春爛漫の中津万象園。 そんな中、クラウドファンディングで3万円以上のご支援をいただいた方と、従来からの賛助会特別会員、法人会員の皆さまを対象に開催を予定している「中津万象園サポーター会議」について、現在、案内文や内容を考え中です 目的は、①中津万象園の価値や魅力を再発見する②中津万象園のファンを増やす③中津万象園に多くの人が訪れてくれるようにするそして、サポーター会議発のアクションを、年間ひとつでも良いから実現する! ですが、まず第1回目は、「“お殿さまの過ごし方(お殿さま'S EYE)”から楽しみ方を知る」として、お殿さまがここで詠んだ漢詩や、当時の様子を描いた日記などにも親しんでいただこうかなあと思っています。 お礼の品も、準備中です! 4月中頃には発送を目指しますので、よろしくお願い申し上げます!
クラウドファンディングでご支援をいただいた皆さま 公益財団法人中津万象園保勝会の真鍋有紀子です。 このたびは、わたしたちの活動を応援してくださり、本当にありがとうございました! 皆さまからいただいた多くの嬉しい言葉は、大きな励みとなりましたし、期間中、毎週日曜日に公開しておりましたお茶席で、中津万象園を愛して下さるかたから直接お話を伺えたことは、またとない幸せなひとときだったナと感じています。 心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 さて、これから順次お礼の品をお届け致します。 準備の都合上、少々お時間をいただきますが、できるだけ早くお届けできるようがんばりますので、どうぞ楽しみにお待ち下さいませ。 余談ですが、この【中津万象園】という場所は、明治以降、民間の所有者を転々としています。 それは一見、悲しいお庭の物語と思えるかもしれませんし、わたしも、これまではどちからといえば否定的に捉えていました。 でも今は、「実は逆に、とても幸運なお庭だったのではないか」と感じています。 ここは、“何度も所有者を転々としたのに、 必ず誰かが救った”お庭だったのだということに気づいたからです。 中津万象園が、文化財指定を受けたのは昭和半ば。 指定を受ける前でも、ここを誰も開発しよう、壊そうとはしなかった…。 つまりそれは、どれほどここが愛されてきたか、ということの証ではないか、と思えるようになりました。 そう信じられるのも、応援して下さった皆さまの存在があったからこそです 未来に何を残すのかは、今を生きる私たちに委ねられています。 その選択が、とても誇りに満ちた、楽しい選択となることを信じて、どうぞこれからも、私たちと一緒に、中津万象園を愛し、応援していただければ幸いです! まずはお礼まで 春爛漫の季節、なにとぞお身体ご自愛くださいませ。 公益財団法人 中津万象園保勝会 TEL0877-23-6326 FAX0877-23-6379 bansyouen@shirt.ocn.ne.jp 真鍋有紀子
目標として掲げていた100人まで、あと【3人】となりました!ホントに皆さまありがとうございます! 冷めた目で見ているひともおるやろうし、興味がない、ちょっと反感を感じる…なんていうひともおるやろうと思う。 でも、正直、そんなんどっちでもええのです。 万象園のことを好きになってくれる人がひとりでも増えるなら、どっちでもええ。好きになってくれなきゃ、きっと来てくれないもん。 情報を届けることのできる相手がひとりでも増える。 1年に何度か「行ってみようか」と思ってくれる人が、ひとりでも増える。 そこからしか、ナニゴトも始まらない。 昔は、一発逆転ホームランみたいなことを想像していました。マスコミとかで一躍有名になる。家庭画報に載る、みたいな…。 でも、そうじゃない、と思うんです。ひとりずつ、一歩ずつ、じわじわと輪を広げていったほうが、絶対に未来につながっていく。 今回サポーターになって下さった人、そして、これまでに賛助会員として助けて下さったひとたちが、その第一歩。 中津万象園の魅力を発信する、いちばん内側のわっかになる。 だから、ひとりでも多い方がいい。どうぞよろしくお願い申し上げます!
