【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る!

福岡県糸島市の「前原(まえばる)商店街」を舞台にした「ベンチ」プロジェクト。みんなのデザイン案を元に、地元の木工作家さんが作り、商店街に並べます。地元の間伐材を使い、「もり」と「まち」を繋げて、地域活性化とコミュニティ作りを目指します!

現在の支援総額

245,000

37%

目標金額は650,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/08/22に募集を開始し、 41人の支援により 245,000円の資金を集め、 2018/09/22に募集を終了しました

【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る!

現在の支援総額

245,000

37%達成

終了

目標金額650,000

支援者数41

このプロジェクトは、2018/08/22に募集を開始し、 41人の支援により 245,000円の資金を集め、 2018/09/22に募集を終了しました

福岡県糸島市の「前原(まえばる)商店街」を舞台にした「ベンチ」プロジェクト。みんなのデザイン案を元に、地元の木工作家さんが作り、商店街に並べます。地元の間伐材を使い、「もり」と「まち」を繋げて、地域活性化とコミュニティ作りを目指します!

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【第5話】リターン追加!ハイホー特製のランチ&ディナーセット!   =========== <クラウドファンディングは、「9/22(土曜)」まで!ご支援、シェア&拡散お願いします!> ↓【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る! https://faavo.jp/fukuokachuou/project/3081 ===========   みなさん、こんにちは!   「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。   福岡県糸島市の「もり」と「まち」を、みんながデザインしたベンチが繋ぐ、今回の企画。   お時間あれば、どうぞご一読よろしくお願いします。   ~~~~~~~~~~ 私たちのプロジェクトに興味を持たれる方は、思った以上に「地元の方」が多い点を考慮して、新しくリターンを追加しました。   ご協力頂いた、エスニック居酒屋「ハイホー」店主の北山さんに感謝します。   リターンは2つあります。   ①【ハイホー特製トムヤム鍋セット10000円】   ・きのこたっぷり特製トムヤム鍋 (2人前 ) ・ドリンク4杯   ・お礼メール ・活動報告メール ・WEBにお名前の記載(希望者のみ)   ↑きのこたっぷり特製トムヤム鍋 (2人前 )のイメージ   人気のエスニック居酒屋ハイホーにて、おいしいアジアンディナーを楽しむセットです。 2名様で楽しめます。   酸味と辛味が程よくマッチした、激ウマのトムヤム鍋が堪能出来ます。 糸島ではなかなか味わえない、タイの料理です。     それに加えて、イベント終了後、クラウドファンディング主催メンバーより心を込めたお礼と活動結果のレポートをメールでお送りします。 当団体のWEBページに、ご支援者さまのお名前を掲載させて頂きます(希望者のみ)。   ※トムヤム鍋セットは、当日の15時までにご予約ください。 ※利用期限:2018年10月~2019年1月 ※WEBページへのお名前の掲載をご希望の方は、申込時にその旨をお知らせください。   ================= ②【ハイホーからのお手紙&ランチ食事券セット 5000円】   ・ハイホー店主から感謝のお手紙 ・店主とベンチに座って一緒に写真を撮る権利 ・ランチ食事券   ・お礼メール ・活動報告メール ・WEBにお名前の記載(希望者のみ)   ↑大人気のベトナムサンドイッチ「バインミー」 人気のエスニック居酒屋ハイホーにて、ランチを楽しむセットです。 ベンチ完成・設置後に店主から感謝のお手紙をお渡しし、ベンチに座って一緒に写真を撮ることが出来ます。 北山さんはかつて東京で、「俳優」としても活躍されておられました。 ランチは、今全国的ブームになるつつある、ベトナム風サンドイッチ「バインミー」のドリンク・サラダセットを楽しめます。 具材や茹で豚・卵焼き・ローストチキンの3種類から選べます。特製のレバーペーストやなますなども入っていて、とてもヘルシーな味わいです。     それに加えて、イベント終了後、クラウドファンディング主催メンバーより心を込めたお礼と活動結果のレポートをメールでお送りします。 当団体のWEBページに、ご支援者さまのお名前を掲載させて頂きます(希望者のみ)。   ※利用期限:2019年1月~2019年4月 ※WEBページへのお名前の掲載をご希望の方は、申込時にその旨をお知らせください。   ご協力に感謝します。   ハイホーの料理はとても美味しいので、ぜひ一度味わってみてくださいね!   =========== <クラウドファンディングは、「9/22(土曜)」まで!ご支援、シェア&拡散お願いします!> ↓【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る! https://faavo.jp/fukuokachuou/project/3081 ===========


