今年の6月、心を育てるいじめ防止プログラム シナリオ大募集をしました。
そして過去に体験した「いじめた」「いじめられた」「傍観者」のエピソードと、その時強く記憶に残っているシーンがたくさんの方のご協力により集まりました。
私も自分が体験した時の心の声をお話しました。あの時誰にも言えなかったけど確かにあった心の声。もう何十年も経っているのに鮮明に覚えていて話していて胸が痛かったです。
いじめられていた人
いじめたことのある人
傍観者としてそこにいた人
どの立場でもずっと心のどこかに痛みを持っまま大人になって、それは目には見えないけど多くの人が何かしらの体験をしてきたものなのかもしれないと改めて思いました。
子どものすごく小さな世界で解決しようとしても、どうしていいかわからず辛い時間を過ごしていたけど、このいじめ防止シミュレーターが実際に心のサポートになって、周りの大人たちにも寄り添いケアしてもらう事ができたら、どの立場にいても辛い場所に留まり続けることがなくなって、心に痛みを持ったまま大人になるということも減っていくんだなぁって、明るい未来を感じます。
多くの大人たちがそこに向かって動いていることに、今わくわくしています。
事務局あきこでした。