NPO法人福岡ウガンダ友好協会(以下、FUUFA) クラウドファンディング担当の内尾晶子です。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。
本日は井戸建設の流れを簡単にご紹介したいと思います。
大きく分けて5つの工程に分かれます。
1.水質調査
2.井戸掘削
3.ケーシング/スプラッシュ作業
4.水吸上げ用パイプ/井戸据付作業
5.キャスティング
写真と共に工程のご説明をします。
1.水質調査
FUUFAはウガンダの井戸建設会社に依頼をします。
すると建設業者は政府に依頼し、水質調査を行います。下の写真は水質調査の様子です。
2.井戸掘削
トラックの上に載っている掘削機を使用して岩盤の下まで穴を掘っていきます。
この作業中、地震みたいに周りはガタガタ震えているそうです。
3.ケーシング/スプラッシュ作業
水の層まで到達したらケーシングパイプ(プラスチックのパイプ)を穴に挿入します。
細い管をケーシングパイプの底まで入れ、下から空気を出して、パイプの中に入っている砂や泥等を洗い流します。透明になるまで続けます。
↓砂や泥を洗い流している様子です。
↓砂や泥を洗い流した後、綺麗な透明な水になった様子です。
4.水吸上げ用パイプ/井戸据付作業
ケーシングパイプの中に金属のパイプを入れます。その後、井戸の土台を設置します。
5.キャスティング
井戸を使って周囲が泥だらけになることを防ぎ、余った水が地下水を汚さないよう水を遠くに運ぶために、井戸の周囲にエプロンというコンクリート部分を設置します。
最後に手押しのレバー等を取り付けて完了です。完成すると、このような井戸が出来上がります。
いかがでしたか?思った通りの手順でしたか?それとも、思っていたより大変な作業でしたか?
今回井戸建設の工程でご紹介した写真はFUUFAが建設した16基目の井戸の様子でした。完成後の写真をFUUFAのブログでもいくつかご紹介しています。もしよければご覧ください→FUUFAブログ
今回のクラウドファンディングが成功したら、井戸建設業者に見積を依頼し、1.水質調査を開始してもらいます。16基目の井戸のようにNamayumbaに井戸を届けたい!綺麗な水を届けたい!
残りの期間も短くなってきましたが、残りの期間も精一杯頑張ります!ご支援と応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。