本日は今年から始まった企画の一つ。「狐の嫁入り道中行列」についてお伝えしたいと思います。 まず「狐の嫁入り」と聞いて、皆さんはどんなことを思い浮かべますか? きっとたくさんの方が「晴れてる日に雨が降ってることじゃない?」って想像されたかと思います。 自然現象として珍しいことを「狐に騙されている」と思い、昔からそんなふうに言い伝えられてきています。 しかし、それとは別に秋の収穫時期に「五穀豊穣」を祈念して、狐の扮装をした人たちが嫁入り道中を再現して、各地の神様にお参りするいう行事が様々な地域で残っています。 今回は地域の五穀豊穣と地域に残された歴史的価値の高い建物や町の風景をコラボさせて、狐の嫁入り道中行列を行います。 津島市の歴史文化遺産である「渡邉家住宅」をスタート地点として、津島神社まで道中行列を繰り広げます。 スタート前の渡邉家では尾張津島に古くから伝わっている嫁入りに関する風習を再現。 嫁入り衣装から、小物にいたるまで、細部にわたって再現し、昔懐かしいと感じる方もいらっしゃると思いますが、まったく知らない人にとってはとても新鮮なものになると思いますし、海外からお越しの方にとってはトラディショナルなものになること間違いなしです。 今後も「狐の嫁入り道中行列」について、いろいろな情報をお知らせできればと思っています。



