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空き家をアートで再活用!展覧会のフォトブック作成プロジェクト

空き家の価値、活用法を再発見するために、山口市内の空き家を使って美術展覧会を開催しました。私たちDo a frontでは、この期間限定のイベントをより多くの人に知ってもらうために、フォトブックを制作しています。今回は、クラウドファンディングを利用してより内容の充実したフォトブックを制作します!

現在の支援総額

237,500

118%

目標金額は200,000円

支援者数

33

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2014/07/02に募集を開始し、 33人の支援により 237,500円の資金を集め、 2014/08/31に募集を終了しました

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空き家をアートで再活用!展覧会のフォトブック作成プロジェクト

現在の支援総額

237,500

118%達成

終了

目標金額200,000

支援者数33

このプロジェクトは、2014/07/02に募集を開始し、 33人の支援により 237,500円の資金を集め、 2014/08/31に募集を終了しました

空き家の価値、活用法を再発見するために、山口市内の空き家を使って美術展覧会を開催しました。私たちDo a frontでは、この期間限定のイベントをより多くの人に知ってもらうために、フォトブックを制作しています。今回は、クラウドファンディングを利用してより内容の充実したフォトブックを制作します!

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2014/08/24 13:42
 今回のFAAVO企画の起案者である Do a Front さんの代表をされている藏田さんとの出会いは、いまから約4年前、2010年11月28日に東京の渋谷で行われたある「勉強会」でのことでした。  参加されていたのは、建築・美術・デザインに興味を持っていたり、そのような仕事に直接/間接的に関わってる広告代理店や総合商社の方々であり、勉強会というフレームの中でいろいろな出会いを積極的にもとめている20代後半の方々でした。私に声をかけてくれたのは、その勉強会の主催者の一人である建築家の百枝優さんであり、現在も公私ともに仲良くさせてもらっている、同世代の優秀な建築家の一人であります。  そのような人間づきあいから講師として呼ばれたわけですが、講師といっても形だけで、すぐに使える具体的な知識や技術を提供する役割ではありませんでした。非常にフワフワした立場ではありましたが、基本的に自分のやっていることの「どの部分」に特殊性があるのかについてハッキリと認識している(フリが出来てしまう)私にとっては、どんな話をしても「勝手に自由に生きていていいねぇ」というオチさえ避けれればいいな、と思っている程度であり、それ以上のことはなにも考えていませんでした。呼ばれたからにはどこにでもいっていた当時、ちゃんと講師を演じきってそのうえで「ひと笑い」だけとって帰ろうとだけ思っていました。  その日は日曜日で、観光地の忙しい喫茶店のアルバイトを無理言って欠勤させてもらい、ギャラはもちろん交通費も出ない中、片道1時間かけて講師紛いのプレゼンをしにいくということで「またワケのわからない所に向かっているな」という印象をもっていましたが、自分の作品のカタログを持って行き、絶対に買ってもらおうと意気込んでいったものでした。プレゼンテーションでは準備したネタで笑いを取りながら、最後に「こういう勉強会では、なにも勉強できないよ」という話で結んで、結果的に参加者の方から3冊ほど本を買っていただきました。そして、本を買ってもらったからなのか、みんな結構良い人たちだな、勉強がんばれよ、また呼んでほしいな、などと思った現金な記憶があります。  その時に私の本を買ってくださった方の一人が、受講者として参加されていた現Do a Frontの代表の藏田さんでした。帰りの電車で「山口に古民家がある」「以前、そこでイベントを行った」「今度はちゃんとした美術の展覧会をしたい」といったお話を聞かせてもらいました。私の返答は「古民家とはいえ、誰も必要としていなくなって使われなくなったんなら、それも自然の流れなのだから、無理して保存とか再利用とかする必要はないんじゃないの?」という非現代的なお話を出発点としました。そのうえでアイディアとして「避雷針を立てて落雷させちゃいなよ」(※2-1)や、「チェンソーで真ん中から二つにしちゃおう」(※2-2)、といったものを雑談程度で提案させてもらいました。  半分冗談、半分本気の提案はさておき、その時点で分かっていたことは、「山口」に、なにやら使われていない「古民家」があり、そこで「ちゃんとした美術展」をしたいという人がいる、ということだけでした。それはそれでおもしろそうだな、という感じはありましたがよくある普通の「古民家をつかった展覧会」に留まってしまうことだけが心配でした。とはいえ、自分自身で作った作品と、それをまとめた本(カタログ)が繋いでくれた「わけのわからない出会い」だったので、なんとか面白い方向にいくようにしたいな、という漠然とした期待にだけ賭けて「一度、現場に行きたい」無理なら「写真を含めた情報がほしい」ということだけ伝えました。そして山口行きが叶うのはその1年後になりました。(つづく)

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