Napheri Winery(ナフェリワイナリー)は代々受け継がれて来た家族の伝統である葡萄栽培と、ワイン醸造を兄Levan Kbiltsetskhlashviliと弟のGiorge Kbiltsetskhlashviliによって正式にワイナリーとして2018年に創業されました。
カルトゥリ地方の北部、ヴィレッジナヴァジに位置するNapheri Winery。
この地域には何世紀にも渡る葡萄栽培とワイン醸造の伝統や、古来からの多くの品種が存在します。
Napheri Wineryの葡萄畑は山の麓にあり開けた南斜面に位置しており、適度な砂質の土壌に山からの澄んだ水、日光や風向の条件が良く素晴らしい"カルトゥリアンワイン"を生み出します。
造り手のLevanは、自然農法を採用し人工的なものの介入を一切避けており、葡萄にも自然にも優しい栽培を行っています。
葡萄の収穫時期は9月中旬頃から10月後半にかけて行い、クヴェヴリでの醸し期間は約7カ月から8カ月に渡ります。
これまでの輸出国はイタリア、オランダ、ベルギー、ポーランド、ロシアと設立が間もないものの、国内外から自然派ワインの造り手として注目を集めてきいます。
彼の代表的なワインは「Chinuri=チヌリ」で、カルトゥリの土着白葡萄品種からは特徴的なミネラルと滑らかな舌触り、穏やかな酸味と鼻に抜ける香ばしさがあります。
【以下、Levanより】
ワイナリー名はワインに対する私達の情熱と態度を表しています。
「ナフェリ」はジョージア語の単語で「大事にされた」という意味を持っています。
私達は子供と同じ様に葡萄(ワイン)の世話をし、その作業工程は過酷ですが、ワイン造りへの愛情から生まれる大きな喜びのせいで辛さは感じません。
私はワインには生き生きとした有機体があり、ワインセラーは教会のような聖地であると考えています。
悪い言葉や叫び、喫煙はワインに悪影響を及ぼすので、私達はセラーに関わる全員に必須の行動規則を定義しています。
日本の様な伝統的な国に、私のワインを紹介出来るのはとても嬉しい事です。日本の方々が私のワインを口にした時、私の葡萄(ワイン)に対する愛情が伝わる事を願っています。