6月29日時点で、50の新型コロナウイルス感染例と5名の死者が出ている、コックスバザール難民キャンプ。
ここで毎日、人々に必要な支援活動を届けている現場のCAREスタッフを紹介します。
女性への暴力防止のために活動するディルバさん
ディルバは、ジェンダーに基づく暴力(Gender-based Violence)のチームとコックスバザール難民キャンプで働くスタッフです。彼女は、もともと西部のパブナ県出身ですが、コックスバザールで働き、暮らしています。彼女の仕事は、暴力や嫌がらせの被害者へ精神的・社会的サポートを行うことと、必要に応じて暴力事件に対処、管理することです。ほぼ毎日、ディルバは6~7時間を職場への行き帰りの移動に費やしています。人道主義者として彼女は、こう語ります。
「私にはこの新型コロナウイルスの危機の間、難民と協力する責任があります。彼らは、とてもわずかな知識しか持っていないため、もし私たちがこの危機的な状況で支えなければ、彼らは最も苦しむでしょう。それは不公平です。彼らは、正確な情報を得て、尊厳をもって生きる平等な権利があります。」
スタッフや物資を確実に送り届けるドライバー、フェルドウシさん
CAREバングラデシュのドライバーは、遅れることなく、必要な仕事とサービスが確実に提供できるように、ローテーションで働いています。
「私はこの危機の中で、働くことに後悔はしていません。むしろ、この天災に、私の仕事でたくさんの人々を助けられることは素晴らしいことだと感じています。車内の衛生状態を保つために、私たちは毎回車を使うごとに、洗剤で洗い、消毒剤で殺菌しています。」
と、ドライバー、フェルドウシ・アクターは言います。
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現在49%に到達しました!
たくさんのご支援ありがとうございます。
感染拡大を防ぐため、難民キャンプでは、今もディルバさんやフェルドウシさんのような最前線で対応している人達がいます。
彼らを支えるためにも、どうか「プロジェクトを支援する」から応援をいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!