バターフィールド にも、やさい茶屋にも、唯一無二のメニューが数多くあります。
その一つ一つは、東京はもちろん、京都へも何度も何度も足を運び、星つきのお店を食べ歩きしたり、本を何冊も購読しては、イタリアンや和食の境界線をなくし、私たちの暮らす新潟の食材を最大限生かしたメニュー開発へと導いてくれたのです。
自分たちの感性をふる稼働して、いままでにないスタイルや調理法に取り組み、自分たちが納得したものだけを提供することに邁進していたので、オリジナリティーが強いことは強みでありながら、その味を表現する手立てがわからず、随分苦労しました。。。いくら美味しくても売れるかどうか?はわからない。マーケティングという戦略が大切なんだということを思い知った後半10年でもあります。
バターフィールド の知名度を抜群にあげた商品が看板メニューの渡りがにのトマトクリームスパゲティです。7年間もの間グルメランキング連続1位の不動の人気を誇ったのです。その頃は新潟で一番多くの渡りがにのパスタを作っていたかもしれません。。。。
テレビや雑誌でも、新潟の地産地消を掲げる先駆者として取り上げられたり、一緒に農家さんへ尋ねたりと活動を続けているにも関わらず、渡りがにのパスタが人気NO.1とういう皮肉というか。。。ここが超えられない壁というか。。。。
代表的なワードで 『野菜が主役のパスタやピッツァ』『野菜スイーツ』と題して1日あたりの野菜摂取をサラダはもちろん、パスタにデザートに飲料に、、、、合わせてコンプリートできるランチセットを提供してきた。
山本農園産春かぶらと焼き筍の和風お出汁スパゲティ 〜かぶら蒸しがヒントになった山盛りのかぶみぞれ餡、筍とエビが入って、最後に葉と茎をさっと合わせ、山椒を振る。カツオベースのお出汁でいただくなんとも滋味深い、体の中までしみわたる優しい味である。野菜が主役のパスタではこれが一番かな、、、と思えるぐらい今までのパスタの概念を覆している。でも、人気は『渡りがに』、、、正直、野菜は地味なのだ。一度スタッフがこんなことを言っていた。新潟は野菜が身近にあるから、あんまりめずらしくないし、渡りがにとかのほうがご馳走って感じなんですかね?と。。。。
でも負けない!! 新潟のみさなんにとって身近な野菜かもしれませんが、新しい食べ方が提案できれば、そこには感動があったり、県外のお客様に自慢できる!!とか、そんなこと
田上産朝掘り焼き筍と山崎糀屋お手製にしんの糀漬ピッツァ〜往復で1時間ほどかけて田上の筍生産組合まで朝集荷に行き、すぐにオーブンで丸ごと(皮をつけたまま)蒸し焼きをする。換気扇から漂う香りはまるでとうもろこしを焼いているような、甘い香りがする。田上町の筍は比較的土壌の性質もありアクが少ないのもあるが、やはり鮮度が命、アク抜きはしないで香りと食感を大切にするための調理法だ。。。。それを味噌ソースを塗ったピッツアに敷きつめ、にしんの糀漬けと一緒に焼くと、、、、にしんに付いた糀が炙られた香りとともに筍の甘くも香ばしい香り。。。。最後に木の芽を添えていただく。これも新潟の春にしか味わえない、代表的なメニューです。日本酒に合わせたら最高!!です。
こんな風に全てを解説していたら、もう時間がない。。。。
もう14時間しかない
阿部農園産 感動フルーツトマトスパゲティ
津南宮崎農園産高原アスパラガスとフルーツトマトのピッツァ
民蔵ファームズッキーニと夏野菜のサラダ風ピッツァ
田村農園産やきなすと朝日豚ベーコンのトマトスパゲティ
長岡大口蓮根と新生姜の和風ピッツァ
山本農園産砂丘ごぼうと人参の和風スパゲティ
山本農園産ごぼうピッツァ
人不足に悩んでもう辞めてしまったけど、
野菜スイーツもたくさん開発しました。。。
やきなすのタルトケーキやごぼうのショコラケーキ
さといらずの和風タルトに小松菜ロールケーキ
雪下人参チーズケーキ 究極のかぼちゃプディング
いんかのめざめモンブラン、トマト杏仁etc.....
思い出は尽きません。。。
けれどこれが最後ではありません。
今回のクラウドファンディングを立ち上げてわかったことは、お店のファンの方の優しさです。このページでご支援いただいた皆様には深く感謝いたします。中には何度もご支援を頂戴していて、恐らくは、なかなか金額が伸び悩む中で、応援してくださり本当にありがとうございます。不甲斐ない、心苦しいです。お店でも、応援しているよ!!とお声をかけてくださるお客様も多く、なんとかしてこの危機を乗り越えよう!!と、スタッフ一丸となることをいつも朝礼にて声に出しています。このプロジェクトが終了しても、皆様の声援にお応えすべく、なんとか継続できる道を切り開いていきます!!
ありがとうございました!!