前回、前々回と蔵の紹介をして参りましたが、今回で最終回です。
みなさまの温かいご支援・ご協力により改修が完了し、生まれ変わった新しいKURAの姿をご紹介したいと思います。
さっそくですがこちらが離れの宿泊棟「KURA」として生まれ変わった蔵の外観です。
こちらが改修前の蔵の写真ですが元の風合いが失われないよう敢えて古い漆喰壁をそのままにしてあるのがお分かりいただけるかと思います。
では中をのぞいてみましょう。
建物全体として古い材をそのまま生かしつつ、必要な部分には新材も豊富に使いました。
洗面所やトイレの周りは黒を基調としてシックな仕上がりになりました。
さらに、KURAはお風呂付き!メイン棟に宿泊される方はシャワーのみの利用になりますが、KURAでは温かいお湯に浸かって旅の疲れを癒すことができます。
お客様にご宿泊いただくスペースは二階にあります。
二階も新材と古い材が両方使われたデザインになっていますが、注目していただきたいのは天井。前々回の報告書でご紹介した、約120年前の大火のススも天井の材に一部そのまま見ることができます。
2つのベッドだけでなく、畳ソファーベッドや敷布団も用意してあるので最大5名までKURA一棟貸し切りの滞在をお楽しみいただけます。
今回みなさまにこのように改修が完了した蔵をご紹介できるのもクラウドファンディング「SATOYAMA STAYプロジェクト」へのみなさまの温かいご支援・ご協力、そして私たちSATOYAMA EXPERIENCEの想いや取り組みに共感していただいた方々、10年間私たちを温かく見守って下さった地元の方々のおかげです。改めて心より御礼申し上げます。また、みなさまに直接お会いできる日を楽しみにしています!