=========== <クラウドファンディングは、「9/22(土曜)」まで!ご支援、シェア&拡散お願いします!> ↓【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る! https://faavo.jp/fukuokachuou/project/3081 ===========   みなさん、こんにちは!   「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。   福岡県糸島市の「もり」と「まち」を、みんながデザインしたベンチが繋ぐ、今回の企画。   お時間あれば、どうぞご一読よろしくお願いします。   ~~~~~~~~~~ ベンチはどこにでも置けない!?   【第2話】に書いたように、商店街にベンチが欲しいという声があります。   また、私たちも日頃商店街をぶらつく中で、休む場所が少ないのが気になっていました。   ↑休む場所が少ない、前原商店街   時々、腰くらいの高さにあるブロック塀に腰掛けているお年寄りが、結構いらっしゃいます。 きっと街にベンチが欲しいと思っているだろうな~と常日頃思っていました。     ベンチは「少し休憩したいな~」と思った時にすぐ使えるように、道のそばにあるのがベターです。 しかも日差し除けのために、屋根があるのが望ましいと思います。   さぁ、置こう!と思った時に、とてつもなく大きい問題が!!   道路交通法の関係で、基本的には公道上に物を設置するのができないのです。 日本の場合、道路は警察署が管理する仕組みになっており、基本は「安全」が最優先されます。   もちろんそれはとても重要で、当たり前といえば当たり前ですが、ただし、どの道路も「通行」のためにしか使えないのは、商店街のような繁華街にとっては、非常に大きな問題です。   現状では、ずっと歩き続けるのが大変な高齢者が増えていることもあり、「通行」にすら不向きな、そんな道路が増えているのかもしれません。     海外ではまちかどベンチが大ブーム!!   一方、海外、特に欧米では、趣が少し異なります。   ヨーロッパの諸都市の繁華街では、以下の写真のようにストリートにテラス席やベンチが設置されて、多くの歩行者で賑わっています。   ↑スペインSitgesの繁華街。道路のテラス席がずらっと!(バルセロナに住む友人のブログより)   「歩行者優先」の発想が根底にあって、それが賑わいを生み出しています。 繁華街のストリートは行政が管理する場合が多く、「占有料」を各店舗から徴収して、税収にも貢献しています。   各所にベンチも置かれ、テイクアウトした軽食やドリンクを食べながら、友人たちと談笑する姿がそこにはあります。   私たち夫婦が、2015年に世界一周旅行をした際にヨーロッパにも3か月滞在しましたが、どんな街の繁華街は同じようにテラス席やベンチがあって、多くの地元住民が集い、楽しそうに過ごしていました。   不思議なことに、まだ肌寒い季節でも、お店の中のテーブル席は使わず、テラス席を選ぶ人がほとんどでした。   ベンチに関しては、もっとすごい事態になっています。   ニューヨークでは、まちなかに2000台のベンチを置く計画が進行しています。 CityBenchプロジェクト と名付けられ、歩行者のためだけでなく、それを「地域コミュニティ活性化」のアイテムとして活用していこうというプロジェクトです。   ↑ニューヨークではこんなベンチが置かれています。(CityBenchプロジェクトより引用)   ベンチがあることで、そこに人が集まりやすくなり、自然と地域に会話や人のつながりが生まれます。   そうなると治安が改善されるだけでなく、地域に新しいコミュニティ(=人の集まり)が出来て、住民の皆さんの幸福度・生活の満足度が上がる結果が出ていると言われています。   ベンチを置くだけで、すごい効果です。   私たちが参考にした本「マイパブリックとグランドレベル(田中元子著)」によると、ニューヨークだけでなく、デンマークのコペンハーゲンだけでなく、台湾の台北市などもまちなかベンチに力を入れているそうです。   世界中でベンチがブームになる予感がします。   では日本ではベンチは置けないのでしょうか・・・   私有地ならば問題ない!!   今回の私たちのプロジェクトでは、公道上にベンチを置くわけではありません。 私有地であるお店の軒先を使わせてもらいます。   軒先には屋根がかかっていて、強い日差しから守られるので、絶好の休憩場所になります。   本来私有地ですから、お店の人だって好きに使いたいはずです。 しかし、皆さん「場所をシェア」することで、地域が良くなっていけば良いと仰ってくれました。 本当にありがとうございます!   お店の方によっては「ちょうどベンチを置こうかと計画しているところでした~」と仰ってくれる方もいて、私たちと同じようにベンチの必要性を感じる方がいて、心強く感じました。   今回、軒先をお借りする店舗は以下の6か所です。   【大人部門ベンチ】 ・まんまる食堂 さん ・古材の森 さん ・ここのき さん ・ハイホー さん ・ランプー さん   ↑まんまる食堂さん   ↑古材の森   ↑ここのきさん   ↑ハイホーさん   ↑ランプーさん     【子供部門ベンチ】 ・糸島市観光協会 さん   ↑観光協会さん   本当にありがとうございます!   今回は商店街にベンチを置く企画ですが、おそらく様々なところで「ベンチがあったらな~」という場面があって、この企画に触発されて、「うちの軒先にもベンチを置こうかな~」と思う方が出てきたら、本当に幸いだと思っております。   バス停や道端で、道路の縁石に腰掛けるおじいちゃんやおばあちゃんをよく見かけます。 その姿を見て、「ベンチがあればいいのになぁ~」と思う、心優しい方も多いと思います。   これからは「勝手に公共」の時代です。 行政に何でも任せれば解決するわけではありません。 行政の予算だってこれからは潤沢にはありません。   ほんのちょっとした心遣いとわずかなお金で、みんなのためにベンチを置く。   そんな時代はもうすぐそばにまでやってきていると思います。   次回は、「商店街のこれからの役割とは!?」についてお話しします!   =========== <クラウドファンディングは、「9/22(土曜)」まで!ご支援、シェア&拡散お願いします!> ↓【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る! https://faavo.jp/fukuokachuou/project/3081 ===========  


