皆様!こんばんは!!
松﨑です!
今回は今回6/30〜7/2にカラコロ工房第二金庫室にて上演する作品「Re:dialogue」について書こうと思います。
この作品は本内容でも紹介させていただいたように『コミュニケーション』をテーマにした演劇作品です。
稽古初日、この作品には戯曲がありませんでした。
演劇と言われると、与えられた状況があり、役があり、セリフが前提としてあるものをイメージされるかもしれません。
しかし今回、稽古の中で「わたしたちがこの作品で何を表現するべきか」ということを一からメンバーで話し合い、そこから作品を立ち上げています。
演劇は、新しい価値観や気づきとの出会いの場になる。
これらの出会いは、他人と生活をしていかなければいけない人間にとって、必ず必要なものだと思っています。
演劇にそういった要素があるということを認知してもらうには相当な時間と活動が必要です。
今回わたしがこういった作品作りの方法を選んだのは
「これも演劇って言っていいんだ」「演劇ってこういう楽しみ方もあるんだ」
演劇が持たれているイメージを広げることができるのではないか?と考えたからです。
演劇の表現方法のイメージを広げてもらった後に、演劇自体のイメージを広げることはできないのか?そのために既存の方法をできるだけ排除するという選択を選びました。その選択のひとつがクラウドファンディング でもあります。
演劇以外の場所で、島根でも新しいコミュニティのデザイン、コミュニティの強化を目的とした活動が多くみられています。
このタイミングが、島根で演劇を「新しい場所づくりのツール」として認知していただく機会として絶好のチャンス、だと思いました。
わたしたちの演劇作品をみていただき、そして皆様が知らない他人という存在に、出会っていただければと思います。
よろしくお願いいたします。





