はじめまして
私は神奈川・平塚でフレンチレストラン アッシュ×エムを営む相山(写真右)と申します。
当店は『四里四方の物を食せば病なし』という江戸の頃の言葉を実践すべく、 made in 湘南100%を目指し、地元の生産者と直接のコミュニケ-ションを図りながら地産地消レストランを営んでおります。
アッシュ×エムHP
http://b-h-m.com/
今回は当店が日頃から生乳を分けていただいている、“薫る野牧場”さんのご支援をお願いしたく投稿致します。
商品・お店が作られた背景
薫る野牧場さんは神奈川の西に位置する山北町の大野山の山頂付近にあります。
こちらは山地酪農に取り組む全国でも非常に稀有な牧場です。
山地酪農とは読んで字のごとく山で牛を飼う酪農のことで、牛舎もない山の斜面にジャージー牛を1年を通して完全放牧をしています。
山地酪農はただ多くの乳量を得ることを目的とした酪農ではありません。
山の斜面地を利用し持続可能な放牧地を作ることで山の管理を行いながら、健康な牛のお乳を生産することができる手法です。
この山地酪農が日本全国に広がれば、安心安全な乳の生産と山林の管理を両立できる産業が生まれ、後継者不足が深刻な酪農業界あるいは林業において、新たな選択肢になり得るのです。
詳しくは薫る野牧場HPをご覧下さい
https://kaorunofarm.com/
水道も通らない山のテッペンにあり、山の下を流れる沢から牛の飲用の水を毎日2回も汲み上げるなど、とても手間のかかる酪農をされているのですが、写真でもお解りの通り牛たちにとっては全くストレスのないとても素晴らしい環境です。
この牧場は島崎さん(一番最初の写真中央)が2018年より、地域の若者の力を借りながら運営している」手を借りながら運営されている小さくてしかし雄大な牧場です。
山地酪農は通常の畜産と違い、急に規模を拡大することの出来ない酪農法ですので、そのミルクはとても希少で貴重な生乳なのです。
これまで少しずつお取引先を拡げ運営をされてきたのですが、当店をはじめお取引先のほとんどが営業自粛となり、大量のミルクの売り先がなくなってしまいました。
そこで余ってしまいそうなミルクを美味しいアイスクリームにして皆さまにお届けしたいと、急遽プロジェクトを立ち上げました。
私たちの商品・お店のこだわり
今回、薫る野牧場さんのミルクを使って作るのは、濃厚なめらなか特製アイスクリームです!!
製造はテレビ東京「TVチャンピオン アイスクリーム屋さん選手権」優勝の実績を持つ、茅ケ崎にあるプレンティーズのオーナー長谷川さんにご協力をお願いしました。
プレンティーズHP
http://plentys.net/
リターンのご紹介
今回のプロジェクトのために原料乳を薫る野牧場さんのミルク100%で作る、特製アイスクリーム(2Lパック)をお届けします。
本当であれば小分けされたカップアイスの方が食べやすいと思いますが、今回はミルクを廃棄させないために使用量とスピードを重視し、写真のような業務用2Lパック詰めにさせていただきました。
また希少で貴重なミルクですから、正直に言って決して安い物ではありません。
ただだからと言って原料ミルクの価格を大幅にディスカウントしてしまっては、支援する意味が無くなってしまいます。
(それでもいつもより割安に使わせていただいています、島崎さんありがとうございます。)
パッケージはロゴマークも飾りっ気も何もありませんが、美味しい物を届けようという思いだけはたっぷりと詰め込んでありますので、そこは何とぞご勘弁ください 💦
プロジェクトで実現したいこと
まずは山地酪農という、彼女の取り組む酪農についてたくさんの皆さんに知って貰いたい。
そして一人でも多くの方にご支援をいただき、彼女の作る希少で貴重なミルクを廃棄にすることなく、その美味しさを皆さんに味わっていただきたいと思います。
我々レストランは生産者さん無しでは成り立ちません。
生産者の皆さんが作って下さる大切な生産物を、みすみす無駄に廃棄する訳にはいきませんし、また経済的にもきちんと成り立つようでなければ、末永くお付き合いしていくことも出来ません。
是非皆さんにお力添えいただければ助かります。
資金の使い道・スケジュール
(支援金の用途)
*薫る野牧場さんのミルクの仕入れと加工賃
*包装資材など消耗品の購入
*配送運賃
*キャンプファイヤーさんへの手数料
最後に
今回は薫る野牧場さんの支援をお願いする訳ですが、全国には今回のコロナ禍の影響で困っている生産者がたくさんいらっしゃいます。
