今回は2曲目、「♪Quest for the Fox and Dog」についてお聞きします。この曲の歌詞に「THE QUICK BROWN FOX JUMPS OVER THE LAZY DOG.」というものがあります。物語の中でも重要なセリフなのですがこれは26文字のアルファベット全てが入っている文章。英語では“pangram(パングラム)”と言って、“pan”は“全て”、“gram”は“文字”という意味です。へぇ〜!まさにwordplayですね。そうです!wordplayの訳は、「言葉遊び」。だから wordplayの制作をはじめたばかりの時、英語の遊び方をたくさん考えました。そして最終的に「THE QUICK BROWN FOX JUMPS OVER THE LAZY DOG.」が使われることになったのですね。他に候補だったものはありますか?palindrome(パリンドローム=回文)で「race car」とか。あとは、ambigram(アンビグラム)も作りました。文字の形自体を逆さまにして見てみても、同じ文字になる、という視覚的な言葉遊びです。この、ambigramを「wordplay」の文字でも作ってみました。本当だ!すごい!画面を逆さまにしてみても「wordplay」ですね!こんな風に、言葉の楽しみ方はたくさんありますよね。その中のひとつを紹介しつつ、Aという1人のキャラクターの物語が動き出すこの曲。歌詞もストレートなんです。「I HAVE A GOAL, I HAVE AN AIM.I HAVE NO IDEA WHAT IT TAKESBUT I’M GONNA GO, GONNA GO ALL THE WAY.FIND THE FOX AND DOG ONE DAY!ゴールや目標があるから方法なんか分からないけど最後まで頑張るよキツネとイヌを見つけるまで」Aの強さがよく表れている歌詞ですね。“自分を見つける”という目標に向かって、これから冒険していくぞ!という強い意志を歌った曲ですよね。Aはすごくかっこいいキャラクターだと思います。この曲はAのはじまりの曲ですが、これに続く「♪Dark Outside」は、wordplayの世界が動き出す曲。この違いも楽しんでもらいたいです。それぞれの“はじまり”の曲なんですね。それでは 次回は「♪Dark Outside」についてお聞きしたいと思います。ありがとうございました!ありがとうございました!次回もお楽しみに★
全13回でお送りするインタビュー企画、第1回目です!今日は、wordplayの最初の1曲、「♪Time for wordplay」についてお聞きししたいと思います。よろしくお願いします!この曲は、ミュージカルというものにとってすごく重要である“オープニング”の曲です。絵本の最初の1ページや、小説の初めの1文が肝心であること同じで、この作品がどんな世界観なのか、キャラクターはどんな性格なのか、お客さんが楽しみながら想像できるよう制作をしました。本番でも、キャストたちの可愛さや個性の豊かさが相まって素晴らしいオープニングになっていて、、あの時の感動は忘れられないです。私、歌い出し前の「ポンッ♪」という音が可愛らしくてすごく好きなポイントです。あのイントロは僕も気に入っています。おもちゃ箱のフタが開いて眠っていたおもちゃたちが動き出すような、アルファベットたちに息が吹き込まれる瞬間って感じがしますよね。ひとつひとつの文字が生きている、という発想はなかなかないですよね。そうですね。以前、小学校と中学校で英語の先生をしていた時にあるクラスで「自分の身に付けているものや 身の回りにあるもので英語を探してみよう!」と言ってみたことがあったんです。そうしたら、クラスのほとんど全員が自分の着ている洋服から英語を見つけていて。特別意識することはないけれど、いつも近くにいて、なくてはならないのが、文字。“これが生きていたら面白いな”と思ったこともwordplayが生まれたきっかけのひとつです。そうだ、歌詞にも「We are in your name.We are on your clothes.(僕らは君の名前の中にも、洋服の中にも、隠れているよ)」という部分がありますねよね。そうそう。これのほかにも、歌詞の中で好きなものはたくさんあるのですが特に「So why don’t you play with us?(さぁ、僕たちと一緒に遊ばない?)」というところ。ここはこの曲にとって、特に大事なメッセージだと思っています。たしかに。アルファベットたちが“wordplayの世界へようこそ!”と迎え入れてくれている感じがして、嬉しくて楽しい気持ちになります。ある人は元気いっぱい踊っていたり、ある人は変なポーズをしていたり、ある人はのんびりしていたり、本当に自由な空間です。可愛くて楽しいだけじゃない、個性溢れるアルファベットたちのお話が始まるよ!一緒に楽しもうよ!こんな風に、ワクワクを共有する。それが「♪Time for wordplay」の見所です。次回もお楽しみに★
自分の名前を知らない、「Anonymous(=名無し)」の A。人一倍前向きで頑張り屋さんな性格を持っています。自分の名前は何なのか、どんな意味があるのかそれを知るため 最後までひたむきに頑張り続けるAは、座内でも特に愛されているキャラクターです。そんなAのキャッチフレーズは、“There’s always a way.” 「どんな時でも、道は開けるさ」諦めず 前向きに旅を続けたAはやがて、自分の名前が「Aim(=目標)」だったということに気が付きます。目標を持つこと、それは何よりも原動力となります。自分の目指す場所に向かって最後まで努力できる心を持った人になってほしい、そんな願いが込められたキャラククターが、Aなのです。
皆さま、こんにちは!「wordplay」プロジェクトチームの守屋です。プロジェクトページが公開され、徐々にご支援をいただき 大変嬉しく思っております。心より感謝申し上げます。ご支援いただいた方からのメッセージを拝見していたところ優しく、温かいお言葉ばかりで…胸がいっぱいです。いただいたお気持ちに恩返しができるよう、最後まで精一杯取り組んでまいります。そして、明日よりこちらの“活動報告”のページにてwordplayのキャラクター紹介やアルファベット豆知識、クリエイター陣への制作秘話インタビューなど・・・終了日の2月28日まで、毎日更新していく予定です!wordplayを1人でも多くの子どもたちに届けたい。そして、もっと多様性を楽しめる世の中になってほしい。そんな想いを胸に目標の実現に向けた日々を皆さまと一緒に楽しみながら歩んでいければと思っておりますので引き続き、よろしくお願いいたします!wordplayプロジェクトチーム 守屋琴梨






