おはようございます。 非営利活動団体とびらの大向です。 昨日に続き、本日も大向の生き方考え方について語らせて頂きたいと思います。 昨日は教育の目的が題材でしたので、 本日はその目的を達成するための、教育の手法について。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ まず、我々とびらの共通認識として、子どもたちの悩みの原因は、全て人とのかかわり方にあると考えて子どもに接しております。(こちら、体系的なことは、アドラー心理学のほうを参考に勉強させて頂いているところもあり、ほとんど同じ捉え方ですので詳しくはそちらを確認していただければと思います。) そして、大向自身が自分と向き合い変わる決意をしたのも、昨日のレポートの通り、自分のことを正面から見て理解しようとし、自分は居場所を求めているだけだという潜在的な感情を教示してくれた先生のお陰だったという自身の体験も考慮した結果、我々の教育はとにかく中立的に子どもの話を聞くという手法を用いることにしました。 ここで重要なのが、中立という立場になります。 というのも、とびらの教育活動に参加してくれるボランティアさんは、中には定年退職まで教員をされて、その持て余す教育力を使って社会に貢献をされたいと考えておられる、いわゆる教育者としての実力を兼ねそろえた方も居ますが、基本的にはまだ社会に出たこともない学生が中心となっております。 なのでそんなの我々に、 「子どもたちの将来をマネジメントする」だとか 「生きる上で大切なことを教える」だとか 自らの人生経験を武器にした スーパースターのような教育は出来ないと考えております。 では逆に、学生ボランティアの武器は何か? それは三つ 「真剣に子どもと向き合おうという強い意志があること」 「一人の子どもと向き合う時間を、自由に取れること」 「年が近いので、気軽に話しやすいこと」 という三つです。 なので我々は、この三つの武器を有効活用し、出来る教育はないだろうか?と考え その結果、相手を否定することなく、偉そうな事も言わず、ただ頼られたときはいつでも中立的に話を聞くという教育をすることで、子ども達に「自分のことを理解しようとしている人がいる。」という強い実感を与えると共に、自分の口から自分のことを語らせることで自己分析の助けをし、自身と向き合うきっかけを与える教育を手法としています。 もっと具体的なやり方は・・・ 気をつけるのこと!! なども用意してはいるのですが、こちらはさすがに企業秘密ということで・・・笑 ただ、さすがに自団体の武器をインターネットで流出させるのが怖いだけで、子どもと上手く関わりたいなと興味を持ってくれた方に教え渋る理由はないので、こちらは直接連絡いただければ、ご説明はさせていただきたいと思っております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということで、今日はここまで、 今日はこれから日帰りで大阪に行くので、充実した一日を過ごせそうです!! 大阪での出来事は、明日のレポートにまとめる予定です。 またの更新をご期待ください!!
みなさんこんにちは。 非営利活動団体とびらの大向です。 本日から予告どおり、大向の考え方、生き方について、レポートを、 ということで、第一回は、大向が教育者になることを志したきっかけのエピソード、そして大向が教育を通して、子ども達に伝えたいことについて投稿させて頂きたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~ 先日のレポートでも語らせて頂いたとおり、現在我々が行っている教育活動は、 「いじめ、虐待、不登校、引きこもり、非行」 等の悩みを抱える子どもの支援を中心に活動しています。 大抵、そういった少し複雑な心の問題の解決を志す人は、過去に自分が同じような悩みを抱えていて、経験を基に同じように苦しんでいる人を救うために・・・という志している方が多いのですが、大向もその例外ではありません。 ただ、大向はどちらかというと、 不真面目な生徒でした。 授業中、騒いだり、イタズラを出したり・・・ と、そんなことが大好きな生徒でした。 でも、忘れられない中学生のときのエピソード。 その日大向のした、とあるイタズラが問題になり、 放課後残され、7対1で怒られるという事件がありました。 その日のイタズラはかなり酷い内容だったこともあり、 7人の先生が、それぞれ大向を憎む目で見ていて、 「お前は人としてクズだ!!」 「お前みたいな人間が居るから、学校で問題が起きるんだ!!」 「お前は、人を不快にさせる天才だな!!」 「お前の心は、腐りきっている!!」 「お前みたいな奴のせいで、他の生徒は安心して登校できないんだ!!」 なんて怒鳴られてたんですよね。 大向としても、そんなことを言われると こんどは逆切れしてしまい・・・ という感じで、説教は平行線でした。 それで、怒られ始めて二時間経過し、 7人居た先生も、各自の仕事があるということで少しずつ職員室に戻っていき、 でも大向から反省の色が感じられず・・・ ということで、結局、担任の先生だけが残り、一対一で話すことになりました。 すると、最後の先生が抜けた瞬間、担任の先生の態度が大きく変わったんですよね。 それから先生がぼそっと、こういったんですよね。 「先生は君の気持ち、分からんことはないで」 と。 