それも遠くのどこかではなく、僕たちの身近なところにいらっしゃいます。
これを機に近所でがんばる生産者の皆さんへ目を向けていただければ幸いです。
アッシュ×エムには西湘・湘南地域の生産者から直接送っていただく、鮮度抜群で安全で美味しい食材がたくさん届きます。
是非その料理やデザートたちも食べにいらして下さい。
湘南ハッピーキュイジーヌ アッシュ×エム
神奈川県平塚市夕陽ヶ丘3‐5
0463-27-2171
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5x%E3%82%A8%E3%83%A0/@35.3231814,139.3505756,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x6019ad3a4a7ea351:0x393b53668ec848eb!8m2!3d35.323177!4d139.3527643?hl=ja
最新の活動報告
もっと見る秋の牧場の様子と、その後の活動報告
2020/10/11 15:00「コロナで余剰在庫を抱える、薫る野牧場の希少なミルクをアイスクリームにして届けたい」プロジェクトにご支援をいただきました皆様、改めましてありがとうございました。心からお礼申し上げます。僕が島﨑さんに最初にメールをしたのが、コロナ禍真っただ中GWが始まる4月下旬でした。その時にはすでに当店も営業自粛が始まっておりました。あの先の見通せない一番苦しかった時期から比べれば、秋になりやっとお店にも活気が戻ってきました。8月には横浜・馬車道に新店舗ユニバーサルダイニングONEもオープン致しました。Universal Dining ONE HP Universal Dining ONE FBページUniversal Dining ONE クラウドファンディング挑戦中!!Universal Dining ONE 開成町・瀬戸酒造店 日本酒イベントのお知らせこちらの店でもアッシュ×エム同様、薫る野牧場さんのミルクのアイスクリームを食べて頂けます。以下は島﨑さんから皆様へのメッセージです。ご覧ください。ーーーーーーーーーーーーーーーあらためまして、この度のご支援を賜りました皆さまに心から御礼を申し上げます。お手元に届いたプレンティーズさん特製のアイスクリームや、アッシュ×エムさんでデザートをお楽しみいただいた方々から、たくさんのご感想や応援のメッセージ、お写真等を頂戴し、大変嬉しく拝見しております。本当に、ありがとうございます。厳しい暑さの夏が過ぎ、牛たちのいる山の上もだいぶ涼しく、朝晩は肌寒いくらいになってきました。春に生まれた2頭の子牛はすっかり乳離れをし、斜面を駆け回りながら山の草を食べる生活にも慣れたところです。子育てを終えた母牛たちは次の命を宿し、昨年3月に生まれた「すみれ」という牛も、あっという間に成長し、来年4月に初産を迎えます。徐々に頭数を増やしながら、牛たちの力を借りた山づくりを進めていきたいと考えております。今年は2頭だった搾乳牛が来年は3頭に、翌年は4頭になり、搾れるミルクの量も増えていきますので、それに合わせて販売方法の見直しや販売先の拡大も、少しずつ行っていく予定ですので、牧場のFacebookやInstagram等からチェックしていただけますと幸いです。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。薫る野牧場 島﨑薫ーーーーーーーーーーーーーーーGo toトラベルやGo toイートキャンペーンもはじまり、やっとウィズコロナ下での経済活動が再開しはじめました。※アッシュ×エム、ONE共にキャンペーンをご利用いただけます今回の騒動を通して最も強く感じた事は、最後はやはり「人」なのだということ。どんなに機能的に優れている商品やサービスでも、それだけで差別化を図れる時代では無くなり、「誰から買うか?(誰のモノを買うか)」により価値を見出すようになってきたと感じます。今後も地域の生産者の皆さんと共に、他にはない、アッシュ×エムでしか味わえない料理やサービスを提供できるように努力していこうと思います。今後も引き続き変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。アッシュ×エム HPアッシュ×エム FBページ もっと見る
第1便の発送をいたしました!!
