【とても苦手だった甘酒が輝いた瞬間】
金のいぶきの特徴を最大限に活かし、更に栄養価をプラスして、お米を食べるだけではなくもっと身近に食せるものとしての加工品を考えた時に「甘酒だ!!」と思ったものの、正直自分は苦手というより甘酒が嫌いでした(笑)
全くお酒が飲めない私は注射のアルコールもダメ、お菓子にちょこっと入っているリキュールもダメな体質…。開発中もいろんな甘酒を試してみましたが、やっぱり苦手…ノンアルコールのものでも「発酵臭」のするものは本当に苦手でした(^_^;)
しかし!島津麹店さんの力で仕上がった甘酒なるものは、自分が苦手としていた甘酒とは全く違う!!という衝撃と共に美味しい!!が加わり、甘酒の概念が変わった瞬間でした!これなら身をもって美味しさを伝えられると思っていた矢先、たくさんの方に試食していただく機会があったのですが、甘酒と伝えただけで試食してもらえなかった人や苦手だとなかなか口に運んでいただけない人が意外に多くてびっくりしました。
その時に「甘酒」ではなく「甘糀」として先入観を無くそうと決めました!
一般的には甘糀というよりも「甘酒」という方が主流で、中身を伝える際も甘酒と言った方が本当なら直ぐに伝わります。
しかし、開発した甘糀は濃厚なため「飲む」ではなく「食べる」が正しい!
本来の甘酒にはない栄養素が豊富に含まれたスペシャルな甘糀!
そう思い『たべる玄米甘糀』としました。
しかし「たべる甘糀」だけでは、激戦区の甘酒界では埋もれてしまうし、何より『涌谷町のもの』として伝わらない…/(><)\ドウシヨウ
涌谷町の現代の金・金のいぶきを使用していること、仕上がりも栄養価も黄金に輝くものだということ…涌谷町らしさを組み込みたい!!
黄金の甘糀…!!黄金を「くがね」と読ませよう\\\\٩( 'ω' )و ////
黄金を「くがね」と読むのは涌谷町に来て初めて知りました。
町内には「くがね〇〇」と言った施設もたくさんあり、町の人には身近な言葉なんだ!と実感しました。
『くがね=黄金=涌谷町』
町の人には身近なものとして、町外の人には涌谷町が産金の町だということが伝わるものになるようにと願いを込めたのです!
残るは甘糀。甘糀だけでも正直連想はできるが、どっちにしても説明がいる。
仕上がった甘糀は今までにない蜜のような甘さ。
健康に繋がる連想にも繋げたい…
ただ食べるだけでは勿体無い。料理に使えそうだ!甘露煮とか…
『甘露!!!』
かんろ【甘露】とは…①非常に美味なこと。②古代インドの甘い飲み物。苦労を除き、長寿を保ち、死者をも復活させるという。のち仏教でも天人の飲み物とされ仏の教えのたとえともなる。
これだ!!この甘糀を表現するのはこれしか無い!!!と確信し、
黄金の甘露『くがね甘露』と名が決まった瞬間でした(((o(*゚゚*)o)))
それを元に信頼するデザイナーさんにロゴの作成をお願いしたところ、思いを最大限に形に表してくれました。
シンボルロゴは胚芽の大きい金のいぶき玄米でできた桜をイメージしています。
涌谷町は町花が桜の町。桜に囲まれたお城の風景が美しい町です。
長くはなりましたが、全てにおいて涌谷町の要素を詰め込んだギフトです。
涌谷町の新たなギフトとして輝きが増していける様に大事に育てて行きたいと、
我が子を思う親の気持ちで取り組んでいます!