皆さまのお力添えがあってこそです。本当にありがとうございました。今、総括という意味で、約4年間の活動を振り返って気持ちを著そうとしているのですが、スタートから4年も経つと、記憶は都合良く補正がかかって、何もかもが素敵なものに変化しており、忠実に語ることは難しそうです。ただ、体に染み付いた記憶はまだ鮮明なようで「大仏」という単語への小さな筋肉の拒絶感や強張りで、決して平坦では無かったのだと伝えてくれます。確かに、キャラバンから製作終わりまでの活動期間は、体も心も疲れ切って、何度もバグっていたことを思い出します。おかげで、脱臼のように癖が付き、通常ならバグる必要もない場合でも、簡単にバグれる特技を身につけました。(一応補足しておきますが、バグるとは、体力や精神力のリミッターを超えた状態で、疲れも恐怖も感じず、まやかしで楽になる状態のことです。)そんな状態ではありましたが、活動中に大きな事故やトラブルも(多分)無く、関わった誰もが五体満足で活動を終えたことは大変幸運だったと思います。目ぼしいトラブルと言えば、高速道路で急に車の警告ランプが全て点いてアクセルを踏んでも反応しなくなったり、暴走族の集団が一斉に検挙されている中で何故か族の仲間だと思われたり、キャラバンに同行していた仲間が焼き魚定食を食べてアニサキスに酷い目に遭わされたり。新しいところでは、レンタカー屋で借りたばかりのトラックが、走行して1時間ほどで車を覆い尽くすほどの煙を吐いたり、大仏組み上げに合わせて台風が来たり、、。概ね、青ざめる程度で留まり後に笑い話として消化できるので、これらは「多少の苦労はさせるが決して不幸は起こさせない」といった、仏様の粋な帳尻合わせとみなしております。とにもかくにも、キャラバンから制作に至るまで、様々経験できた事は間違いなく財産であり、皆様がお力を貸してくださった事で得られた物です。我々のたわいもない狼煙に真摯に呼応して頂き、惜しまず援助して下さった皆様には、感謝の言葉もありません。今、大仏を洞春寺に建ち終え、この大仏が今後どのような役割を担っていくのだろう?と考えたりします。1000を超えるミニ大仏が肉感を支えている大仏は、製作して頂いた方々の想いや表現が剥き出しで荒々しく、どの小像も意味を投げかけてくるのでザワついています。うまく言えませんが、仏像の形に沿った街が現れたような感覚で、人の想いや表現というのは集まればしっかり馴染みのある空気感を作り出すのだなと妙な安心感を抱いたりもします。そういったものは本来、荘厳で静謐な大仏という印象にそぐわないものかも知れませんが、人間にとても近いというのも、これまでの大仏とは違うベクトルで何かを授けてくれそうな気がします。ありとあらゆる方々が手がけたミニ大仏群には、より取り見取りの解釈が並んでいるので、手を合わせた時、目に入ったミニ大仏に、思いもよらず人生の答えが描かれているかも知れません。そのように、誰かが込めた想いを誰かが受け取って少し気持ちを好転させるような連鎖が起きると素敵だなと思います。ちょうど秋も深まり、夜長を利用してあれこれと書き綴ってまいりました。お礼とか、完成のご挨拶とか、この文がそんな体に仕上がっているのかは甚だ疑問ではありますが、様々な気持ちが交錯して取り留めのないのも、またこの大仏にふさわしい挨拶文なのではと都合良く解釈しでおります。最後に、重ね重ねではございますが、大仏造立にご支援ご協力頂いた皆様へ心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして、大仏様。形になって下さってありがとうございます!令和6年10月吉日前田真治______________________________________________ミニ大仏 1300体______________________________________________ご挨拶2020年、大仏をつくることを決めた2月の夜。寒空の月を眺めながら「これはきっと、一生をかけて向き合う覚悟がいるな」と、自分に言い聞かせたのを思い出します。覚悟はできていたものの、はじめて遭遇するパンデミックに翻弄されて、プロジェクトは何度も困難に見舞われました。その度に、たくさんの方々から様々な助けを借りて、なんとかここまで辿り着くことが出来ました。お伝えしたいことは山ほどありますが、あまり長くなっても仕方ないので、要点を大きく5つに絞りました。詳しいことは、皆様にお会いした際に直接お話できたらと思います。1 【 制作者の存在 】今だに誤解されている事実として、このプロジェクトは僕一人が始めたものでは無いということです。あくまでも、前田真治と風間天心の二人が共同主催者として、ここまで進めてきました。メディアに取り上げていただく際に、どうしても前田さんだけが切り捨てられることが多く、その度に残念な思いをしてきました。最終的に辿り着いた〈棚大仏〉も〈ミニ大仏〉も、途中経過で生まれた大仏プランは全て前田真治が考え出したアイデアであり、設計も彼によるものです。そして、安置場所である洞春寺に話をつけたのも前田真治です。歴史上の大仏が語られる際には、時の帝や僧侶名/寺院名のみが登場し、誰が設計し、誰が制作したのかは伝わっていません。このプロジェクトで伝えたかったことの一つは、大仏という姿が形づくられるには、実際に知恵を絞って汗を流す制作者や技術者が不可欠であるということ。もっと言えば、制作者(アーティスト)が主体となって作られる大仏もあって良いのではないか、ということです。2 【 魂 】プロジェクト内では、通算3回の開眼法要を行いました。まず、勧進キャラバンにお連れする〈勧進仏像の開眼法要〉次に、モエレ沼で大仏をお披露目をした際の〈大仏完成の開眼法要〉最後に、山口県の洞春寺で行った〈大仏安置の開眼法要〉開眼法要とは、仏像の目を開く、つまり魂を入れるための儀式です。しかし正直なところ、僕自身「魂とは何なのか」というのが明確にわかっていません。もちろん、儀式としての法要は不可欠であり、どのようにして魂が入るのかも原理的には理解しているつもりです。人間の意識を切り替える際に、形はどうであれ儀式というのは必ず必要な行為なのです。コロナ禍で人が集まれない時、個人的にでも何か儀式をした方が良いと思い、〈儀式をつくるワークショップ〉も開催したりしました。一方〈ものづくり〉をする中で感じるのは、作品を制作する過程で次第に何某かの〈魂〉が宿りはじめる感覚です。個人的にはこちらの方が体感として〈魂〉の実在を感じるのです。今回の大仏は、1300体以上の〈ミニ大仏〉によって構成されています。つまり、1300体の魂が込められているのです。『ドラゴンボール』の元気玉のように、〈みんなの思いが集まった大きなエネルギー〉こそが、この大仏の魂になっていると感じています。3 【 自己満足と公益性 】先日、あるお坊さんに大仏づくりの話をしかけたところ、「自己満足で大仏なんか作っちゃいけないよ」と一蹴されてしまいました。確かに、現状で存在する大仏の多くは維持費や修繕費が大きな負担となっており、プロジェクトを始めた頃も〈淡路の大観音〉の解体が話題となっていました。コスパ/タイパが重視される昨今、アート作品もまた、その存在意義に疑問が投げかけられています。創作意欲というのは人間に備わった生きる力の一つです。コロナ禍で鬱屈とした日々の中、ステイホームで絵を描いたり造形物を制作した人、DIYで家を改装したりする人も多くいました。僕が教えている中高生にも〈ミニ大仏〉をつくってもらいましたが、仏像を作ること自体が初体験なこともあり、みんな時間を忘れ楽しんで制作していたのを覚えています。大仏は形になりましたが、経費が底をついているため、現状では屋外での設置となっています。数十年もすれば綻びが出てきますが、使用している部材は簡単に手に入る木材等であるため、誰でも直すことが出来ます。残し続けることを後世に強いるのではなく、その時の人々が存続を欲すれば、必要に応じて修繕すれば良いのです。ただ、「何かを形にしたい」と芽吹いた創作意欲とエネルギーを、簡単に潰してはいけません。4 【 記憶と記録 】近年、立て続けに起こっている大災害。災害だけに限らず、辛い記憶は次第に忘れていかなくては身が持ちません。