2018/10/28 03:39
絹(きぬ)は蚕(かいこ)からできています。
蚕の中でも、2.3%しかいない双子ちゃん、そんな二人は仲良く一つの繭の中に納まっています。
この繭だけ特別に「玉繭・たままゆ」と呼ばれています。
双子なので、糸が絡み合っています。
それを引き出し糸に仕上げていくのが職人さんとの経験と勘だそうです。
「のべ引き」と呼ばれます。
きれいな意図を右手に手繰っておいて、上に上がっていく糸が少なく補足なってきたなと思ったら、くっつけて太さを調整していきます。
節のある紬らしい糸が出来上がります。
実際現役のこの機械たちも、考えに考えて作られているすごさ。
さて次は染めていきます。