濱田アキよりお送りします。
犬飼のレポートを読んで反省。
私も絵本を持ち歩きます!
この期間、なるべく出会った人に絵本を見ていただきます。
そして、もし絵本を見てみたいと思っていただいたら、ぜひお声かけください。可能な限りうかがいます。
ひとりぼっちさんを表現します
さて、私は新しい表現に挑戦中です。
『表面に見えないひとりぼっちさん』を、目に見えるように文章化しようという試みです。
私の心の中にあるひとりぼっちさんをできるだけたくさん表現します。
Facebook上でつぶやいています。
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ひとりぼっちさんの例
<家族の形・ひとりぼっち>
ちっちゃい頃、母は家にほとんどいなかった。そばにはいつも父がいた。
ご近所さんから言われた。「あそこの奥さん水商売。旦那さんは家でブラブラ」。
私は父と母が好きで毎日幸せだったが、周りにはそんな家庭環境の子はいなかった。
「うちはヘンなんだ・・・」
<よそ者・ひとりぼっち>
「発音ヘンだよ。ここの言葉じゃないな。ぎゃはは!」
私はおしゃべりが大好きだったけれど、しゃべればしゃべるほど笑われてイジメられた。
「私、しゃべっちゃいけないんだわ」
<セクシャリティ・ひとりぼっち>
いつの日からか、何の抵抗もなく同性は私の恋愛対象だった。
周りにはそういう人はいなかった(いたのかも知れないけれど)。
小さい頃から秘密めいたことが好きだったから、それを大切な秘密事項にするのは何の苦労もなかった。秘密事項は、自分の意思で沈ませたり浮上させたりできるから楽しい。
でも、浮上させた時にあまりにも周りにびっくりされるので「驚かせたら悪いな」と思って浮上させるのをやめた。
浮上できない息苦しさへの対処として、私は、地下帝国を作ることにした。
そのうち、地下帝国以外のものにあまり興味がなくなって行った。
次第に私は人と本音で話す能力が低下し、人を斜めからしか見れなくなって行った。
人と同じ高さの目線が怖い。人より少し上から目線、それができないなら、地下帝国に逃げ帰る。
地下帝国で楽しみながらも、私は自分を「卑怯者」「弱虫」「いっそ消えちゃえ」と思っていた。
楽しみと秘密。楽しみと自己否定。
私の心が幸福を感じれば感じるほど、自分を消さなくちゃいけないと心がちぎれそうになる。