コロナという言葉に拒絶反応を起こしてしまうほど、コロナに関する記憶や体験も、早く忘れてしまいたい方が多いと思います。「皆さんにつくっていただいたミニ大仏を屋内で保護すべきではないか」とも考えましたが、ある程度は記憶を風化させていくことの必要性も感じ、大仏も〈風雨にさらされ自然に風化していくこと〉を受け入れることにしました。一方で「記録」は残していかなくてはいけません。プロジェクトのスタート時にも書いたように、1000年以上前の〈奈良の大仏〉が〈戦争、災害、飢饉、疫病〉を鎮めるために作られた経緯は、あまり知られていません。その事実を更に1000年後の後世に伝えるために、今、新たな大仏を経由する必要があると思ったのです。プロジェクトの一連の動きは、様々なメディアに記事として残り、オンライン上にも多くの記録を残しています。これからプロジェクトの記録集もまとめる予定です。パンデミックの中で、社会がどのように反応し、人々は何を想い、どんな行動をしたのか。当時の記録を辿ることができる、その一端は担えたかなと感じています。5 【 見通せない未来に 】「大仏をつくるなら今しかない」その想いだけでスタートさせたプロジェクトでしたが、初めは大仏の〈大きさ、姿形、作り方、場所〉が何も決まっていませんでした。〈今、本当に求められている大仏〉を見定めるためには、より多くの人から意見を聞くことが重要だと思ったためです。しかし、社会事態が日々変化するコロナ禍で、この不安定な目標を貫き通すのは、容易なことではありませんでした。一番大きな壁は、一度提示した〈型大仏プラン〉が金銭的に数年では実現不可能であることを認識した時でした。しばらくは、「時間をかけてもやらなくてはいけない」と自分を追い詰めましたが、前田さんが別軸で生み出した「棚大仏」が、実は今回の大仏コンセプトに非常に適していることに気づきます。あくまでもプロジェクトのゴールは〈大仏をつくること〉。できるだけ早く大仏を具現化するために、プランを大きく転換することにしました。そのお陰で、実現に至ることができたのです。指針となっていたのは、キャラバン第一回会場である須磨寺での対談で教えていただいた〈*ネガティブケイパビリティ〉という言葉。大きな壁にぶつかった時、〈目標を諦める〉のではなく、〈方法を転換しスライドさせること〉が肝要なのです。不透明な時代には、この姿勢が不可欠であることをプロジェクトを通して実感することが出来ました。(*答えの出ない事態や対処できない事態に耐える能力、または不確実さや懐疑の中にいることができる能力)以上、結局かなりの長文になってしまいました…申し訳ありません。大仏づくりを始めようとした動機として、「大仏を作るというのは一体どういうことなのか」を身をもって体験したいという思いがありました。そして、科学技術が発達し信仰心が変容する現代に、「大仏というのはどんな存在になりうるのか」を皆さんと共に考えたいという思いもありました。ぜひ、実際に山口まで足を運んでお参りしていただき、できれば大仏の一部である〈ミニ大仏〉をつくってみてください。この大仏を「私がつくった大仏」にしていただくことで、それぞれの中で感じた〈想い〉を教えてください。令和6年10月吉日風間天心______________________________________________最後に。改めて洞春寺へチェックに行った際、二人ともすぐに目に留まったミニ大仏がありました。それが、このお辞儀仏です。設置した際には他と同様の姿をしたミニ大仏だったのですが、〈蝋ろう〉で出来ているため、直射日光の熱で腰から曲がってしまったようなのです。まず、この形は大仏を屋外設置したことによって生まれた自然由来の形状(ある意味、神仏の力で生まれた形状)であること。それがこんなユニークな姿になっていることに驚きました。そして、まるで僕たちの想い(大勢の方にご迷惑をかけたことへの申し訳なさと、長いあいだ応援してくだっさった方々への厚い感謝の気持ち)を代弁してくれているようなこの姿に、深い感銘を受けました。と、いうことで、この姿をもって、最後のご挨拶とさせていただきます。これまで本当に、ありがとうございました!!!