もちろん初めは不信感しかなかったので、 そんなこと言われてもなんとも感じませんでした。 で、続けてこういうんですよね。 「今回君がしたイタズラ、面白いイタズラじゃん」 「確かにイタズラをされた人は、傷ついた。これは認めないといけない。でも、君がイタズラをしたのは、彼を傷つけるためじゃないよね?」 「彼にイタズラをして、恥ずかしい気持ちになっているのを、皆で見て笑うことが目的だよね?つまり、彼を傷つけるためにイタズラをしたのではなく、自分が、周りの人が楽しむために彼を陥れようとしただけだよね?」 と。 「先生は君は人を不快にさせる天才だなんていってたけど、先生はそう思わない。君には悪気はない。君は楽しいからやってるだけだ」 「つまり君は、人を楽しませる天才なんだよ。だからこそもったいない。」 「目的は凄いいいことなんだ、あと一歩なんだ、誰かを陥れて笑うんじゃなくて、皆が笑えるようにすることを意識するだけで、君は凄い良い人間になれるんだ」 こんなこと言われたの初めてで、 学校でも家でも友達からも否定されてばっかりの大向と、初めて正面から向き合って、自分のことを肯定しながら指導してくれてる気がして、 結局自分が人にイタズラをするのは、「かまってほしい」という感情、人とコミュニケーションをとりたいって感情の表現方法が間違えてるだけだったんだなと気付けて、 それまで対人関係って凄い苦しくて、 イタズラしてないと、誰も構ってくれない気がしてて、 そんなコミュニケーションをしてる自分が嫌いで、 だから先生に言われて、凄く気持ちが楽になったんですよね。 反省もしました。自分自身と向き合ったからこそ、やってきたことの愚かさに気付けたのです。 だからこそ、罪滅ぼしか、恩返しかわかりませんが、 一般的に社会から悪だの問題だの、行動や状態を判断されるとしても、 その原因、本心が悪とは限らない。 自分と向き合い、本当の自分の表現方法さえ変えれば、悩みは必ずなくなる。 本気でそう思って行動できれば、人は救われる そんなことを伝えたくて、教育者になることを志しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~ かなり割愛しながら書きましたが、以上が大向の教育者との原点です。 もし興味をもたれた方は、直接問い会わせ下さい!! ということで、次回の投稿も、お楽しみに!!
皆さんこんにちは!! 非営利活動団体とびらの大向克明です! 本日は短めに! この度、コミュニティーハウスのプロジェクトをFAAVOに掲載していただいたことにより、 なんとオープン二日目にして、興味を持ってくれた方から取材依頼が入りました!! ということで、愛媛経済レポートの田渕さんに取材して頂きました!! 皆さま、掲載をお楽しみに!! そしてもう一つ、今回の取材を受けて一つ気付いたことがあります。 というのもプロジェクトについては、FAAVOのページに投稿していて、団体についてはレポートを上げているのですが、 大向克明について、何も触れられてないと。 代表の自己紹介をもっとしないと、 初めて知る人から信頼してもらえないぞ。 ということに気付きました。 なので明日から数回、代表の大向について、レポートをさせて頂きたいと思います。 ということで、今日はこの辺で!! また、お願いします。
おはようございます! 非営利活動団体とびらの大向です。 今日も元気に言っちゃいます! 今回は、前回の投稿で紹介だけして詳細を説明してなかった 非営利活動団体のもう一つの理念 「若者たちに体験と異交流を」についてご説明させて頂きます。 現在とびらには、下は9歳上は63歳まで、幅広い層の 約30名程度のボランティアさんが参加をしてくれています。 実はこの現状、設立当初のとびらの想像とは、 はるかにかけ離れた状況になっています。笑 とびらの設立の原点は5年前、学生だった大向を中心に 学生サークルを立ち上げた所にあります。 当時、学校の教員を志望し、愛媛大学に入学した大向は、 大学の授業のカリキュラムを聞き衝撃を受けました。 教育学部以外の学部の教員養成課程では、 最長4週間の教育実習と2日、5日の介護等体験 4年間で合計30日にも満たない程度しか、子どもと関わる機会がなく、 あとは座学で教育について学ぶというのです。 大向はこれを聞き、一つの疑念を抱きました。 「本当に4年間大学で勉強するだけで、 教育力を付ける事が出来るのか?」と。 そして時間が経つうちに、確信に変わりました。 「大学の授業を向けているだけじゃ、 人より優れた教育者になることは不可能だ」と。 それから、紆余曲折があった後、同じような志を持つ仲間ー 知識だけではなく実践力を付け、 教育現場で即戦力になるような教員になりたいー そんなことを考える学生を集め、 積極的に教育ボランティアを行おうという構想を考えました。 つまり、教員を目指す学生が、子どもたちに学習支援を行うことで、 子どもたちには笑顔と居場所を 若 者 たちには体験と異交流を ということで、困った子どもと教育者の卵が win-winな関係を結べるような活動をしようと 大学サークルを立ち上げました。 そして、卒業が近付き、 このような活動を自分のライフワークにしようと考え、 大学サークルから独立し、NPO化したものが 現在の非営利活動団体とびらです。 NPOになってから大きく変わったことは、 教育者を養成するだけでなく、 社会課題に取り組もうという志を持つ 地域の人を育てようと、活動目的が広義化したことです。 