2013/02/26 10:18
(1)からの続きです。
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このような状況でしたが、当時の私は、自分が病気であるとの認識は少なかったように思います。(拒食で困ることって、私は少ないからな・・・痩せていられるし。)
ですが、ある日、一個の甘いパンを食べたことがキッカケで、過食が爆発。
来る日も来る日も、寝ているとき以外は、過食をし続けました。
私は嘔吐が無かったので、どんどん体重は増えていき、
三ヶ月後には、25キロだった体重は、70キロに。
このように、私は、過食になって初めて、この病気の恐ろしさを痛感したように思います。(拒食ももちろん辛いのですが、私にとって、過食の比ではなくて・・・)
そして、そこから、太った自分への嫌悪感、自信の無さ、
そして止まらないか過食衝動から鬱状態になり、
引きこもり生活が始まりました。
しかし、家族の理解は得られず。
父は、私を腫れ物のように扱うだけで、まともに話そうとしてくれず、
「あなたのことは、理解してるから」と言いつつ、精神科から退院してきたばかりの私を、感情的に家から追い出したり。
(実家には、もう9年ほど帰っていません。)
弟には、とことん馬鹿にされ、「デブ、キメーんだよ。死ね!」と罵倒され、
「どうせ使い道なんかねーだろ」と、お金を無心されたりしました。
(未だに、弟とは確執があり、もう10年以上、まともに話していません。)
・・・ですが、母は、私を理解しようと、母なりに努力し続けてくれていたように思います。
また、親戚からの風当たりも厳しく、
【きちがい】 というレッテルを張られたまま、今に至ります。
そして、医療機関。
私は、何カ所か大きな病院に入院・通院経験があるのですが、
統合失調症と誤診されたり、性格の問題、と簡単に片付けられたり・・・
挙げ句の果てには、過食が止まらない時などに、物凄く強い注射を打たれ、
まるで、廃人と化してしまうような、そんな施設・病棟に入れられたこともありました。
お風呂もまともに入れず、汚物などの物凄い異臭がする、そんな病棟に閉じ込められたのです・・・。
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→(3)に続きます