残り8日となりました! それでも、まだまだ目標には届いていません。。。 製造体制は整っており、後は収穫した大豆を原料に、「スプレ」を製造するのみになっています! 何とかここまで来ましたが、あと一押し、いや十押しの皆様のご支援が必要です。 ミヤギシロメの豊かな風味と、乳酸発酵による爽やかな酸味に加え、奇跡の酵母で開発した「スプレ」を、一人でも多くの方に届けたい! そんな気持ちで一杯です。 まだまだ私たちの努力が足りていません! 目標達成に向けて、加速します!
こんにちは! 待ちに待った宮城県岩沼市の大豆の収穫が始まりました。 収穫しています農業法人は農事組合法人「林ライス」です。 「林ライス」は、岩沼市の林地区の農業法人で、土地利用型農業と言われる主に米と大豆を栽培しています。 震災の際は、津波により甚大な被害を受けました。それまでは、個人の農家が個々で農業を営んでいましたが、農地の復旧が進む中、将来の農業経営は大規模化しないと成り立たないと判断して、国や市の支援を受けて、農業法人として経営を再開しました。 法人となると、社長がいて従業員を雇うというイメージですが、農事組合法人は「組合員みんなで頑張る」という組織体制になっており、あまり上下関係を持たずに従来の個々の農業を営んでいた雰囲気に近いものになっています。 それでも、法人経営では米ばかりを生産すると田植え時期と稲刈り時期に作業が集中し、栽培面積を増やしたくても、人員や農機具に限界が出てしまいます。そのため、大豆などの作業時期が異なる作目を一緒に栽培することで、年間を通して平均的な作業を行うことができます。 ですので、大豆は、農業法人が安定した経営を行うためには非常に重要な作目になります。 また、宮城県は震災以前からも大豆の生産には力を入れてきました。その理由は、米の転作作物として、国は大豆と麦を奨励してきましたが、麦の栽培が宮城県にはあまり適していなく、大豆の方が品質の良い栽培ができることがありました。 加えて、宮城県には「ミヤギシロメ」という、色や風味に優れた品種があります。「ミヤギシロメ」は高級な大豆と位置付けられており、市場相場も高いようです。 例年、大豆の収穫は稲刈り後の11月頃から年内一杯にかけて行われます。 農事組合法人「林ライス」でも収穫が始まっており、その風景を見ることができました。 収穫後は、乾燥・調製を行い、袋詰めして検査の後に出荷されます。 今年の出来も良いそうで、「スプレ」の製造が待ち遠しいところです。 もう間も無く、商品が完成します。 引続き、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いします!
改めて、こんにちは! 私がプロジェクトの代表の二上達也と申します。 宮城県生まれの宮城県育ちです。 宮城県の豊富な食材を生かして、加工技術に工夫し、地域の特産となる食品開発に力を注いできました。 これまでも、いくつかの新商品を開発してきましたが、植物性発酵クリームチーズ「スプレ」は私にとって非常に思い入れのある商品です。 思い入れの一つ目は、震災復興につながる商品であること。私は、東日本大震災が発生してから、ずっと被災地のための商品開発を展開してきました。被災地で収穫された野菜や果物を美味しく加工して全国に発信することを行ってきました。今でも、亘理・山元地域で収穫されたいちごの加工商品を扱っています。 「スプレ」では、被災地である岩沼市の大規模な農業法人から大豆を購入することとしています。被災地は震災直後は、泥や海水が田畑に流れ込んだために、土壌の質は非常に悪くなりました。ところが、国や地域、地元の農家の皆さんが非常に努力されて、土壌を再生し、再び農業ができるようになりました。そんな農地で収穫された大豆ですので、被災地の想いが詰まっており、私は、そんな大豆をより多くの方に食べていただきたいと考えています。 二つ目は、宮城大学の金内教授が10年かけて「奇跡の酵母」を発見してくれたことです。金内先生も「被災地のために何か貢献したい!」という気持ちを強く持っており、以前から研究していた「大豆の臭みを抑える酵母」を探索し、1,000種類を超える酵母の中から、1種類のみを見つけることについに成功しました。その確率は0.1%以下で、まさに「奇跡の酵母」です!金内先生が辛抱強く探された酵母を、私が世の中に商品として生み出したいと思いました。 三つ目は、商品の価値です。世の中には、乳を使用していないチーズがあります。色々食べ比べしましたが、どれも本当に美味しくない!添加物が入っていたり、粗悪な原料を使用していたり、原因は様々ですが、これを乳アレルギーの子供に食べさせるなんて、絶対にしたくない! そんな気持ちでこの商品を開発しました。現在はほぼ完成品になっており、風味や食感、保存性など十分に品質の高い満足できる商品に仕上がっています。 あとは、きれいに包装して届けるだけです。 もう少しで、産声をあげる「スプレ」ですが、皆さんの応援があってこそです。 是非、ご支援のほど、よろしくお願いします!!
