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フラワーロスを救いたい! 3.11被災地のお寺から祈りと希望を届ける「花あかり」

東日本大震災の被災地として、復興に向けて活動を続ける茨城県潮来市のお寺、潮音寺。震災から10年の節目となる2021年3月11日、コロナ禍によるフラワーロスを救いたいとの願いを込めて「花あかり」というイベントを開催します。境内に花を飾り、ろうそくを灯して、全国に希望を届けるプロジェクトです。

現在の支援総額

7,200,063

72%

目標金額は10,000,000円

支援者数

353

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/01/01に募集を開始し、 353人の支援により 7,200,063円の資金を集め、 2021/02/28に募集を終了しました

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フラワーロスを救いたい! 3.11被災地のお寺から祈りと希望を届ける「花あかり」

現在の支援総額

7,200,063

72%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数353

このプロジェクトは、2021/01/01に募集を開始し、 353人の支援により 7,200,063円の資金を集め、 2021/02/28に募集を終了しました

東日本大震災の被災地として、復興に向けて活動を続ける茨城県潮来市のお寺、潮音寺。震災から10年の節目となる2021年3月11日、コロナ禍によるフラワーロスを救いたいとの願いを込めて「花あかり」というイベントを開催します。境内に花を飾り、ろうそくを灯して、全国に希望を届けるプロジェクトです。

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みなさん、こんにちは。クラウドファンディングの期間も残り1カ月を切りました。花あかりの開催に向けて、着々と準備が進んでいます。そのなかで、新たな出会いがあり、リターン品を追加できる運びとなりました。今回は、その詳細についてみなさんにお知らせしたいと思います。花あかり当日のお花をみなさんのもとへいままでお伝えしてきた通り、このプロジェクトはコロナ禍で発生した「フラワーロス」という問題の周知・解決をめざしています。そのため、使用されずに廃棄となるお花を少しでも減らすべく、花あかり当日は境内にたくさんのお花を飾る予定です。また、潮音寺が地元の青年会議所と連動して「SDGs(持続可能な開発目標)」を意識した活動をしていることから、このプロジェクトでもサステナブルな要素を取り入れたいと考えていました。そこで、木やロスフラワー(廃棄されたお花)をアート作品やアクセサリーなどに加工するプロジェクト「non waste」からフラワーサイクリスト・Yayoさんにお声掛けしました。Yayoさんが号する“フラワーサイクリスト”とは、「フラワー」と「アップサイクル(素材を単に再利用するのではなく、付加価値を持たせて新しい製品にアップグレードすること)」とをかけ合わせた造語です。花あかり当日に飾られるお花をそのまま廃棄せず、Yayoさんに加工していただくことで新たな価値を生み出し、より長くお花を楽しもうという試みが始まります。追加されるリターンは4種類。イベント当日、実際に境内で使用されたお花をお届けし、みなさんの心に長く想いが残るようなリターンにできればと思っています。1.さらなるアップサイクルの可能性も! ドライフラワーの詰め合わせまずは、ドライフラワーをそのままお届けする「花あかりお任せドライフラワーセット」。サイズ別にS/M/Lと3コースを用意しています。段ボールにそのままお花が入った形でお送りするので、まずはドライフラワーに触れてみたいという方、自宅にあるお皿やインテリアと組み合わせて自由に使いたいという方におすすめです。また、加工用の花材としてもご利用いただけます。そのまま飾るだけでなく、流行中のハーバリウムやリースに加工するなど、様々な活用法があります。お花の種類や色、形は完全にお任せになるので、届いてからのお楽しみです。2.インテリアに最適なフラワーボックス18cm四方の木製ボックスにたくさんのお花を詰め込んだ「nonwaste Yayoコラボ 香り付き花あかりドライフラワーボックス」は、置くだけで何通りもの楽しみ方ができます。底には茨城県産のウッドチップが敷き詰められており、お花のもちがよくなるのはもちろん、防臭・防虫の効果も。ボックスにはYayoさんが配合したオリジナルアロマを使用。パチュリやローズマリー、レモンなどの成分を配合した爽やかな香りです。3.アロマストーン付きの香るボールペン続いて、花あかりで使用したお花をドライフラワーに加工し、ボールペンに閉じ込めた「nonwaste Yayoコラボ 香る花あかりハーバリウムボールペン」です。お花を専用の油に詰めることで、見た目に美しいだけでなく長期保存も可能となるハーバリウム。Yayoさんが1つひとつ手作業で加工し、ボールペンにしてお届けします。先端にはアロマストーンがついており、パチュリやローズマリーなどを配合した爽やかな香りをお楽しみいただけます。ご自分で使うのはもちろん、プレゼントにも最適です。さらに、押し花を使用した栞もセットでお届け。様々な角度からお花をたっぷり楽しめるコースとなっています。4.ブーケライトでいつものお部屋に彩りを最後は、ドライフラワーをブーケにしてLEDライトをはめ込んだ「nonwaste Yayoコラボ 花あかりドライフラワーブーケライト」です。中心に配置されたLEDライトを引っ張ることで明かりがつき、間接照明として使用できます。明かりでお花が照らし出され、お部屋がたちまち華やかに。LEDライトなので熱くならず安心して使用できるのも嬉しいポイントです。寝室や1人暮らしのお部屋を華やかに照らすとともに、お花の香りでリラックス効果も。たくさんのお花を使った大ぶりなブーケは贈り物にもぴったりです。お花と想いが残るイベントに花あかりで使用されたお花を再利用し、新たなリターンとしてみなさんにお届けできることは、ロスフラワーを減らすための取り組みとして大きな意味を持っています。それと同時に、このイベントがその場限りではなくみなさんの心に長く残り、震災の記憶やフラワーロスへの関心を失わせないことにも繋がるはずです。花あかりというイベントが、少しでも多くの方に届くように。残り期間は長くありませんが、開催に向けてより一層、広く発信をしていきたいと思います。


