二度目のロケハンに行って来ました。 前回は、柏崎地区でしたが、今回は魚沼地区と山古志村を茅葺き屋根のある家を探しに行って来ました。 正直、なかなかイメージに会う家は見つかりませんでした。 イメージは、"山間の農家の小さな家"なのですが、ガラス窓があったり、周りに現代的な家や電信柱があったり、なかなか難しいです。 初めて、山古志村に行ってみました。 大林宣彦監督の「この空の花 - 長岡花火物語」のロケ地です。一目で気に入りました。 以前、二、三軒は茅葺きはあったそうですが、2004年の中越地震で崩壊し、ベニヤ板で補修してしまったそうです。残念です。 　まだ雪のあるうちに、第三次ロケハンに行く予定です。

　アカデミー賞授賞式を観る。 　ジェニファー・ローレンスが際立って美しかった。(夏目三久も負けてなかったけど) 　個人的には、シドニー・ボワチエとキム・ノヴァクの出演がうれしかった。 　7冠受賞の「ゼロ・グラヴィテイ」。監督のアルフォンソ・キュアロンは、息子が書いたシナリオがなかなか企画が通らず、一緒に製作をすることになったという。 　映画を観た人は誰もが新しい映画が誕生するのを目撃したはずだ。 　つまり、簡単に通る企画というのは、それまでに似たようなものを誰かがやっていて、理解を得られやすいということだ。 　新しいことをやろうとしたら、困難は必須だ。ただ、なかなか企画が通らなかったら、新しいことをやろうとしているのだと自信を持っていい。 　

倉本聡・著「ヒトに問う」(双葉社)を、読了。 著者が、3.11以降の被災地を歩いて感じたリポートだ。 このまま前進して、同じ過ちを繰り返すのか、 それとも、少し後退する覚悟を持てるのか・・・。 そんなことを、考えた。