緊急事態宣言が発令されました。
これを受け、大日本弓馬会では、昨年4月に発令された際と同様に、通常稽古を中止いたします。
もっとも、1回稽古を休むと遅れを取り戻すのに3回かかると云われます。1か月休むと取り戻すのに3か月かかるとも云われます。
また、馬の健康維持のためには適度な運動やお世話は欠かせません。
したがって、馬と射手のための最小限の活動は、伝統文化である流鏑馬の維持継承のために継続していくことが大切です。
そこで、引き続き「日頃からの体調管理」「手洗い・手指の消毒」「マスクの常時着用」「三密を避ける行動」「感染防止対策がされていない場所へは行かない」等の感染症対策を徹底するとともに、当面の間は活動量を最小限にし、尚且つ、リスクを分散するため、この活動に参加する門人(門弟のこと)を2班に分けて交互に稽古に参加することといたしました。
ご支援をいただいている皆様に素晴らしい流鏑馬をご覧いただくため、そして、伝統文化の維持保存をする者の務めとして、感染症対策を万全にしつつ、最小限の活動だけは維持してまいります。
大日本弓馬会は、新型コロナウイルスの早期収束を改めて祈念するとともに、皆様におかれましては、当会の活動への尚一層のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。