こんにちは!スタッフの加納です。今日は先日行われたCAN BIKAS CAMPのレポートをさせて頂きます!
お天気にも恵まれ、秋晴れの下脱プラキャンプを開催することが出来ました。
事前のワークショップを経て脱プラキャンプで意識したことは以下の2つ。
1.家にあるものを持参することで、新たにプラスチック製品は購入しない
→事前に必要なものを想定し、持ち物の準備を入念にすることで新たな製品購入は控えることが出来ました。例えば、マイカップ・マイ箸の持参。
2.買い出しの際に極力プラスチックが使われているものの購入は控える
→キャンプ前の買い出しでスーパーマーケットに行きましたが、ほとんどの製品がプラスチックに包まれています。そこで、精肉店の量り売りでのお肉の購入、産地直送のマルシェでの野菜購入をすることによってプラスチックを最小限に抑えました。
これらを踏まえたうえで開催されたキャンプの中で新たな発見をご紹介します。
発見①
多くのプラスチック製品は代替品によって削減できる。以下の持ち物によってプラスチックを多く削減しました。
・ステンレスマグカップ
・シリコンマグカップ
・マイ箸
・スナックはお菓子ではなくフルーツ
・使いまわしボトルのシャンプー
・竹ブラシ
・土にかえるマグカップ
今後の脱プラキャンプでも活用できそうです。中でも最後のマグカップは、使用後は自然にかえるので使用すること自体が脱プラだけでなく環境保全にも繋がる素晴らしい製品なんです!
発見②
プラスチックを使わざるを得ない場面は、事前の想定不足によることが多い。上の写真はキャンプ2日間で排出したすべてのプラスチックです。
・ペットボトル
・ごみ袋
・発泡スチロール容器
・ウエットティッシュ
・着火剤
ウェットティッシュや着火剤がプラスチックを含んでいることはご存じでしたか?前もって成分等知っていれば、こちらも削減できていました。
今後キャンプ参加メンバーを中心に、上記にあげたプラスチック使用を免れなかった場面について考察し、改善策を考えていきます。
発見③
脱プラキャンプにおいて一番の難関が食品の買い出し。多くの食品がプラスチックに包まれている。
なぜこんなにも世の中でプラスチックに包まれたものが多いのか?という議論の中では様々な意見が出ました。
・食品を密閉することが出来る
・清潔感がある
・液体の漏れを防ぐことが出来る
・手を汚さずに済む
便利なプラスチックはこのようにして普及し今や生活に欠かせないものとなっていますね。
しかしながら「消費者行動が世界が救う」とも言います。プラスチックを買わないという私たちの消費行動こそがプラスチックにあふれた社会を変える可能性は大いにあるという意見もありました。
プラスチック製品を使用せざるを得ない場面に遭遇した中で、一つの解決手段として、CAN BIKAS CAMPから新たに環境にやさしい製品を生み出していく予定です。
そして私たちはキャンプの醍醐味でもある「自然のチカラを使い楽しむ」ことにも重点を置いていきます。
「脱プラをしながら、自然を楽しむキャンプ」
この実現に向けて今後も脱プラキャンプ開催を重ねていきます!
最後になりますが、この度本プロジェクトにご支援いただいた方、そして参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!
これを一過性のものにせず、今後も私たちBIKAS COFFEEと共に地球にやさしいキャンプ作りをしていただけたら幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします!