昨年11月25日の記念講演会では、40年以上前に撮影された貴重な8ミリを上映しました(2018年9月21日のレポート「8mmフィルム発見!」参照)
このフィルムは岡部中学校で理科の先生をされていた田嶋嶽さんの遺品で、息子の健一さんにご提供いただいたものです。落下17年後の昭和50年(1975年)に岡部隕石を取材した映像で、少年時代の健一さんご自身も登場します。おそらく中学校の授業などで上映したのではないでしょうか?見たことがあるという方もいるかもしれません。
インタビューの録音テープが無くなってしまったのが惜しいですが、撮影期間は約半年!編集も凝っていてなかなか見ごたえがあります。
※動画は無音です(約10分)
[00:00]岡部隕石の紹介。大きさ比較はタバコのハイライトという時代でした。落下地点を地図で説明
[01:29]落下地周辺の風景。ゴルフ場のシーンだけやけに尺が長い
[02:38]隕石の落ちた瞬間。味のあるイラスト
[02:53]山﨑さんと健一少年。落下地点には目印の枝が立っています
[03:58]山﨑家でインタビュー。30代の山﨑さんと、落下の瞬間じつは同じ畑にいたという母上も登場
[06:00]現在と比べるとずいぶん少ない上野・国立科学博物館の隕石コーナーとテレビに映る村山定男先生
[07:12]岡部隕石まとめ、太陽系と隕石、アリゾナのバリンジャー・クレーターのテレビ映像
[08:48]田嶋先生からのメッセージ、ラストシーンは岡部の秋の風景
ちなみに田嶋健一さんは現在、航空写真家として活躍されています。2019年5月30日(木)から6月5(水)まで、東京・新宿でグループ展を開催されますので、ぜひご覧ください。
Aero Graphic Trust JAPAN “AGT-J”写真展「Par Avion 3」
アイデムフォトギャラリーシリウス(新宿御苑前)