美しい海を瀬戸内から。あなたもぜひ仲間になってください!

瀬戸内の浜辺を清掃することは目の前のごみを無くすだけでなく、太平洋に流出しているプラスティックごみを減らすことになります。そして使い捨てプラスティック用品を減らすライフスタイルへの転換。それが地球の仲間たちを救う一歩になるかもしれません。

現在の支援総額

916,000

114%

目標金額は800,000円

支援者数

110

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/03/21に募集を開始し、 110人の支援により 916,000円の資金を集め、 2017/04/30に募集を終了しました

美しい海を瀬戸内から。あなたもぜひ仲間になってください!

現在の支援総額

916,000

114%達成

終了

目標金額800,000

支援者数110

このプロジェクトは、2017/03/21に募集を開始し、 110人の支援により 916,000円の資金を集め、 2017/04/30に募集を終了しました

瀬戸内の浜辺を清掃することは目の前のごみを無くすだけでなく、太平洋に流出しているプラスティックごみを減らすことになります。そして使い捨てプラスティック用品を減らすライフスタイルへの転換。それが地球の仲間たちを救う一歩になるかもしれません。

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こんにちは、森田です。  今朝の新聞等でも報道されてましたが、国連の「海洋会議」の宣言案に「深刻化するプラスチックごみによる海洋汚染を防ぐため、レジ袋や使い捨てプラスチックの廃絶を各国に求める。」ことになりました。使い捨てプラ製品廃絶を要求 ー 国連の「海洋会議」宣言案  「レジ袋」などと具体的に明示していることが大きな進歩です。 これまでレポートにも書いてきましたように、海洋ごみの問題は、「拾う」「回収する」だけでは解決しません。かといって、「発生抑制」に向けた「啓発活動」で十分かと言うと、人の中には一定人数で不届き者が存在しますし、真面目な人でも知らない間にごみを発生している可能性がかなりあります。「突風でレジ袋が飛んでいった!」「持ってたはずのカップをいつの間にか落としてきた」などなど。社会の営みの中で一定量が流出ごみとして「発生」してしまうことはなかなか避けられない事実です。     ですが、仕組みを変える、ルールを変えることで発生していたごみをゼロにする手段はあります。ひとつの例は、プルタブからステイオンタブへの転換です。80年代後半から急速にステイオンタブに切り替わったことで、プルタブ型の缶飲料は今ではほぼ見かけなくなりました。同時に、路上でも浜辺でもよく落ちていたプルタブも見なくなりました。これで誤飲していた動物はかなり救われることになりましたし、浜辺で裸足になってプルタブで足の裏を切ることもなくなりました。たまーーに、昔のがどこからかやってきて落ちてたりはしますけどね。     転換することでなくなる流出ごみはまだまだたくさんあるはずです。国や自治体の力で規制を加えていくのもひとつですし、メーカーや流通業者が自発的な取り組みをすることに期待するのもひとつですが、一番大事なのは消費者の意識改革ではないでしょうか?今の海洋ごみの実態は消費者が選択して商品やサービスを受け入れてきた結果です。   田舎でジョグなどしてるとよく落ちているのが上の写真のお手拭。川沿い走ってるとほんとよく落ちてます。僕の田舎の民度が低いだけかもしれませんが、瀬戸内海の浜辺でもたくさん流れ着いてます。ほとんどがコンビニやスーパーで配布されたものです。コンビニでお弁当やカップ麺買うと、お箸とともに頼んでもないのにくれますよね。消費者が望んだ結果のサービスです。これを「必要ありません」とレジ袋含めて断る人が増えればだんだんコンビニ側のスタンスも変わってくるんじゃないかなと思うんです。     同じように、買い物時はレジ袋じゃなくてエコバッグを必ず持参する。ペットボトル飲料は買わずにマイボトルを持ち歩く。コンビニなどでホットコーヒーを買った時はプラスティックの蓋は使わない。とにかく使い捨てのプラスティック製品をできるだけ避ける・・・   こういう消費行動をする人が増えることが、メーカーや流通業者の態度を変えて、国や自治体の政策に影響を与えるんだと思います。   プラスティックごみは放置すると紫外線や波の影響で破片化し、回収がより難しいマイクロプラスティック化してしまいます。「拾う」では解決できない問題です。   と、ここまで長々書いてきましたが、そんな消費行動をする人が簡単に増えないことはよくわかっているのも事実で、なかなかつらい所です。みんな楽したいし、自分だけが率先してやることの虚しさもありますよねー。僕は会社経営をしていて、これだけ使い捨てプラスティックの利用はやめようと発言し、「自然との共生」を創業以来掲げて18年目ですが、今もオフィスのごみ置き場を見るとペットボトルがまぁまぁあります・・・。足元でこれですから、共感の輪がなかなか拡がらないのは仕方ありません。   けど、海に行くじゃないですか。美しい瀬戸内海の海。で、目を転じると大量の漂着したプラスティックごみがあるわけです。しかも使い捨てプラスティックごみが多数。そしてそれが太平洋などに流出してしまっている。するとまた気持ちを新たにするんです。やっぱり声を出して、ひとりでも海に連れて行って遊んでもらって、気付いてもらわなくてはいけないなと。  