みなさん、こんにちは!   「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。   福岡県糸島市の「もり」と「まち」を、みんながデザインしたベンチが繋ぐ、今回の企画。 クラウドファンディング絶賛開催中です!(詳細はぜひ本文をお読みくださいませ)   みなさんのご支援が頼りです。 期限は9/22(土曜)までです!   どうぞよろしくお願いします。   今回は、私たちのプロジェクト「前原もっと楽しもうプロジェクト」に関してお話させて頂きます。   前原もっと楽しもうプロジェクトの誕生!   ↑前原の未来について考える会   前原(まえばる)とは、江戸時代の宿場町に起源を持つ、糸島の中心にある繁華街ですが、長い間客足が遠のいています。しかし、前回の【第2話】のレポートでお話したように、前原にはたくさんの資産と魅力が眠っており、それに気づいた人が新しく個性的なお店をオープンさせ始めています。   そんな前原が好きな人が集まり、時々飲み会があるのですが、「もっと前原の魅力をみんなに知って欲しいよね〜」といつも話に上がっていました。   そこで、2018年1月に勢いで「前原の未来について考える会」を開催したのをきっかけに、様々な面白いことを前原で展開するプラットフォームとして「前原もっと楽しもうプロジェクト(略称:前楽)」を発足しました。(詳細は第2話参照)   前原が好きな人・前原を盛り上げたい、楽しみたいと思っている人なら誰でも参加できるプロジェクトです。   主に何をやっているかというと「お掃除」です。   ↑地元の商店街の人たちの月一回の清掃活動に混ぜてもらっております。   もともと、地元の商店街の方々がやっていた、月一回の清掃活動に混ぜてもらう形で清掃活動を行っております。 毎月1日の朝8時から1時間程度行っております。   グリーンバードなど、日本中で清掃活動を行う団体がありますが、「きれいなまちが、面白い店主・心地いい店主・真面目な店主を呼び込み、彼らがさらに、面白いお客さん・心地よいお客さん・真面目なお客さんを呼び込む」という、素敵なスパイラルがあると言います。   商店街の魅力って、つまりは「横のつながり」です!   ショッピングモールは便利ですが、お店同士の連携って必要ないですよね? お互いのお店のことは無関心ですし、お客さん同士も基本、お互いに関心がありません。   人との「偶然の出会い」や「新しいつながり」が期待できるのが、商店街です。 そんな機会が欲しい人はぜひショッピングモールではなく、商店街に足を運んで欲しいのです。     ↑地元の農家さんと飲食店をつなぐ「ネギ祭り」@アジアン居酒屋ハイホー   「前原もっと楽しもうプロジェクト」が情報や面白いイベントを発信することで、面白い人たちを商店街に引き入れようと思っています。   糸島にはこだわり農家さんも多いので、飲食店と一緒に「食」の魅力を日本中、世界中に向けて発信するのも可能です。   本当に、前原商店街の大いなる可能性を感じます。   ちなみにプロジェクトのメンバーは現在、 私たち夫婦に加え、いとシネマ代表の福島さん、ハイホー店主の北山さんです。 誰でも参加できますので、ご興味ある方はぜひお声かけください。   活動実績   これまでの活動実績を書いておきます。   1月27日:「韓国・釜山〜アートいっぱいの街の報告会〜&前原商店街を考えるワークショップ」@古材の森 開催 3月8日:「糸島農家・寺本さんのネギを味わう『ネギ祭り』」@アジアン居酒屋HiHo 開催 5月23日:「前原路地裏茶会」@旧牧野茶店 開催 6月7、8日:「糸島パクチー農家・大村さんのパクチーを味わう『パクチーナイト』」@アジアン居酒屋HiHo 開催 6月28日:「サッカーW杯・日本ポーランド戦のパブリックビューイング」@アジアン居酒屋HiHo 開催 7月10日:「前原商店街ベンチデザイン案コンテスト」始動   色々やっております!! そして、今、商店街に必要なのは「ベンチ」だと思うのです!!!!(次回に続く)


