
存在することが奇跡!?あくがれ物語!!

皆さん、こんにちは!!
本日は「あくがれ蒸留所」さんをご紹介させていただきます。新世代の若い杜氏さんが作る「あくがれ」はいくつも賞を取り話題になりました!!
また、当店でも人気の「大地の夢」をはじめ、「日向あくがれ14°」はアルコール度数が14度の生(き)飲みがお薦めの焼酎など人気のラインナップばかりです。
さて、あくがれ蒸留所がスタートするのは2004年(平成16年、スタート時は富乃露酒造)。ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、現行の法律では酒蔵の立ち上げはまず不可能。しかも、あくがれ蒸留所の前身である富乃露酒造は元々、鹿児島県の酒造だった。
「休業状態の富乃露酒造を、どうにか宮崎県の日向でスタートしたい・・・」休業中の酒蔵の営業権を譲ってもらうのも大変なのに、更に県を跨いでの営業となると前例すらない(笑)
並々ならぬ交渉と、様々な人の縁で「あくがれ蒸留所」は立ち上がった。
もぉこれだけでも、グラスに注いだ焼酎が愛おしく、貴重に見えてる僕の気持ちが伝わるでしょうか??(笑)
工場見学スタートです!!

今回、製造工程の説明をしていただいたのは、杜氏の山本さんです。若き杜氏さんで、数々の賞を取っています!!
あくがれ蒸留所は、建設されたのが最近ということもあって見学コースが用意されています。8月~12月であれば仕込みの様子を見学できます!!
少量ずつ丁寧に生産
今回、とても驚いたのですが、一日に生産できる量は写真の甕の2甕分しかできないそうです!!
「本当はもっと生産していきたい思いはあるけど、麹は生き物だからしっかり管理できる量しか作れません。」
地元の方、全国の愛飲家の方々の為にも、美味しい焼酎を作ることが第一と考えているのが良く分かります!!
こだわりの蒸留機

大事に育てたもろみを焼酎にしていく蒸留工程!!
味を決定する工程なので、やはり熱く語っておられました!!
あくがれ蒸留所の特徴とも言うべき飲み口の柔らかさやキレの良さ、優しく広がる芋の香りが引き出されます。
ブレンダーとしての腕の見せ所

2004年から焼酎作りを始めて10数年経ち、熟成された焼酎だったり酵母の違う焼酎だったりと、様々なブレンド素材が揃ってきたといいます。あくがれ蒸留所らしく、かつ斬新でお客様のおいしいを引き出す焼酎を生み出すために、ブレンドの研究にも力を入れているそうです。
若い世代を巻き込み魅了する焼酎作り

工場見学が終わり、最後にゆっくりお話をさせていただきました。
現杜氏の山本さんも若いこともあり、若い世代に焼酎の魅力を伝えていきたいと話されているのが印象に残りました。「日向あくがれ14°」のようにスッキリとした味わいで飲みやすい焼酎の開発・販売をしたり余念がありません。
地元や全国の今のファンの方々を唸らせながら、新しいファン層として20代を中心とした若い世代をターゲットにした焼酎作りもしていきたいと意気込みが伝わってきました。
私たちも本当に同じ思いを持っており、より多くの世代の方に焼酎の魅力を知って頂きたいと心から思っています。飲み方や、食べ合わせなどをしっかり提案できるようにもっと精進していこう!!と感じる酒蔵見学でした!!
あくがれ蒸留所焼酎ラインナップ
宮崎県だれやみサイトより
http://www.dareyami.jp/brand/akugare/
会社名 株式会社あくがれ蒸留所
住所 日向市東郷町大字山陰212番地1
杜氏 山本豊文
電話 0982-68-3550
Webサイト http://www.akugare.jp/
文責・担当者 JapaneseRestaurantりょう 山口聡