こんにちは、森田です。   上の、まったくピントが合ってない(汗)写真はなんだと思いますか?高松市の屋島近辺の浜辺で拾ってきたものです。直径は2,3mm。パッと見は砂粒や草の実の殻と見分けつかないのですが、目が慣れてきたら大量に見つかります。屋島の浦生海岸なら1平方メートルに100個は見つかるんじゃないですかね。   さて、これはなんでしょう?ってタイトルに答え書いてますね。     これは、「徐放性肥料カプセル(被覆肥料カプセル)」と言いまして、化学肥料をポリエチレンなどのプラスティックでコーティングしたものです。稲作では大量に利用されていますが、家庭菜園などでも使われています。一般社団法人JEANさんのサイトのごみ辞典から引用させてもらいます。「レジンペレットによく似た2〜3mm程の球状の粒。中空で、指で押すとつぶれる。白、グレイ、黄褐色などがあり、草の実や生物の卵の殻のようにも見える。材質の多くはポリエチレンで、化成肥料をコーティングし、作物の生育にあわせてすこしずつ中の肥料が溶け出す仕組みになっている。化成肥料を直播すると、すぐに水にとけて流れてしまうため、コーティングによって肥料の無駄と追肥の手間を省くもの。日本では昭和52年ごろから稲作用を中心に、野菜や果樹、園芸用などに使用されている。」   二枚目以降の写真は昨年、近所の水田で撮影したものですが、長年使用してきた徐放性肥料カプセルが、大量に水田の中にもたまっていて、これが田起こしされて表面に出てきて、水を張ったところに浮いている様子です。これらが水を抜いたり、雨でオーバーフローした時に川に出て、海に流出します。生分解性の肥料カプセルも増えてはいますが、分解されない徐放性肥料カプセルは、さらに破片化が進み、目に見えないサイズとなり、マイクロプラスティック問題の一因となっていきます。環境省のレポートも出ていましたが、特に閉鎖的な水域では過去に使われていたPCBなどの有害物質を吸着して高濃度化し、それを小魚が誤食している現実も。     先日のカキ養殖用パイプもそうですが、お米などの主食にさえ、美味しく食べている食材の背景には大量に流出しているプラスティックごみの問題があります。しかも回収がほんと困難なマイクロプラスティックのごみたち・・・。有害物質を吸着して小魚に食べられ、それを大きな魚が食べて、その先には人間の胃袋へ。科学的なアプローチがまだまだ足りないですし、健康被害の報告はありませんが、有害物質が口に入るルートになっていることは現実です。どうしていけばいいんでしょうねぇ・・。ぜひ一緒に考え、行動してみませんか?


こんにちは、森田です。   昨日は、高松市南部の西植田町にあるドングリランドにて開催されたクリーン作戦に参加してきました。2000年に始まったドングリランドのクリーン作戦。当時は不法投棄された粗大ごみがそれこそ山のようにあって、重機も繰り出しての大掛かりなものでしたが、回を重ねるにしたがってごみの量も減ってきて、パッと見た感じでは美しい里山風景が維持できています。ごみの問題は継続がほんと大事ですね。   そんな17回目のクリーン作戦。上の写真を見ていただいたらわかるように、主力部隊は普段「森のようちえん」や未就学児向けイベントの「お山歩隊」の子供たちとそのパパ、ママ。どうしても子供たちに手がかかるので、今日はのんびりした春のイベントになりそうやなぁ・・・と考えていた僕は浅はかでした・・・。       道端のごみはそんなにないんですが、県道から目を下にやると不法投棄されたごみが散乱してます。森の奥のほうにはかなり古い年代のごみも埋もれていそう。そんな急斜面を前にして、大人でも怯むところを、3歳、4歳の子供たちががんがん登ったり下ったり、ごみめがけて突進!(ちゃんと安全管理はしています)   さすが、0歳児から毎日のように森で遊んでるので、足腰の使い方が上手い。あと感動したのが、僕なら自分の子供に「ほら、次はこっちの木に掴まって、足はここに置いて・・・」などと口出ししてしまうところを、森のパパ、ママたちは、にこにこ見守るだけで自分たちは自分たちで戦闘力高くごみを拾いまくってます。       1時間ちょっとで予想以上の大量のごみが回収できました! ここは高松市東部を南北に流れる春日川の源流域。 放置しておけば特にプラスティックごみは何年もそこに存在することになります。そして、台風などの大雨の時に下流に下り、海に流出します。美しいごみのない森を維持することは、川や海、そして鳥などの地球の仲間たちを救うことに繋がっています。   不法投棄をさせない仕組みづくりとともに、そこにあるごみを回収する努力も継続しないといけません。森でも川でも街でも海でも、チャンスがあればクリーンアップを進めましょうぞ!     いっぱい動いたあとは、美味しいふるまいのしっぽくうどんをいただきました。野菜たっぷりでめちゃくちゃうまい。     たくさんごみ拾って達成感たっぷりのちびっこたちも、美味しくしっぽくうどん、いただきまーす!    