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令和6年9月4日(水)、とうとう大仏が完成しました。しかし、かなり急ピッチで作業を進めることになったため、未だ撮影も十分ではありません。9月末にもう一度山口へ赴き、最終チェックをした上で、改めてご報告をいたします。ミニ大仏ワークショップのご案内現在1300体ほどのミニ大仏が並んでおりますが、まだまだ棚は埋まっていません。9月28日(土)に、改めて洞春寺にて「ミニ大仏ワークショップ」を開催しますので、この機会にぜひ、大仏づくりにご参加ください。(今後も、年に数回程度はワークショップを実施する予定でおります。)【ミニ大仏ワークショップ in 山口1】日時:9月28日 (土)  10:00~17:00   (上記期間、お好きな時間にお越しください。)場所:洞春寺 観音堂内料金:500円 (お持ち帰りは+1000円)内容:セメント製の「ミニ大仏」に色を塗ったり、紙を貼ったりして、オリジナルの仏像を制作することができす。(道具は全てこちらで用意しています。)完成したら、6m の「令和の大仏 ( 棚大仏)」に奉納していただきますので、ぜひ、自分なりの願いや想いをこめて、制作してください。(作業時間は約2時間程です。)TV取材、記事掲載のご報告今回の大仏安置に伴い、メディア各社に取材をしていただきました。台風の取材も入りお忙しい中、ありがとうございました。「サンデー山口」8/30https://www.sunday-yamaguchi.co.jp/cms/news/240831-news2「yab 山口朝日放送」8/31https://www.yab.co.jp/news-list/202408313821 (映像)https://youtu.be/ubVKAf02iSs?si=OTaTNxt4qXq4U_u7「毎日新聞」9/2https://mainichi.jp/articles/20240902/ddl/k35/040/199000c「宇部日報デジタル」9/4https://ubenippo.co.jp/2024/09/04/4103288/ (映像)https://youtu.be/Wb0kipru3FM?si=S7_y7DqXYGRQJRUt「Yahoo!ニュース」9/4https://news.yahoo.co.jp/articles/2da4d0b8ea9db45ad207f2c43c48ca7b3a9da88d「中國新聞デジタル」9/6https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/523238


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「大仏安置までの道のり1」のつづき8/30(金) 豪雨→ 晴今日は一日中スコールなので、屋根のあるところで棚板を選別したりして、すぐに設営作業を再開できるように下準備。また、明日は芸術祭初日の上に、「開眼法要」と「ガクさん(陶芸家)の仏前結婚式」もあるため、洞春寺山内は、それぞれが大忙し。山口市内は厳戒態勢で、配達業者もすべて営業停止しているため、問い合わせもできない。明日からのワークショップに必要な道具も届かないので、急遽100均に買い出しにいくが、営業停止のお店が多数。とにかく荷物が届かないと進められないこともあり、対策に追われる。まだまだ大仏が不安定な状態なので、ずっと暴風を心配していたが、どうやら台風は逸れて弱まってくれたらしい。雨の上がった夜中に、近所のマックへ走る。ブンちゃんたちが作ってくれる一汁一菜はホントに美味しいのだけど、そろそろジャンクを接種しないと体力がもたない。8/31(土) 快晴朝から天気は晴れ渡り、昨日までの嵐が嘘のよう。札幌から送ったミニ大仏14箱も2日遅れで到着し、一安心。前日の話し合いで、「開眼法要と大仏設営を同時並行で進める」ことに決定。開眼法要は深野住職の導師のもと、ケンさん、フッさん、ブンちゃん、風間は僧侶側に。前田さん、川西くん、ニイさんは、ある種のパフォーマーとして大仏設営側に。やっと再開できた大仏設営は、「開眼法要」中になんとか足部分を取り付けられるまでに進む。法要後に、TVなどのインタビューを受ける。たしか17:45から5チャンネル(yab)で放映予定だったけど、すっかり忘れてた。そもそも洞春寺の居間にあるTVは、いつも点いていないし。今日からスタートした「水の上芸術祭」は大盛況。「公開仏前結婚式」が開催された事もあり、お寺全体がお祝いムードに。昔はお寺でよくやっていた「餅まき」は、やはりメチャクチャ盛り上がる。