写真は11月中旬に行った、生徒が小学生に教えながら黒大豆の収穫を行っている様子です。
この黒大豆を使って、次は3学期には味噌作りも小学生と共に作るとのこと。
また黒大豆だけでなく、餅米も同じく田植えと収穫、さらにその出来上がった餅米を使い餅つきをして食べるところまでを小学生と一緒に行うのだそうです。
田植えや稲刈りで小学生との交流をしていることは、前々から伺ってはいましたが、年に1回、2回の話じゃなかったんですね…。
先生曰く、何がきっかけでこの交流が始まったのかは定かではないそうです。流石に年間にこれだけの回数の交流を行っていれば、それを調整する小学校、高校の両先生の労力も相当なものだと思いますが、切っ掛けはともあれこの行事の重要性を考え、止めようと言う話にはならなかった様で、少しでもお互いの負担が減る様、改善を重ねながら続けてこられているのだとか。
ここ最近、この丹波市でも確かコミュニティースクールと言う名前で、地域の学校教育への参加の重要性が言われる様になり、交流の場も増えてきている様です。が、そんなことが言われ出す、ずっと前から、ここまで密接な高校生と小学生の交流の場が作られており、またそれが大変とわかっていながらも、ずっと続けられていることに正直驚きました。
NPO法人Imagine丹波事務局