どんな国?西アフリカの中でも、サハラ砂漠の南に位置する内陸国で、乾燥地帯の厳しい気候のなかで国民の大半が自給自足の小規模農家です。雨水に頼る伝統的な農業のため、異常気象による干ばつや不安定な降雨量の影響を受けやすいこと、土壌環境の劣化によって農業の生産性が低いことなどが原因で、常に食料不安にさらされています。一方で、「高潔な人々の国」を指す国名どおり、国民性は穏やかかつ勤勉で、文化に愛着を持った60以上の部族が共存しています。ハンガー・フリー・ワールドの活動地はどこ?2005年から、ブルキナファソの首都ワガドゥグにほど近いクブリ郡で、住民の栄養改善と収入向上などを目的とした活動を進めています。また、ハンガー・フリー・ワールドはブルキナファソを含めた世界5ヵ国(日本、バングラデシュ、ウガンダ 、ベナン、ブルキナファソ)で活動しています。
ブルキナファソはどこにある?どんな国?
2020/12/12 15:27
11/22大統領選は「食料への権利」を憲法に入れる政策を進めてきていたカボレ氏が再選!
2020/12/01 18:24
11月22日に大統領選があったブルキナファソ。HFWは、大統領選の前に4名の有力大統領候補者を個別で訪問し、同行したメディアを通して、「大統領に当選した暁には「食料への権利」の憲法条文化を政策の優先事項にする」と国民に約束してもらうキャンペーンを展開してきました。11月27日に選挙結果が報じられ、現職でこれまで「食料への権利」を憲法に入れる政策を進めてきていたロシュ・カボレ氏が再選しました。これまでの政策が引き継がれることが予想されますが、憲法改正が実現するまで力を抜くことはできません。 ブルキナファソ政府が自国民の「食料への権利」の保障に責任を持ち、その責任を果たすことで国民の「食料への権利」が実現するように、HFWは政府関係者やNGO、メディアなどと連携をとりながら引き続き活動していきます。