ご開帳中の観音様(重要文化財)前で実施したミニ大仏ワークショップにも、沢山の人が来てくれて、新たなミニ大仏が33体。9/1(日) 快晴今日は大仏前で深野住職の「生前葬」を実施。さすが、いつもユニークな深野さんの葬儀なだけあって、法要中に何度も笑いが起きる。それが「誰の葬儀なのか」が、参列者にも明確に伝わる。それが生前葬の特徴。大仏自体はやっと棚板をつける準備ができて、昨日スカウトしたコウノさん(洞春寺敷地内にある児童養護施設の職員)も一日中手伝ってくれたお陰で、明日には完成できそうな所まで進む。午前中だけの予定だったミニ大仏ワークショップは午後にも延長して、新たなミニ大仏は更に36体。2日間で69体のミニ大仏が誕生。風間は北海道に戻らねばならず、離脱。帰還直前に、大仏設営中ずっとカメラを回してくれていたハイジ(オランダ人アーティスト)のインタビューに答える。9/2(月) 晴土台となる部材が組み上がり、何百とある棚板を1枚ずつ、選別しながら打ちつけていく。台風天候と打って変わった猛暑の中での作業。今日の作業は昨日から引き続き、ニイさん、コウノさん、ブンちゃんが来てくれる。ニイさんは木こりの技術を活用し、木の枝からロープを垂らしたプロの高所作業。コウノさんが持ってきてくれた「スライダー式はしご」も必須道具。全国を共にまわって想いを集めてきた1mほどの「勧進仏像」は、大仏の中に入れる「お内仏」として左足部分に収納。洞春寺のお檀家さんから奉納された「仏舎利 (ブッダの骨)」も中心に収納。作業は夜まで続き、ケンさんが持ってきてくれた夕飯は大仏の中で食べる。竹林の中に浮かび上がる「夜の大仏」はとても幻想的。これでやっと組み立て作業は完了し、あとは明日「ミニ大仏」を並べていけば、、完成!9/3(火) 晴朝早くから、芸術祭の出展アーティストや洞春寺に滞在している方々にも手伝ってもらい、約1300体のミニ大仏を並べていく。クラウドファンディングをはじめとした、出資者のお名前を明記した看板も打ちつけ。(今回の木札は仮のもので、新たに制作します。)プロジェクトの最終局面、7日間の「大仏安置までの道のり」がやっと完了します。前田さんも川西くんも今日中に帰らなければいけないので、高い所に載せるのは後日ニイさんにお願いすることに。細かいところまでチェックができていないので、今月中に改めて「洞春寺」伺う予定です。9/28(土)に、改めて洞春寺観音堂にてワークショップも実施予定なので、お近くの方はぜひ!


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先日、やっとのことで大仏が安置されました。洞春寺での大仏安置までに、実に様々な事があったので、日記形式でご報告しておきます!  8/22(木)→23(金) 晴大仏部材をとりに山口「洞春寺」からスタートした2tトラックは、京都舞鶴からフェリーに乗って北海道小樽へ。トラックには前田さん、ニイさん(木こり)、ブンちゃん(僧侶)の3名が同乗。8/24(土) 晴札幌「なえぼのアートスタジオ」に到着。月形/モエレ沼での設営も大活躍してくれた鷲尾くん(アーティスト)、川西くん(教育大生)に来てもらい、丸一日かけてトラックに部材を積み込み。トラックは小樽からフェリーに乗って舞鶴へ。8/25(日) 晴舞鶴に到着するも、しばらく走ったところで、トラックのタイヤがバースト。トラックは駐車場にとめて、深夜、前田さんのスタジオがある尼崎までタクシーで移動。札幌の風間は、トラックに乗せられなかった「勧進仏像、1300体のミニ大仏、ワークショップ道具」を14箱に分けて急いで発送。8/26(月) 晴尼崎でもう一台トラック(B)をレンタルするも、整備不良で大量の煙が。代わりに持ってきてもらったトラック(C)に乗り換えて、バーストしたトラック(A)まで戻る。しかし、修理工場に専用のタイヤがなく、タイヤを求めて神戸までまた走る。大仏部材を2台のトラック(A)(C)に振り分けて山口へ向かうが、昨夜から動き続けていたため、いったん広島で宿泊。札幌では、荷物の梱包やりなおしを命じられ、一箱40kg近い荷物を一旦もちかえり、再梱包。8/27(火) 晴なんとかトラック2台が山口市「洞春寺」に到着。安置場所に大仏部材を下ろす。前田さんは、となりの瑠璃光寺で五重塔を建てている工務店さんと打合せを行い、足場をお借りすることに。夜には、風間、川西くんも、札幌から山口に到着。ブンちゃんは、レンタルしたトラック(C)を返却するため、一人尼崎へ。8/28(水) 曇り朝から大仏の大枠を立てていく。ケンさん(僧侶)、フッさん(僧侶)、ガクさん(洞春寺境内に窯をもつ陶芸家)や、洞春寺に滞在している国際ボランティアの女性らにも手伝ってもらい、一番大きな部材は立ち上がる。