  こんにちは、森田です。  海岸でクリーンアップ、特に調査をしていてわかるのは、海で発生したごみもありますが、かなりの量が陸で発生したごみであることです。人工物以外の漂着物を観察しても、どんぐりや胡桃、松ぼっくり、そしてため池からやってくるヒシの実など、山や森からやってきたものが多いです。つまり、山や里や街のごみなどを川が運んでいることが想像できます。     香川の川はあんまり水量が豊富ではありませんので、普段は川岸にたまっている状態ですが、これが台風などの大雨の時に、一気に海まで流れ出ます。この「川岸にたまっている」状態の時に拾えばいいじゃん、と思うかもしれませんが、川ごみの清掃は浜辺に比べてほんと大変です。アプローチも大変ですし、子供たちの安全管理もレベルが上がります。足元悪い中で川岸の林の中に入っていってごみを拾うことはエネルギーがかなり必要です。  それでも海に出る前にできるだけ回収することは重要です。海に出てしまえば、運よく浜辺に漂着すれば回収も可能ですが、海底に沈んだり、外洋に出てしまっては厳しい状況になります。香川でも県主導で「リフレッシュ「香の川」パートナーシップ事業」などが実施されてますが、ぜひお近くの川でこういった取り組みに参加してみてください。     さて、この写真は数年前に男木島の浜辺に落ちていた看板です。東植田校区ってことですから、公渕森林公園の近く。東植田の人が、わざわざこの看板を引っこ抜いて、フェリーに乗って男木島まで捨てに来るわけはありませんから、この看板は大雨の時に、東植田から朝倉川、春日川を経て瀬戸内海に出て、河口の延長線上の男木島の浜辺にたどり着いたものと推測します。ものすごい力です。やはり、川がいろんなものを運ぶんですねー。  


  こんにちは、森田です。クリーンアップで浜辺に行ったときは必ず「お宝探し」とセットで活動するようにしています。参加者の目を肥えさせるために、クリーンアップ&お宝探しに入る前に、例としての僕の「お宝」を披露することが多いです。ガラスの浮き玉や珍しい貝などはみんな歓声上がります。誰が見てもだいたい「お宝感」がありますからね。   ところが、瀬戸内海だと生活の香りがまだまだぷんぷんの漂着物が多くて、僕の場合は自然と「おもちゃ」などに目が行くことが多いです。他人から見るとただの「ごみ」。だけど、拾った本人の価値観からは「お宝」なので、披露してるときも、子供たちからは歓声上がるも、大人からは失笑だったり、逆に大人からは歓声上がるも、子供たちからは「何だそれ?」みたいな反応も(笑)   ビーチコーミングの醍醐味は、海を通じて「場所」を超えて来ることも多いんですが、「時間」をも超えて漂着することもあります。それが面白いですね。   上の写真は懐かしいダッコちゃん人形と、戦士の銃を構えた星野鉄郎。ほら。どこがお宝か反応に困る人出てますよね(笑)     海で繋がってることは理屈ではわかるんですが、それを実感できる指標がいくつかあります。ため池などを利用した打ちっぱなしのゴルフセンターのゴルフボールや、いわゆる使い捨てライター。これらは運がよければ配布したゴルフセンターやお店の名前が印字されているので、「捨てられた」場所では正確にはありませんが、「配られた」場所はある程度特定できます。香川県でも京都や奈良、兵庫県、広島に大分と、いろんなところから漂流してきたライターを拾うことができますよ。     特定の漂着物をコレクション的に集中して拾うのも面白いです。僕の場合もいくつか強化アイテムあるんですが、キューピーさんはこんな感じ。耳の形の違いや表情の違い、劣化によるホラー人形化など奥が深いですよ(笑)   みなさんもぜひお宝探し、ビーチコーミングに出かけてみませんか?で、ついででいいので、小さな袋一杯でいいので、漂着ごみも拾ってきてください。声かけてくれればいつでもお供いたします!


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