こんばんは! TDUクラウドファンディング学生サポートチームです。
今回はTDU・雫穿(てきせん)大学が発行している紀要『世界を自分に取り戻す』を紹介します。
雫穿大学の講座、研究ゼミでは、自分自身にとって切実なこと、今の自分を動きにくくさせていること、自分が生きたいように生きる上で考えずに避けて通るわけにはいかないことを丹念に考える、いわゆる当事者研究をしています。私たちはこれを、自分から始まる研究、略して自分研究、または単に研究と呼んでいます。
研究ゼミ参加者のうち希望する学生が自分の研究を論文の形にし、その年の学生たちの自分研究の紀要として発行しています。雫穿大学代表・社会学者の朝倉からのリプライ論文と、年によっては研究の途中経過を記した研究ノートも収録されます。
ちなみに編集・表紙デザイン・発注等も学生とOBOGで行っています。
今年の研究テーマには『〈できなかった自分〉の自己成就』『なぜ自分を抑えてまで人を優先しようとしてしまうのか?』『自分につく嘘』などがありました。
これまでには『私の働くという事に対する〈拒否感〉とはどのような感覚か』『説明が苦手な自分に抱く私の否定感の正体とは何か』『家族関係における自分である事の困難さの解明』『他者に好意を向けること、関わりたいと思うことは「汚い」のか?』などがあり、テーマは多岐にわたります。
今年の紀要は先日11月15日に行った研究イベントで関係者に配付し、オンライン参加の方には今月中に発送予定です。学生たちの当事者研究論文集(朝倉景樹のリプライ論文付)としてクラウドファンディングのリターンにも設定しています。
また、バックナンバーをご希望の方はホームページのメールフォームより、またはメールでお問い合わせください。
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