2020/07/30 19:197月28日に第1便の発送を致しました。プレンティーズさんには製造を頑張っていただき、今回は255パック 184件の皆様へアイスクリームをお届け致しました。普段はアイスクリームを発送する業務などを行っておりませんので、冷凍車をレンタルしその庫内を-30℃に設定し、仮設の作業場に見立てて作業を敢行!!寒いのはそれほど苦ではなかったのですが、想定外だったのは発砲スチロール箱の中に詰めるドライアイス。なぜか解りませんが、通常は取り扱っている地元の氷屋さんから「ドライアイスの需要が急に増えて、新規では分けられない」と断られ、何とか別の業者で手配は済んだのですが午前着でお願いしたのが届いたのが午後3時(汗大急ぎで作業を開始。しかし今度は別の問題が…作業をしてみると密閉されたトラックの荷台中に一酸化炭素が充満し、時々換気をしながらも十分に気を付けながらの作業になりました。昨日から今日にかけ複数の方からメッセージをいただいたり、SNSなどを通じてご報告を受け、小さなミスや不備はいくつかあったのですが、アイスが溶けてしまっているなどの大きなトラブルなく、何とか無事に皆様の元に届いているようでホッとしています。第2便はアイスクリームが出来次第、8月上旬に発送を予定しております。まだ手元のい届いて皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、今しばらくお待ちください。必ず美味しいアイスクリームをお届け致します。まずは第1便のご報告まで。もしよろしければSNSなどに #薫る野牧場アイスクリーム とハッシュタグを付けて投稿していただければ、島﨑さんやプレンティーズさんにメッセージが届きますので、是非投稿してみてください。 もっと見る
いよいよ最終日、ここに来て課題が満載です
2020/07/25 10:05約1か月半に渡った支援期間も、今日が最終日になります。本当に沢山の皆様から温かいご支援をいただき、関係者一同心よりお礼と感謝を申し上げます。7/25 9時時点で400パックを超え、予想を大きく上回るご支援をいただいております。現在は出来るだけ早く皆様にアイスクリームが届けられるようにと、プレンティーズさんが急ピッチで製造をして下さっています。ご支援を頂いたタイミングが早い方から順に、配送の手配をさせていただき、第1便の発送は7月28発送、翌29日着を予定しています。7月中旬以降にご支援をいただきました皆様には大変恐縮ですが、発送が8月初旬~中旬になる場合がございますが、予めにご了承いただければ幸いです。そんな状況の中、ここに来て更に新しい課題がドンドンと出てきまして…今回のプロジェクトのスキームは…ミルクの生産(薫る野牧場)⇒ミルクの仕入れ、アイスクリームの製造(プレンティーズ)⇒アイスクリームを仕入れ、箱詰め・発送(アッシュ×エム) を考えていたのですが、アイスクリームという商品の特性上、発送元と配送業者間で事前に特別な契約が必要だそうで(汗おまけに配送業者が届けた際にお客様が不在だった場合、宛所不明となってすぐに返品になってしまうそうで(汗現在、プレンティーズさんにご協力をいただきながら、配送業者さんと交渉中です^^;いやぁ~、色々と勉強になります。実際にやってみないと解らないことって、まだまだいっぱいですね。ということで、最後の最後まで悪戦苦闘中ではありますが、なんとか無事に皆様の元へ美味しいアイスクリームをお届けしたいと思います。期待して、もう少しお待ちくださいm(_ _)m もっと見る
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