今回はThe Palace(ザ・パレス)でのシーンですね!楽しむの大好き!なF(Fun)と、お行儀に厳しいM(Manners)が登場します。そうそう。元気に楽しく過ごしたいFと、お行儀よく静かに過ごしたいM。全く逆の考え方ですが、どちらも間違っていません。まわりを楽しませることも、お行儀よく過ごすことも、どちらも素晴らしいことです。そうですよね。ただ、ここまで真逆の性格で、それぞれが頑固な心を持っているとぶつかってしまいますよね。そう。ここでもFとMの間で小さな争いが起きてしまいます。どちらの考え方も正しい。だから、ぶつかることもあります。この争いをどう解決するには一人一人が、自分のスタイルに集中しすぎないようにすればいいのです。相手のスタイルも尊重する、ということですね。そうです。少し自分の考えを相手に傾けていつもとは違うことに挑戦してみる。そうすることで新しい自分を発見することもできます。自分を曲げないことってすごく大切だけれど、時にはちがう自分も知ってみることも必要かもしれませんね。そうですよね。別の考えを持った人に出会ったとき、お互いにどう歩み寄っていくか。このシーンではそこも学べるかもしれません。新しい自分を発見できる機会があればそれは是非、楽しんでもらいたいです。次回もお楽しみに★
穏やかで理想家なPは、「Peace(=平和)」という意味を持っています。キャッチフレーズは“Peace out, one love.” 「旅に出るぜ、愛をこめて」このキャッチフレーズにある“one love”とはBob Marleyが1977年に発表した「One love」という曲で世に広まったワンフレーズです。この曲は多様な人種や考え方の調和、愛と平和について歌われています。“愛と平和”というと少し壮大な言葉のようにも感じますが実は、何よりも身近な言葉ともいえると思います。自分の身のまわりの平和を守る、そして自分のまわりにいる人の平和を祈る。それが連なっていくことで自然と、“愛と平和”が世界に築かれていくのはないでしょうか。まずは身の回りの平和を守り、尊ぶこと。それが 世界中に“平和”が広がるための大切な一歩なのだと思います。
「Opportunity(=機会)」の意味を持つ、O。新しいことが大好きなOは、いろいろなチャンスを逃しません。やると決めたらすぐ行動!行動力もすごいのです。住んでいるスノーマウンテンという島ではたくさんのお店を経営しており、スキー場やスケート場、雪だるまを作れるお店など!雪で遊べる楽しい場所はほとんど、Oが始めたもの。挑戦できる“機会”挑戦できる“環境”を自分のチカラで引き寄せられるようアンテナをピン!と立てて毎日を過ごしています。そんなOのキャッチフレーズは“The early bird gets the worm.” 「早起きは三文の徳」少しでも早く起きて、考え事をしたり身の回りの整理をしたり。心に余裕をもって生活をすることで三文どころかもっともっと、大きな徳に出会えるかもしれません。訪れるひとつひとつの機会を逃さず自分の生きる毎日を、時間を、大切にしながら日々を過ごしていきたいOの姿をみてそんなように感じていただけたらいいな、と思っています。
「Neutral(=中立)」という意味を持つ、現実的で 落ち着いているN。どんなことに対しても客観視でき、現実的な考えを持っています。そんなNのキャッチフレーズは“Fair enough.” 「結構なことだね」Nの身体の色は『グレー』。英語で言うと、『Neutral Color』です。つまり、白でも黒でもない『グレー』は中立の色だということ。どちらの意見にも耳を傾け、お互いが受け入れ合えるよう導くために『ブラック』と『ホワイト』を繋ぐ『グレー』の存在は不可欠です。それぞれ色んな考えを持っていて色んな生き方、カルチャーがある。そんな世界の中で、固定概念にとらわれず他者を尊重し 受け入れられる存在に、離れているものを繋ぐ架け橋のような存在に、そんな人になってほしいという想いを込めてNが生まれました。
丁寧で品があり、お行儀には厳しいM。「Manners(=行儀)」という意味を持っています。そんなMの趣味は、食器を集めることです。菓子箸(かしばし)、真魚箸(まなばし)、スープスプーン、テーブルスプーン、ティースプーン、コーヒースプーン、デザートスプーン、アイスクリームスプーン、サラダフォーク、スパゲティーフォーク、、、、ご飯を食べるとき、それに見合った食器でないと落ち着きません。とっても几帳面な性格なのです。Mのキャッチフレーズは、“Mind your manners.” 「礼儀をわきまえて」もちろん、世の中にはMのような人だけではありません。楽しむの大好き!騒ぐの大好き!そんな、F(Fun)のような人もいますが、Mのようにどんな時もおしとやかで落ち着いている人もいます。どちらも間違っていません。いつでも元気いっぱい楽しんでくれる人が近くにいたら自分まで元気をもらえるし丁寧で礼儀正しく、落ち着いている人が近くにいればその場が引き締まります。いろんな人が居ていいのです。お互いを受け入れ、尊重しあいながらも自分の信念は守る。これこそ多様性を楽しむ、ということなのだと思います。違った性質を持つ人々が共存する、それがwordplayの世界であり、私たちの住む世界です。