Profile/五十川恵
行政書士五十川恵事務所 代表
FMラジオ「最強の終活術!真武純哉の終活百貨店」パーソナリティー
遺言・遺産分割・後見・死後事務の相談をはじめ、法人設立・各種許認可を取り扱う事務所の代表。
真武さんと出会うことで、終活に興味を持たれる、多くの方と出会い、相談に乗る。
趣味は愛猫・コロク(7才 mix 男の子)のお世話など。
・行政書士 ・ファイナンシャル・プランニング技能士2級
・愛玩動物飼養管理士2級 ・ペット相続士2級
・日本行政書士連合会著作権相談員
・行政書士ADRセンター福岡運営委員
・一般社団法人日本ペットトラスト協会 理事 ・B・H・P Japan 共同代表
・一般社団法人スペシャルニーズアシスト協会 戦略班
当プロジェクトへの想い
私は行政書士として遺言や相続のご相談を受けております。
3年ほど前、真武さんの講演を聞く前までは、「家族に迷惑をかけたくない」という相談者の方のお気持ちに寄り添いたいと思っていました。
しかし、真武さんの講演を聞いて「家族に迷惑かけたくないは大間違いだ!」と大きな声で言っていたのを聞いて、雷に打たれたような衝撃を受けました。
「迷惑かけたくないではなく、上手に手をさしのべてもらうのが終活だ」と…。
そこから私の相談者の方への寄り添い方、終活への考え方は完全に変わりました。
迷惑かけたくない思いは、ときに孤立化を助長し、ご家族や周りの方は、その方が亡くなった後、「もっとそばにいてやりたかった」「もっと手を差し伸べたかった」と一生悔いが残るのです。
「まわりに迷惑をかけないように準備しましょう」と声高に言われる終活。よくよく考えるとおそろしい思いになります。
そんなおそろしい終活、「できればやりたくない」「先延ばしにしたい」と思われて当然ではないでしょうか。
「トラブルになりますから遺言書きましょう」と、半ばおどすような終活も同じです。
以前、遺言の付言事項というところに、奥さまにひとめぼれだったと書かれた男性がいらっしゃいました。
この奥さまは、ご主人をなくされたときは、もちろん大変悲しかったとは思いますが、この遺言を開いたときは、さぞや心が温かく、悲しいなかでもうれしいお気持ちになられたのではないかと思います。
その温かみをもって、想いを胸に、それからの人生を生きてゆくこともできます。
私は終活に興味・関心を持たれたみなさまに楽しんでいただきたいと思います。
マイナスを予測し、予防するのは、これはもう専門家としては当たり前のことです。
それだけで終わるのではなく、その上にプラスのものを積み重ねてゆきたい。
心が明るくなって、温かくなって、これから安心して生きて行ける、そんな終活をご提供したいと思っています。
地球は行動の星ともいわれます。
今回みなさまのお力をおかりして送り出そうとしているこのノートが、行動のきっかけとなり、周りの方、ご家族でもご友人でも私のような専門家でも、心の交換をする手助けとなって、安心した、充実した毎日が過ごせますことを、心から願ってやみません。