中津万象園を支えてくれる人の輪を広げたい!と始めたクラウドファンディング。 荒れていた大名庭園を修復したのは祖父ですが、ひたすらに社業伸展に邁進する祖父に、「企業は得た利益を地域に還元しなければならない」、「文化を知らないことは寂しいことだ」という言葉を、地元出身の田村実造先生が教えてくれたそうです。 以来、「地域の文化を守るのは、企業の役割だ。」と信じてきました。そして今ではもう、祖父よりも父の守ってきた時間の方が長くなりました。 「地方の中小企業として、できる限りのことはやってきた。」。 そう胸を張れるつもりでした。 でも…。ある年、京セラさんの所有している日本庭園を見に行って、その美しさに、愕然としてしまったんです。 「お庭は、これほどまでに美しくなるのか。」と。 今の中津万象園は、傘松も、木々も、形が崩れ、美しさを失いつつある。 …そう思うと、本当に辛かった。中津万象園を、わたしたちのような中小企業が必死で守ろうとしてきたことは、むしろお庭にとっては迷惑だったのかもしれないとすら思いました。 もっともっと母体の大きな、潤沢な予算をもった会社でなければ、そんな資格はなかったのかもしれない、と。 同時に、修復したこと、維持保全に努めていることに、胡坐をかいていてはいけないとも思いました。 ここの魅力を見つけて語ってくれる人は、わたしたち以外にはいない。 そのことに今度はしっかりと向かいあって、胸を張って語り続けなければいけない。何度も来たくなるような、そして何度も来てくださるかたに優しい、素敵な場所にしていかなければならない。 そうしなければ、こんなに手間と費用がかかるお庭だもの、またもと通りに荒れてしまう、と。 支援の輪、支えてくれる手は、多いほどいい。 これまで精一杯やってきました。地域の皆さまにも、本当にたくさん助けていただきました。 でも、このままでは、たぶん守り切れなくなります。 お庭を守るための維持費を捻出するための収入は、入園料と、富士建設や協力会社さん、市民の皆さまからの寄附、そして丸亀市からの助成金です。 経済や企業の経営状況がどうなっても、「生き物」であるお庭の木々は伸び続けます。厳しい情勢の中で、経営の安定を図るためにあらゆる努力を地道に続けながらも、ここを守ることを放棄するわけにはいきません。 手入れを諦めてしまえば、あっという間に荒廃してしまうからです。 FAAVO香川の運営を始めたとき、「富士建設さんが立ち上げるのなら、きっと、それは本気で社会のことを思ってるんだと信じる。」と言っていただきました。「だって、これほど長い間、中津万象園の維持保全をやってきたものね。」と。 この信頼は私が築いたものではありません。 これまでに当社で働いて下さった皆さまと、祖父・父への信頼があったからこそなんだ…、と実感できて、驚きましたし、本当に嬉しく誇らしかったです。 これからは、私たちの番です。でもまだ、自信はありません。 私たちはこれからも、この場所を、地域の皆さまから「宝物」だと思ってもらえるように、しっかりと育てていくつもりです。 どうぞ、あと3日間、応援していただければ本当に嬉しいです! https://faavo.jp/kagawa/project/1810
さて、明日は3月最後のお茶席! もちろんかわいいお菓子でお迎えしますが・・・ それだけではありません! 「サポーターの皆さまが応援してくださることに感謝して、小っちゃくても楽しい実験を繰り返す!」と決めている今回のクラウドファンディング期間。 明日の日曜日から試験的に始めるプロジェクトがあるんです! それは、2人でお互いに“お茶の点て合いっこ”ができる、『一服いかがですか』セット。 (写真はイメージ。手元に普通のがなかったので、茶筅が野点用ミニサイズです(笑)。) 実はけっこう、デートで訪れるカップルが多い中津万象園。 【野点セット貸出】企画は、数年前からずっと案としてはあったのですが、手間とかを考えると踏み切れず……。でも、よく考えれば「お茶席でやるんはかんたんやん!」と思い付きました。 セット内容は、お茶碗ふたつと、お湯の入った水筒と計量カップがわりの器、そして茶筅と、一服ずつ小さな器にいれたお抹茶です。 お茶碗は温めてから出しますので、建水と茶巾はナシ。お茶を茶碗に移してお湯を器に2杯注いだら、あとは茶筅でシャバシャバ みんな抹茶に対して敷居が高いのは、点てたことないからかも??、でも、だからこそ、お互いに点て合いっこしたら、照れくさくてくすぐったくてドキドキするかも?と妄想しています。 ただ、それなりに手間なので、お茶席が込み合っているときは対応できません………。そういうときは、ちょっとお待ちくださいネ。 まずはやってみて、不評&難しそうなら止めちゃいます(笑)。やってみたいかたはお早めにー\(^o^)/ では、明日も10-15時まで、お茶席でお待ちしておりますネ! あ、明日はこんなセミナーも! 当日参加もOKですので、ぜひいらしてくださいね。