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女性の笑顔がほころぶ「ご褒美きもの加賀友禅」で金沢へ癒されに来てほしい!

私は生まれ育った金沢の街が大好きです。「心結(KOKOYUI)」は着物をレンタルを通して「癒される金沢の楽しみ方」を提案できるお店に成長したいと思います。加賀友禅の開発プロジェクトにご支援いただき、着て良さを感じてください。

現在の支援総額

1,327,000

265%

目標金額は500,000円

支援者数

84

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/09/17に募集を開始し、 84人の支援により 1,327,000円の資金を集め、 2018/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,327,000

265%達成

終了

目標金額500,000

支援者数84

このプロジェクトは、2018/09/17に募集を開始し、 84人の支援により 1,327,000円の資金を集め、 2018/10/31に募集を終了しました

私は生まれ育った金沢の街が大好きです。「心結(KOKOYUI)」は着物をレンタルを通して「癒される金沢の楽しみ方」を提案できるお店に成長したいと思います。加賀友禅の開発プロジェクトにご支援いただき、着て良さを感じてください。

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    先染めって聞いたことありますか? 対義語が、後染めですね。     加賀友禅は、「染めのきもの」と呼ばれます。 白い糸の状態で反物サイズに織ってから、筆で染めていくから、後染めです。 京友禅、琉球紅型などです。 牛首紬や能登上布は、「織・おりのきもの」呼ばれます。 糸を染めてから織る。なので紬・つむぎ系は先染めです。 ミンサー織り、大島紬などです。   何と何を混ぜるとこの色になるか、というのを追及して研究を重ねてきた門外不出の秘伝の書があるそうです。 色のレシピ本ですね。     牛首紬でもう一つ特徴的なのが「クロユリ染め」です。   同じクロユリなのに、いろんな色に染まる・・・だと!! びっくりです。   触媒を変えることで、発色が変わります。 ピンク、紫、黄色、緑、グレー綺麗な色に染まった糸を 今度は「整経(せいけい)」という工程です。          


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絹(きぬ)は蚕(かいこ)からできています。 蚕の中でも、2.3%しかいない双子ちゃん、そんな二人は仲良く一つの繭の中に納まっています。 この繭だけ特別に「玉繭・たままゆ」と呼ばれています。 双子なので、糸が絡み合っています。 それを引き出し糸に仕上げていくのが職人さんとの経験と勘だそうです。 「のべ引き」と呼ばれます。   きれいな意図を右手に手繰っておいて、上に上がっていく糸が少なく補足なってきたなと思ったら、くっつけて太さを調整していきます。   節のある紬らしい糸が出来上がります。     実際現役のこの機械たちも、考えに考えて作られているすごさ。   さて次は染めていきます。


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彩色(さいしき)の工程が一番ときめくのは 女子として、小さいころから塗り絵が楽しかったからでしょうか?   上坂さんも一緒で、塗り始めたら、止まらなくなってしまうそうです。     全体のバランスを見ながら、塗っていきます。 そして、蒸したときに色がかなり変わるので塗る色と仕上がりの色の違いを考えなければならない。 すごい熟練の感性。これが上坂さんが今まで磨かれてきた力だと思いました。   5反目の最後にはNHKさんの取材が入り、制作の想いをお話ししながら取材されつつ、彩色。       最後の作品は石川県の県花(県のお花)クロユリです。 本当はもっと黒いお花ですが、女性がきれいにみえるようにということで紫で表現していきます。   この糸目糊の内側に色を差していくときの筆もポイントだそうです。 加賀友禅と特徴である「ぼかし」をするための筆は 最近買った筆より、昔から使っている筆のほうがいいそうです。   当時の素材、筆を作る職人さん。着物の生産量が少なくなることで、関係する道具屋さんなども少なくなっていく。 そんなお話も聞き、全体で考えても、今このタイミングで加賀友禅を作ることができたことは幸せなことなんだと改めて思いました。   さて、次は、今は白い柄の周り、地色(じいろ)を染めていきますよ。    


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糊置き(のりおき)   友禅の特徴は、お花の輪郭(りんかく)の白い線です。 この線があるおかげで写真を撮るとフラッシュで輪郭が光り、柄が浮かび上がって見えます。立体感が増して、イキイキとした花に見えてきます。 その友禅の主役とも言える白い線を「糸目(いとめ)」と呼びます。     この線を描くのは、2種類あります。ゴム糊ともち糊です。 もち糊はもち米を蒸してつくるので食べられるくらいで、職人さんによっては舐めて糊の硬さや線の細い太いを調整していたそうです。 今では細い繊細な線を引くことができるゴム糊が主流になってきたそうです。   先の工程「下絵」の際に青花で写した線の通りに糊(のり)を置いていきます。糊の太さ・細さを自在に操れるようになるまで時間がかかるそうです。   すべて手作業で糊を置いていきます。 この時ポイントなのは、糊はまだ表面にしか乗っないということです。 しっかり生地の中まで入ってくれないと、彩色の際に大変色が混ざってしまいます。 そこで登場するのが、こちらのお味噌汁     ではなく、豆汁(ごじる)です。 お豆をつぶして100倍近くに薄めたこの透明の液体がここから大活躍するんです。   (例なので、今回のご褒美きものではありません) 糊を置いた面が生地(きじ)の表面だとすると、裏面からさっと刷毛(はけ)で豆汁をぬっていきます。 それにより水で消える性質の青花の色素が取れて、糊が残ります。 そして糊はしっかり生地の中まで入り裏までしっかり糊が通るのは 油分の多い大豆だからこそ、引っ張ってくれるからだそうです。   この工程を「地入れ(じいれ)」というそうです。   さて次はお楽しみの彩色です。


10/16 100%を超えることができました。 皆さんに温かいご支援をいただいたおかげです。 本当にありがとうございます!   「金沢が笑顔いっぱいの街になるといいな」と思って、 自分にできることをしようと思い開業した着物レンタル〈心結(ここゆい)〉です。 日本舞踊をしていた私だからできる事業だと思い、はじめたくて仕方なくて走り出しました。   8年たって、金沢を着物でいっぱいにするという想いは達成できました。   でも金沢の街を見回してみると、ポリエステルの量産品の着物で歩く子達がとても多くなってしまい、これは私の思っていた景色を違うと思いました。   「加賀友禅を作ってレンタルする」という新事業を興し、作家とカラーコーディネーターさんと一緒に着物を作りを進めていく中で、着物の楽しさ、美しさ、自由さを思い出すことができました。     このクラウドファンディングを通して、みなさんに知っていただくことができて幸せです。   これからも拡散していくことで、金沢の町おこしになればと思っています。   よろしくお願いいたします。