いわゆる一般的に、不登校、虐待、いじめ、ひきこもり、非行等 問題視されるような個性を抱える子どもに対し、 そういった子どもが心を開きやすいように、 教育の専門家を育てることも大切ですが、 そうではなく、地域で生活する、教育と関係ない人でも、 「自分たちの地域にも苦しんでいる子どもが居る」 という事を知ってもらい、 子どもや学校の問題として、悪と決め付けるのではなく、 地域でどうやって、そういった子ども達を受け入れ、 挫折や失敗をしてしまった子どもでも、 いかにそこから成長することが出来る環境が作れるかが これからの日本に必要になってくると。 そういった啓発活動を行う必要があると。 そのような理由で活動目的が広義化し、 様々な世代、価値観、目的を持つ方に ボランティアとして参加してもらい 我々の捕らえる社会課題をより多くの人に知ってもらおうと そういった体験、異交流に 誰でも気軽に参加できる環境を作ろうと決意しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ いかがでしょうか? これがとびらの根幹になる、地域に対する熱い気持ちです。 今回のコミュニティーハウスは、 この理念を実現するための拠点として、 役立つものにすることができます。 様々な志を持つ者が集い、 自分の見る社会の課題、夢を語り それを皆で共有することで、 目を背けてはいけない地域の現実を知り、 そこからどうやって解決するかと 様々の世代の人が手を取り合って活動をする きっかけになる場所にしたいと考えております。 長くなりましたが、今日はここまで、 大向は口ベタで、どうも想いを語ると長くなってしまうのですが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました! また、そのうち更新させて頂きます!
皆様、こんばんは! この度、コミュニティーハウスを設立したいということで、企画を立ち上げさせて頂きました、大向克明と申します。 今日から終了までの間、なるべく毎日で コミュニティーハウスの内容や目的、主催のNPO、非営利活動団体とびらについて、投稿させて頂きたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ということで今日は、非営利活動団体とびらの活動理念の一つ 「子どもたちに笑顔と居場所を」について。 そもそも我々は、 「子どもたちに笑顔と居場所を」「若者たちに体験と異交流を」 の二つを理念として活動をさせて頂いている松山市のNPOです。 こちら簡単にご説明させて頂きます。 現代の子ども達を取り巻く環境は非常に複雑になっており、 いじめ、不登校、虐待、ひきこもり、非行、など子どもたちの心を傷つける事柄が、どんどん増えていっております。 ここで、とびらでは「こういった事柄が起きるのは何故か?」という事を考えているうちに、 「子どもたちの居場所が失われていっていることが、諸悪の根源である」という仮説をたてました。 具体的に言うとどういうことかというと、 例えば引きこもりになってしまう子どもは、自分の部屋に居たいのではなく、周囲の人の無関心を恐れ、学校の人、親に心配してもらい、優しい声をかけてもらうために引きこもるのではないか?と 例えば非行をする子どもは、他人と関わっているという安心感を得るため、わざと悪ぶれて見たり、他人を傷つけることで、周囲の興味関心を引こうとしているだけなのではないか? いじめをする子どもだって、本心から相手を傷つけたいのではなく、集団の中で、自分の居場所を確保するために、他者を陥れて自分の立場を確保しようとしているだけなのではないか? というような感じに、行為自体は多種多様で、それぞれ周りにに悪影響を与える一般的に「悪」と判断される内容かもしれませんが、行為が悪なだけで、心が悪とは限らないと。本人はただただ孤独を感じていて、その感情表現が下手なだけで、そこさえ改善すれば全ての問題は解決するのではないか? といったものです。 なので我々は、「子どもに寄り添う」という事を念頭に置き、 子どもたちと共に遊び、共に学び、共に笑いと、時間を共有し子どもたちに居場所を提供することで、本当に安心できる居場所を創造し、子どもたちの心を育てようと、決意をさせて頂きました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ いかがでしょうか? こちらがとびらの根幹になる、教育に対する熱い気持ちです。 お気づきの通り、このたびのコミュニティーハウスはこの理念に基き、子どもを中心とし多種多様な人が集まる空間を形成することで、色々な価値観、自己表現の仕方、生き方に触れ合うことで、沢山のことを学ぶことが出来る皆の居場所を作りたいということで、企画させて頂いたものになります。 もしこのレポートに共感して頂き、 「是非ともこういった活動、考えをもっと広げていって欲しい!!」 と共鳴してくださった方、是非とも応援のほう、お願い致します!! 心でコミュニケーションをするのに、肩書き、年齢は関係ない。 一人でも多くの人が集まり、一人でも多くの子どもに居場所を与えられるよう、皆で熱く全力を尽くしましょう!! 長くなりましたが、今日はここまでで! 少しでも我々の魅力を伝えられるよう、また更新いたしますので、よろしくお願い致します!