みなさん、こんにちは!   「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。 クラウドファンディングは9/22(土曜)までです。   みなさんのご支援が頼りです。 どうぞよろしくお願いします。   前回に引き続き、今回の舞台となる「前原(まえばる)商店街」と私の関係についてお話しさせて頂きたいと思います。   商店街の未来を考えてみよう!   ゲストハウスは素泊まりの宿ですので、基本お客さんは、食事は周りのお店に食べに行きますし、近くの雑貨屋さんに足を運んで、地元のクラフト作品を買います。   ゲストハウスは地域の魅力を伝えるのが一つの役割です。 私たちの場合は、宿が立地する「筑前前原」の魅力を伝えたいと模索しておりました・・・       かつては大賑わいだった商店街が、いつの間にか人通りが少なくなり・・・ そんな商店街は全国にたくさんあると思います。   前原商店街はどうでしょうか??   私たちだけが独りで考えてもしょうがないので、2017年の12月に、韓国・釜山(プサン)に遊びに行って、アートを活かしたまちづくりに感銘を受けたのをきっかけに、みんなで話し合う機会を持ってみました。   ↑みんなで前原の未来を考えるワークショップの様子@古材の森   詳細は、「前原の未来を試しに考えてみよう 韓国・釜山の超面白いアートプロジェクトを元に!」 という記事にまとめていますが、集まった人から面白い意見がいっぱい飛び出しました。   やってみるものです   前原の商店街で商売をされている方や、前原好きな人、移住したての人、市役所の方、福岡市や東京、韓国から来た人など、本当に様々な方がいらっしゃいましたので、様々な角度から興味深い意見が出てきました。   ①「前原の資産って何?」   前原の魅力をまずは掘り起こしてみました。   ・ユニークで親切な人が多い ・江戸時代からの歴史の積み重ねがある ・交通の便がとてもいい ・物価や食材が新鮮で安い ・地域を良くしようと頑張る人がいる   などなど意見が出ました。   歴史があって、人も良いって最高ですよね。 新しい街にはなかなか生み出せない魅力かもしれません。   そして、食事が安くて美味しく、交通の便もいい!   筑前前原には、電車やバス、タクシーなど地域の公共交通機関が集まっています。 博多や天神からも30分程度で来れます!   前原の魅力が知られれば、福岡市内からも電車で遊びに来る人が増えてもおかしくはありません。   また、糸島には地元の人が集まって交流できる場所はそれほど多くありません。 前原くらいではないでしょうか・・・   前原を俯瞰して見ると、地元の人だけでなく、福岡市の人や遠くからの観光客が混じり合い、交流して、何か新しい価値や文化を産み出す・・・そんな場所になる可能性があると思います。     ↑Bar「スピークイージー」&併設のレコードショップ   歴史や文化がある場所は、創造的な人たちにとっては「アイディアの源」になります。   東京・八王子で有名なラッパーだった古橋さんが、前原にオープンしたバー「スピークイージー」では、毎日のように、ユニークな人たちが集います。面白いのは、若者だけでなく、おじいちゃんやおばあちゃん世代の方にもファンが多い点です。   