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今日、ご紹介させていただくのは、明石酒造株式会社さんです！！
常務取締役であり現杜氏の明石太暢さんにご案内して頂きました。
明治２４年（１８９１年）に創業し、１２５年の歴史を持つ明石酒造株式会社。代表銘柄である「明月」は、創業者の明石仁右衛門が「焼酎で人々の心を満月のように、まあるく明るく円満に、そして平和に」との願いが込められた名前です。
その願いは２０１７年の現在、焼酎を作る蔵人さんの情熱にも、焼酎を飲む人々の笑顔にも
脈々と受け継がれています。
今回は焼酎作りの期間ではなかったので、設備や受け継がれてきた伝統をしっかりとご紹介したいと思います！！
６月の仕事は農業！！
お米を自社栽培されています。自社栽培のお米は“ないな”の麹で使用する分を作っています。
宮崎県でも有数の米どころ「えびの市」。えびの高原でろ過され、澄んだ水が豊富に湧き出ます。こうして農作業をすることで、自然や原料である作物への感謝の気持ちを忘れないのだそうです！！
1日に8トンもの芋を仕込みます。
仕込み時期は芋が取れるお盆過ぎの8月から１２月までなので、1年分を一気に仕込みます。芋は鮮度が非常に大事です！！
ですので、焼酎作りの期間は社員全員でフル稼働！！季節が進み、温度・湿度も日に日に変わるので蔵人の注意深い管理が焼酎の味を決めます！！
明石酒造さんは、なんと酵母菌を培養し使っています！
部屋の中に無菌室があり、その中で麹菌の培養をします。
培養しているうちに明石酒造のオリジナルの自社酵母に育っていきます。
自分達で責任持って作るので、安心して使う事が出来ます。
ここでは、麹菌の培養だけでなく、ブレンド焼酎の比率の実験なども行ってます。
最近でいうと、「明月プレミアムホワイト」が人気を集めていますが、まさにここで試行錯誤され世に出されたのですね！！開発に４年をかけた渾身の一作！！ぜひご賞味あれ！！
濾過したばかりの原酒２万ℓ入ってます！
長期貯蔵用のタンクに登ってパシャリ(笑)
一緒にはしゃいでくれてありがとうございます(笑)
特別に蓋を開けて頂けました。
芋の甘い香りがしました！！長期保存をすることで、焼酎の香りも角が取れ芳醇で華やかな香りが立ちます！！
今でも手作業で行われている工程もあります！！
ラベルの部分は焼酎ボトルのまさに顔！！
文字の字体やイラスト、配色などなどこだわりがいっぱいです！！
結果、手作業の工程が出てしまいます。
人の手で一つ一つ丁寧に作り上げることが良く伝わりました！！
心酔わす満月をバックに記念撮影！！
「ちょっといい焼酎をいつも通りに飲んでもらいたくて。」
明月がえびの市民、宮崎県民、そして全国の焼酎好きの日常の中に溶け込みどれくらいの月日が経ったのだろう。
幸せな時間も、苦しい時間も明月は人々の心を酔わせてきた。
１２５年前から心を酔わせる焼酎作りの情熱は燃え続けていて、多くの人がその情熱を口にしてきた。
今までの味を守りながらも、プレミアムホワイトのような今のニーズに合った焼酎の味も求めていて。きっと１００年後には明石酒造の歴史の１ページとして誰かがまたレポートを書いているのだと思う。
明石酒造の焼酎ラインナップ
宮崎県だれやみサイトから
http://www.dareyami.jp/brand/akashi/
会社名 明石酒造株式会社
住所 宮崎県えびの市大字栗下６１番地１
電話番号 0984-35-1603
常務取締役 杜氏：明石太暢
文責・担当者 JapaneseRestaurantりょう 岩永真愛
