I は自己紹介をするのがちょっぴり苦手。自分の名前は大好きなんだけど・・・「What’s your name? 」(君の名前は?)と聞かれ「I!」(アイだよ!)と答えると「Yes.What’s your name?」(そう。君の名前は?)と、また名前を聞かれてしまうのです。英語で「I」は「私」。「私のこと?」と言っていると思われてしまいスムーズに自己紹介ができない・・・I にとってのちょっとしたお悩みです。ただ、I は「Imagination(=想像力)」という素晴らしい意味を持っています。自由で柔軟な発想に周りは驚かされてばかり。キャッチフレーズは“Think outside the box.”「頭を柔らかくしようよ」お絵描きの時間、こどもの描く絵が犬の足が5本だったり、猫の耳が1つだったり、人が空を飛んでいたりするかもしれません。それを「違うよ」と正そうとするのではなく「おもしろいね~!なんでこうしてみたの?」と考えを尊重し、いっしょに想像を広げていく。このように、自由を認められた経験は子どもの想像力を豊かにする、大きな力になるのではないかと思います。もっと頭を柔らか~く!I のように自由な発想を目指して日々、YTJスタッフも励んでおります。
「Hope(=希望)」の意味を持つHは、いつも落ち着いていて楽観的。ゲームに負けても、忘れ物をしても、朝寝坊をしても、お家のカギを無くしても。。。落ち着いて、楽観的にとらえます。そんなH。キャッチフレーズは“Everything is gonna be ok!” 「心配ないよ、大丈夫!」もし自分がすごく緊張しているときや不安なときこんな言葉をかけられたら心の緊張はふわっと解けていくのではないでしょうか?言葉のパワーは計り知れないものです。たった一言で人を癒したり、勇気づけたり、優しい気持ちにしたり。またその逆、傷をつけてしまうこともあるかもしれません。相手の気持ちを想像し、言葉選びをサボらないこと。マイナスな言葉よりも、プラスの言葉を口に出す。そうすることで自分の人生がより明るくなるとともに、周りにいてくれる人たちにも幸せをシェアできるような豊かで素敵な心が育っていくのではないかと思います。焦らず、まずは深呼吸。穏やかで楽観的なHの姿には、きっとあなたも心がほっと安らぐでしょう。
感謝を忘れない、謙虚で優しいGは、「Gratitude(=感謝)」という意味を持っています。英語での「ありがとう」は「Thank you」の他にも いろんな種類があります。その中でよく使われている“Much appreciated.” 「とても感謝しています」これはGのキャッチフレーズでもあります。どんなことにも「ありがとう」と感謝を噛みしめること。また、それを相手にもしっかり伝えることで自分の心だけでなく、相手の心まで温かくなります。Gのように、いつでも感謝の気持ちを忘れずにいる。とってもシンプルな意識ひとつでこの先、人との繋がり方に素敵な影響を与えてくれるはずです。
今回は 3曲目、「♪Dark Outside」についてお聞きします。他の曲とはまた違った、ダークな曲調が印象的です。そうですよね。前回でも話が上がりましたが僕はこれを“はじまりの曲” だと思っています。実際の曲順でいうと3番目ですが、wordplayの世界を語り出す、大事な一曲です。その前の「♪Time for wordplay」や「♪Quest for the Fox and Dog」とは対極の雰囲気ですよね。そうそう。特にこの2つは“wordplayが始まるよ~!”という明るい雰囲気です。お客さんには、そこでワクワクする気持ちを上げ切ったところから、ぐっと物語に入り込んでもらえたらいいなと思って、明るい曲からガラッと変えた暗い曲を入れてみようと考えました。なるほど…たしかに、物語に波が現れますね!そうなんです。人生にも色んな波、変化があるのと同じで、ストーリーにも変化が必要です。明るい作品だから、明るい曲はもちろん必要。でも、暗いものがあるからこそ明るいもの輝きがもっと大切に思えるのではないでしょうか。その通りだと思います。またこの曲は、冒険が始まる前のwordplayの世界をパッと感じられるものでもあります。そうです、あまり望ましい世界ではないですよね。それぞれのグループごとに固まって生活をしていて、ほかのグループのアルファベットたちとは関わろうとしない。仲が悪いわけでもなく、嫌いなわけでもありません。ただなんとなく"知らないから怖い"だけ。これって、僕らが生きる世界でも多くの人にも心当たりがある感情だと思いませんか?1歩踏み出せなかったり、つい見て見ぬふりをしてしまったり。誰にも共感できる部分はあると思います。この気持ち、僕は英語を話すことにも共通していると思います。他の文化の人とほかの言語で話をすることはすごく怖い。大体は失敗します。でも、この小さな失敗を怖がって、良い関係を築けるチャンスを逃してしまうのは惜しいんじゃないかな。知らない、怖いと思っているところには成長できるチャンスがあると思って飛び込んでみるべきだと僕は思います。そうですね。ほんのちょっと勇気を出して自分の知らない世界に踏み込んでみたら、きっと新しい発見もあるだろうし、新しい価値観にも触れることができますよね。はい。成長は怖いと思うところにこそあるものだと思います。だから、この「Dark Outside」という曲は、アルファベットたちが成長する一歩手前の段階。こんなに暗い世界から、どんな変化があるのか、どんな未来があるのか、ワクワクしながら観て、聴いてもらえたら嬉しいなと思っています。次回もお楽しみに★
ご覧いただきありがとうございました!今回はプロジェクトチームの想いや熱量がみなさまの心に直接届けばいいなと思い、動画でお伝えをすることにいたしました。---------------------------------------------~wordplayが目指す未来~<1>ミュージカルを絵本化する<2>学校の授業で使ってもらう---------------------------------------------wordplayの輪が広がっていくとともに夢も可能性も、広がります。引き続き、チーム一同精一杯取り組んでまいりますのであたたかく見守っていただけます幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!wordplayプロジェクト守屋琴梨