しかもレコードショップも併設。 地価が高騰する都会からは消え失せつつあるレコードショップが、なんと前原にオープンしたんです!   地価が比較的安い地方のほうが、やりたいことを自由にやれる余地があることを証明する好例だと思います。    前原にはここ数年で13店舗以上の新規出店が相次いでいます。 オーナー自らDIYした手作りショップも多く、個性が際立っています。   ②「今の前原が惜しい点って何?」   ・一方通行など車での交通アクセスに難がある ・駐車場が少ない ・空き店舗があっても貸してくれない ・古いものをもっと大切にした方がいい   前原商店街には魅力がいっぱいありますが、それでも衰退したのには、理由があります。 特に田舎は車社会ですので、それに対応できないのはイタイところです・・・   インフラの問題は、解決しようと思えば、まちの大改造が必要になります。 すると、前原の最大の魅力である「歴史や文化の蓄積」が一瞬にしてなくなる危険性も出てきます。   頭がイタイですね・・・   私たちの「ベンチプロジェクト」は実は、現状を無理やり変えるのではなく、最大限、今の状態を楽しもうという発想に立っています。   前原の最大の魅力である「歴史や文化の蓄積」を大切にしようという考えです。   ベンチを各所に置くことで、回遊性が生まれ、人と人が偶然出会い、自由に語らう機会が増えます。 話が弾んで、一緒に遊びに行く機会が出来たり、一緒にビジネスを始めたり・・・   ベンチなんかでそんなことが出来るのか?と思うかもしれませんが、現在、世界的にベンチの役割が見直されていて、ニューヨークでは地域のコミュニティを発展させるため、「合計2000台のベンチ」をまちなかに置いている最中です!!   他にもデンマーク・コペンハーゲンや台湾・台北など多くの街でベンチプロジェクトがスタートしています!   私たちもそれに続きたいと思っています。 今回設置するのはたった6台の予定ですが、それに触発されて、多くの場所でベンチが自発的に置かれるのが理想です。   実は日本では、まちなかからベンチをどんどん減らす方向で動いています。   公共空間にベンチを置くと、管理や維持費用での問題が出てくるので、行政に任せる以上、減っていくのは仕方がないと思います。   だから私たちは、行政に頼るのではなく、同意を得たお店の「軒先」を使わせてもらう予定です。 「私的な空間」だからこそ出来るアイディアなのです。   貴重なスペースを使わせてもらうことに感謝しております。お店の方も、場を「シェア」することで地域に貢献したいという想いを持っておられました。ありがたい限りです。      ③「前原をさらに楽しむには?」   ・地域の歴史を知りたい ・歴史の案内板を各所に立てる ・前原にくれば糸島の情報が手に入る「観光拠点」になる ・無料駐車場を作る   歴史に興味がある人が多くて嬉しくなりました。   ↑歴史的な建物「辰美商店」さんの前で。   やはり、古い街はその「古さ」にこそ最大の魅力があるんですね〜。   ベンチはその魅力を引き立てるきっかけになると思います。 ゆっくりまちを歩いて、歴史を楽しんで、人との交流を楽しむ。   前原の魅力をあげる「ベンチプロジェクト」のスタートです!!      