今日は乳アレルギーの現状についてレポートしたいと思います。 アレルギーには、喘息や花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーがあります。 そもそも、アレルギーはどうして増えてきているのでしょうか? 今から50年前の日本では、アレルギーがほとんどなかったようです。ところが、現在では3人に1人が何かしらのアレルギーをもっていると言われています。その原因はいくつかあると考えられ、工業化が進んだことや食の欧米化、また衛生環境の向上などがあります。 また、アレルギーは年齢により症状が異なることが多く、「アレルギーマーチ」と呼ばれています。例えば、食物アレルギーは乳児で発症しやすく、関連してアトピー性皮膚炎の発症がみられます。 食物アレルギーは最近15年ほどで急増していますが、対象となる食物も多様化しており、以前にはみられなかった果実や野菜、イモ類などの食物アレルギーが報告されています。 (引用:食物アレルギー診療ガイドライン2012) 食物アレルギーの原因として最も多いのが鶏卵で、次いで乳になります。この2品目で全体の5割を占めます。どちらもタンパク質を含む栄養源であり、子供の成長には欠かせない食品ですが、アレルギーの原因もタンパク質で構成されているため、鶏卵と乳をアレルギーにもつ子供に食べさせることができません。 一方、大豆をアレルギーの原因とする方は2%と少なく、アレルギー物質を含む食品表示に関しても鶏卵や乳製品は法令で表示が義務付けられているのに対して、大豆は表示が義務化されていません。 そこで、私たちは「乳アレルギーのためにチーズが食べられない方に美味しいチーズを届けたい!」と考え、大豆からチーズを作ることとしました。 今日は、真面目な話になりましたが、これから、試食レポートなど、楽しくお話しします! それでは、また!
こんにちは! 「スプレが飲食店でも美味しく活用できる理由」について、お話しします。 「スプレ」は豆乳でできたクリームチーズ風食品です。 クリームチーズ風というのは、厳密にはチーズは乳製品からできるものなので、 豆乳由来はチーズではありません。 それでも、クリームチーズのような食感と風味なので、 「植物性発酵クリームチーズ」と、乳製品ではないことを明記しています。 本題に戻りますが、クリームチーズなので、当然、パスタなどの料理にも合います。 銀座酒場ブーケのシェフと、宮城大学金内研究室の学生のコラボにより、 「スプレ」を使用した、クリームパスタが完成しました! トップの写真は、前編で紹介したサラダと一緒に撮影してみました。 最初は、宮城大学の学生の皆さんが考案してくれ、それをベースにシェフが 調味など工夫していただいております。 早速、試食です! すごくあっさりしていて、油っぽくありません! 風味も、「本当に大豆なの!?」と疑うほど、普通のクリームパスタのようです。 これなら、たくさん食べられるし、なんと言ってもワインに合いそう! 学生の皆さんも美味しい!と言いながら、あっという間に全部無くなりました(笑) 取材は、あっという間に終了し、無事、金内先生のインタビューも終え、TVで放送されました。 銀座酒場ブーケは、仙台駅から徒歩数分で、とても人気のお店です。 満席になっていることも多く、夕方の早めの時間がお勧めとのことでした。 仕事帰りや出張で少し待ち時間があるときなど、是非、足を運んでみてください!





