今この記事を読んでいる方で(私がフォローしている)ウオールデン様をご存知の方は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか? 「ウオールデン」って誰?という方は、noteの検索機能を使って「ウオールデン」をチェックしてください。硬派で骨太な示唆に溢れた記事が次々と現れてきます。ちなみにフォローは90以上、フォロワーは200以上となっています。
ウオールデン様は記事の中で、以下のように書いています。
『一冊の本が世界を変革することがある。小さな出版革命はやがて草の生命力で大地に広がっていく。誰でも本が作れる。誰でも本が発行できる。誰でも出版社が作れる。この小さな革命を生起させんとする「草の葉ライブラリー」は、「CAMPFIRE」に7月23日から9月7日までの46日間、高尾五郎作「ゲルニカの旗 南の海の島」をクラウドファンディングします。「CAMPFIRE」に掲載された私たちのサイトを訪れて下さい。ウオールデンは間もなく「note」から立ち去ります。 新しい地平を開かんと苦闘するウオールデンの最後の戦いに力を貸して下さい。』
私も先日、遅ればせながら、1回支援させていただきました。支援が遅れた理由は、➀私ごときが支援しなくてもフォローもフォロワーも多いのだからプロジェクトは成功する。②クラウドファンディング初心者で何だかよくわからない。③現在無職の私には支援するお金がない。以上3つでした。
でも私は結局支援することに決めました。その理由は、➀「最後の戦いに力を貸して下さい」に応えることでウオールデン様に恩返しができる。②1日何も食べなくても(大体支援額と私の1日の食費は同じくらい)読書人として何よりもその本を手にしたい。
私は、一身上の都合で3月に退職して無職となり、年齢経験能力のせいで仕事が決まらない、さらにコロナ禍も重なり、現在も無職のままです。そんな私は、朝顔の種を植えたり(なぜか咲かない)、部屋の掃除をしたり、働く妻の送り迎えをしたりしましたが、外の世界との接触がほとんどないので(職安以外でかけるのは図書館くらい)、精神が不安定になるばかりです。
そこで私は、鬱病気味の精神状態を何とか正気に保つために、noteを始めてみました。SNS素人の無職のアラカンですから、大した記事が書けるわけがありません。noteの中の人々は社会的にもハイスペックで優秀な人々が多くて、無職の自分と比べる以前の問題ですが、自分を見つめて直しても無知と無能と乱筆乱文にあきれるばかりでした。だから「ここには自分の居場所がない。もう書くのをやめよう。書いても何にもならない。時間の無駄だ」と思っていました。
そんなある日、私の記事にコメントが書き込まれていました。初めてでした。見知らぬ「ウオールデン」という人からです。そのコメントは、ここにはあえて書きませんが、あの一行で、私は生き返りました。本当に泣きました。薄っぺらな承認欲求を超えて「お前は生きるに値する」と認められた気分でした。大げさではなくて、いつかこの恩を返さなければと思いました。
私が支援してもしなくても、プロジェクトはきっと成功すると信じています。だから私の恩返しなど、たった1件の支援には、大して意味などないのでしょう。これは単なる自己満足なのです。でも自己満足でも、満足は満足で、自分としては大満足です。
もしもウオールデン様を知っている方で、クラウドファンディングの件を知らない方がいらっしゃったら、ぜひ「CAMPFIRE」で「ウオールデン」をチェックしてください。読むに値する本を手に入れるチャンスがあなたを待っています。
追伸
ウオールデン様の「間もなく『note』から立ち去ります。」が気になります。個人的には、このままずっとnoteにいて欲しいのですが……。
ウオールデンから「wewillmeetagain」へ
「note」という大陸に上陸して、はじめて出会った私の大切な友人、小野信也さんが品川のスキップロードで行われた小さな芸術展に足を運んでくれました。あなたは二番目に出会った私の大切な友人です。すでにあなたとは、あなたが日々繰り出す労作によって深い対話をしています。九月になったら真っ先にあなたに「ゲルニカの旗 南の海の島」を送付します。この手作りの本は、あなたを励ますでしょう。こんな本ならば、おれにも本が作れて、その本が発行できるのだと。言葉に生命を吹き込むのは、やはり紙の上だと思うのです。その時、六百ページになんなんとする大作「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」を同封します。あなたの日々の格闘への熱いエールです。待っててください。
「wewillmeetagain」からウオールデンへ
素晴らしい本が届くのが、それを読むことが、今からとても楽しみです。ありがとうございます。
私もスキップロードにいくつもりでしたが、大阪在住なので、コロナ東京出入自粛で、東京へ行くことができませんでした。
信也さんは、ウオールデン様と共に、私のnoteの師であり、『虹をつかむ人2020』の執筆のきっかけをくれました。
ぜひ、ウオールデン様、noteに残ってください。お願いします。