ここが大仏設営における最初の山場なので、少し安堵。台風も近づき明日からしばらく雨なので、可能な限り作業を進めるが、残りの作業量を考えると不安が残る。夕方、洞春寺で飼っているヤギの散歩にでくわし、体中がヤギ臭に。ヤギ臭はジンギスカンの臭みに似ていて、しばらく食べられないかも。8/29(木) 豪雨朝から雨はどんどん強くなっていき、目も開けていられない程の豪雨に。作業効率のために油性マーカーで記載していた数値も消えていくため、作業は遅々として進まない。ただ、足場を今日中に返却する予定になっているため、豪雨のなか、足場が必須な頭部棚板をとりつけるも、町中に大雨警報が鳴りひびき、作業は強制終了。札幌から送った本日到着予定の勧進仏像とミニ大仏などの荷物は到着せず、万が一ワークショップまでに届かなかった時のために、素地のミニ大仏を型取りして増やしておく。明日30日に台風が直撃するため、予定していた開眼法要は延期に。深野住職の計らいで、夜はみんなでYCAMへ行き、爆音映画祭の前夜祭コンサートを聞く。梅田哲也さんの演出は最高だったけれど、極度の疲労のため途中爆睡。(「大仏安置までの道のり2」につづく)


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1年以上、札幌にて保管を続けてきた「大仏」を山口県「洞春寺」に安置させていただくことが決まりました。これまで応援してくださった皆様のお陰で、なんとかここまで辿り着くことができました。本当にありがとうございます。8月30日(金) に、「開眼法要」を執り行います。8月31日(土)と9月1日(日)には「ミニ大仏ワークショップ」も実施するため、前田真治と風間天心は現地におります。遠方の方が多いことと存じますが、ご都合あいます方は、ぜひ足をお運びください。今後はずっと「洞春寺」にて、大仏をご覧いただくことができます。定期的にイベントも行えたらと思っておりますので、今回ご都合があわない方もぜひ次の機会に、ご参加いただけたら幸いと存じます。また、大仏は屋外での設置となるため、これまでお納めいただいた「ミニ大仏」たちは、自然に風花し、色褪せていくこととなります。風化することを望まない方は、風間までご連絡ください。宜しくお願いいたします。______________________________________________ 「令和の大仏」ついに安置へ【開眼法要】 日時:令和6年8月30日 (金)  10:00~ 場所:洞春寺(山口県山口市水の上町5-27) 内容:  2020年、コロナ禍にスタートした「大仏造立プロジェクト」は、社会の変化に対応しながら、臨機応変に進んできました。  2022年、2年をかけて全国各地で多くの想いを集めてきた「勧進キャラバン」が、47都道府県を全てまわり終えます。  2023年、「6mの大仏」を北海道札幌市にてお披露目し、一度解体したのちは、最終的な安置場所を探しておりました。  そして2024年、有難いご縁をいただき、山口県山口市「洞春寺」にて大仏を安置をさせていただく運びとなりました。  この大仏は、みなさんの手によって魂を込められた小さな仏像「ミニ大仏」が集まることで、常に成長し変化していきます。  現在は1000 体ほどが並んでおりますが、もっと沢山 (5000体) の仏像たちが賑やかに並ぶ光景を目指しております。  また、「自然に風化していくことを許容する」それもこの大仏に与えた性質の一つです。  時間と共に色褪せることで治癒していく私たち各々の記憶。パンデミックの経験から得られた残すべき人類としての記憶。  いずれの記憶も真実であり、尊い意義を持ちます。この大仏の姿を通して、そんなことを感じていただけたら幸いです。【ミニ大仏ワークショップ】 日時:① 8月31日 (土)  10:00~17:00     ② 9月1日 (日)  10:00~12:00     (上記期間、お好きな時間にお越しください。作業時間は約2時間程です。) 場所:洞春寺 観音堂内 料金:500円 (お持ち帰りは+1000円) 内容:セメント製の「ミニ大仏」に色を塗ったり、紙を貼ったりして、     オリジナルの仏像を制作することができす。(道具は全てこちらで用意します。)     完成したら、6m の「令和の大仏 ( 棚大仏)」に奉納していただきますので、     ぜひ、自分なりの願いや想いをこめて、制作してください。 会場の「洞春寺」では、8月31日から9月2日まで「水の上芸術祭2024」が開催されております。会期中は様々な催しが予定されておりますので、こちらも併せてお楽しみください。