2020/07/07 20:00
日本でも報道されている通り、新型コロナウイルス感染拡大などの緊急事態は、失業や経済的貧困、移動の制限等へのストレスから女性への暴力や嫌がらせも増加する傾向にあります。
CAREでは、新型コロナウイルス感染症緊急支援活動を通して、世界26か国で ジェンダーに基づく暴力(Gender-based Violence, 以下GBV)防止のための活動に取り組んでいます。
GBVに対する私たちの活動
1)女性を直接サポートします
パレスチナでは5千人、ペルーでは4,217人の人々が、CAREの支援により、GBVにあった時に、どのように助けを求めるかについての情報を得ています。また、エクアドルでは、チームが、患者への心理社会的なサポートに加え、家にいる人々にGBVを防ぐためのオリエンテーションを行うために、バーチャル・サポート・システムを開発しました。
2)地元のパートナーが情報を入手できるように支援しています
レバノンでは、GBVについて紹介と支援を受けるための情報を、地元のコミュニティに共有しています。エクアドルでは、ZOOMやFacebookライブなどを利用して、GBVの防止などについて、約1万4千人の人々とバーチャルイベントを行っています。チャド、キューバ、ウガンダでは国内の他のNGOにもGBVに関する必要な情報をすべて共有しています。
3)医療スタッフと連携しています
ソマリアでは、特に保健センターを通して働きかけることで、1万人以上の人々がGBVの情報を手にしています。バングラデシュ、チャド、そしてペルーでは、保健センターのスタッフと協力して、彼らが確実にGBVに効果的に対応できるようにしています。
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CAREは、このように、暴力の危険など、困難な状況に置かれやすい女性や女の子に配慮しながら、緊急支援活動を展開しています。
温かいご支援をありがとうございます。もう少しで目標額の半分まで見えてきました!
引き続き「プロジェクトを支援する」からの応援、またSNSでのシェア拡散にご協力をよろしくお願いいたします。