みなさん、こんにちは!   「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。 いよいよ始まりました、クラウドファンディング。   みなさんのご支援が頼りです。 どうぞよろしくお願いします。   まずは、今回の舞台となる「前原商店街」と私の関係についてお話しさせて頂きたいと思います。   ゲストハウスと糸島と商店街   私は、福岡県糸島市の中心・筑前前原(ちくぜんまえばる)でゲストハウスを運営しております。   ゲストハウスとは「素泊まりの宿」のことです。   屋号は「前原宿(まえばるしゅく)ことのは」と言います。   糸島には多くの魅力があり、海や山、美味しいレストランやカフェ、直売所、工房、観光施設などが充実し、年間600万人が訪れる九州屈指の観光地です。   ↑火山(ひやま)から眺める海岸線   糸島は私の地元ですが、昔からそうだったかというとそうではありません。   むしろ、ずっと「田舎すぎるぐらいの田舎」で、観光客はとても少なかったと思います。   高校時代は福岡市内の高校に通っていましたが、出身が糸島だというとかなり田舎者扱いされたのを覚えております。笑。   そんな糸島がこんなにも有名になったのは、「糸島を愛する多くの人たち」が、糸島の魅力を生かしながらも、自分のやりたいことや好きなことを追求し、多くの人の支持を集め続けてきた結果だと思います。   宿には、東京や大阪を始めとする日本全国から、最近では、韓国やヨーロッパなどの海外からも観光客が訪れるようになりました。   観光客がお目当てとする、糸島の美しい自然や、美味しい料理を出すカフェやレストランは、「糸島を愛する多くの人たち」が守り育ててきたものだと思います。    私のような宿主が出来るのは、そのような多くの先人たちが守り育てた「糸島の魅力」を観光客の方にしっかりと伝えることです。   ↑観光客に人気の塩工房「またいちの塩」さん   さて、そんな中で私が特に伝えたいのは、宿のすぐそばの「筑前前原(ちくぜんまえばる)の魅力」です!   ↑老舗の食堂「角屋食堂」。その脇の道を入ったところに広がるのが商店街です。   かつては、糸島随一の人出を誇った筑前前原の商店街です。 私が小さな頃は、週末に前原の街に来ると、角屋食堂には人が溢れていて、並ばないと入れないということもありました。   しかし、2000年代に入り、郊外型のショッピングモールが人気になった頃から客足もまばらになりました。   ↑人通りもまばらになった商店街   しかし、江戸時代の宿場町に起源を持つ前原の商店街は、繁華街としての文化や伝統の蓄積は本当に素晴らしいのです! お屋敷レストランの「古材の森」さんなど築100年を超える、立派な建物がいくつも残っております。   ↑美味しい和食が堪能できるレストラン「古材の森」   古材の森さんは、糸島随一の豪商と言われた「西原家」の分家跡をリノベーションして出来たレストランです。 この建物は、当初は壊される予定でしたが、解体を頼まれた解体業者さんが一目見て「これは壊せない。残さねば!」と思い、私財を使って、レストランとして再生させたというエピソードを持っています。   かつての前原の勢いを感じさせる、素晴らしい建物です。   そんな文化や伝統の蓄積は、現代においても人を惹きつける魅力を持っています。   ↑糸島のクラフト作品が集まるセレクトショップ「ここのき」   糸島には100組を超えるクラフト作家さんがお住まいです。 「ここのき」では70組以上の糸島の作家さんの作品が購入できます。 とってもおしゃれなお店で、縁あって商店街にお店を構えておられます。   オープン当初より「糸島の森」を元気にしたい!という想いを持って、糸島の木材を活用するアイディアをずっと模索されておられます。   ↑タイ・ベトナムなどのアジア料理をメインとした居酒屋ハイホー   移住者でアジア大好きの北山さんのお店「ハイホー」は、北山さんの個性と「確かな舌」が活きる、ユニークなお店です。もう65歳だというのに、お世話になった糸島に恩返ししたいと、商店街に出店されました。   他にもユニークなお店が続々開店していて、ここ2年間で13店舗以上が新規オープンしています。   でも前原の商店街には、年間600万人を超える観光客はおろか、地元糸島の人もあまり訪れません・・・   みなさん、前原の今の魅力を知らないだけだと思うのですが・・・   うーむ、私には何が出来るでしょうか。。。(次回に続く)  


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