本日2月6日21:00~、潮音寺公式Youtubeチャンネルライブ配信&facebookライブにてオンラインイベントを開催します。追加された新たなリターンを制作いただく、フラワーサイクリスト・Yayoさんをゲストにお迎えし、村上定運住職が対談を行います。花あかり開催を記念して、フラワーロスやお花の活用術についてお話しする予定です。直前のご案内となってしまいましたが、ぜひみなさんご参加ください!Youtubeでご覧になる方はこちらからfacebookでご覧になる方はこちらから


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みなさん、こんにちは。茨城県潮来市にあるお寺、潮音寺の住職・村上定運です。2カ月間のクラウドファンディングも折り返し地点を迎え、すでに120人以上の方からご支援いただいています。まずは、この場を借りてみなさんに感謝の気持ちを伝えさせてください。また、各種SNSなどでこのプロジェクトの拡散に協力してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。ラジオ、新聞など様々なメディアでもご紹介いただいており、多くの方の力添えでここまでくることができました。1月30日現在、支援総額は200万円以上にのぼっています。残り1カ月、高い目標ではありますが、みなさんと一緒に当日まで走り抜けたいと思います!◆リターン品に込められた想いさて、今回お届けするのは、支援のお返しとして選定したリターン品についてです。このプロジェクトは、大きく分けると3つの要素を持っています。まず1つ目は、「お寺」からお送りするイベントだということ。2つ目はフラワーロス問題の解決・周知のために「お花」をたくさん使用するということ。そして3つ目が、茨城県・潮来市という「地元の方々」への感謝をお伝えしたいという想いがあること。リターン品もこの3つの要素を含んだものになっています。どのジャンルに興味がある人でも「欲しい!」と思えるリターン品を目指しました。ここでは、なかでも特徴的なものをいくつかご紹介していきます。◆思い出になる! お寺にまつわる品・お線香「潮来の風」こちらは潮音寺オリジナルのお線香です。日本香堂さんのご協力で完成したこのお線香は、たくさんのお花が調合された、上品で爽やかな香りです。ポイントは、潮来という地名にちなんで「潮風」の香りがブレンドされていること。境内に咲くお花の1つであるアヤメの香りも調合されており、まさに潮音寺を身近に感じていただけるお線香となっています。・潮音寺ご利益セットより「散華」住職の手書きメッセージが入った板額や、花あかり当日に祈祷したお札が含まれるご利益セット。なかでもお寺ならではの品として、「散華(さんげ)」というものがあります。散華とは、供養のために花を散らすことです。潮音寺では通常、色とりどりの花を描いた花びら型の紙製仏具を、読経に合わせて散布しています。プロジェクトページに掲載されている散華の写真は、普段お寺で使用しているものを見本として示したものです。今回のプロジェクトのため、潮音寺にあるお堂の天井絵などを手掛けた画家・向笠友子先生が描きおろしの限定版を制作中。デザインは届いてからのお楽しみです!◆様々な形でお花があなたの家に届く・3つのコースで生花をお届けプロジェクトに参加してくださっているフラワーライフ振興協議会を通じて、季節に合わせたお花をお送りします。1万円、3万円、5万円と3つのコースがあり、それぞれお花の種類やサイズが異なります。2020年から引き続きコロナ禍でたくさんのイベントが中止になっています。そのため、みなさんもお花を贈ったり、飾ったりする機会が少なくなっているのではないでしょうか?そうした状況のなか「お花を見ることで、より華やかで豊かな日常を過ごしてほしい」との意図がこのリターンにはあるのです。・近日追加予定の「お花」リターン先述の通り、花あかり当日は境内に多くのお花が展示されます。近日、追加されるコースでは、そのお花をドライフラワーなどに加工し、みなさんにお届けする予定です。廃棄予定のお花を買い取り、アクセサリーや装飾品にリサイクルするといった活動を行う「フラワーサイクリスト」の方に参加していただき、ブーケやボールペンなどをお届けします。住職である私が青年会議所の理事長を務めていることから、SDGs(持続可能な開発目標)を念頭に置いた事業を推し進めたいとの意図もあり、「持続性」を意識してこうしたリターン品が生まれました。◆おいしく支援。米どころの特産品・地元の工房で作られたお煎餅潮音寺のある潮来市は米どころとしても有名です。それを活かして地元の特産品もコースに組み込んでいます。潮来市にあるの炭火手焼き工房「健次郎焼」からは、お煎餅の詰め合わせをお届け。醤油や塩など定番から、ざらめやカレーといった癖になる味も販売している地元で大人気のお店です。今回は、おすすめの味を4~5袋セットにしてお送りします。・受賞歴もある潮来の地酒お米と言えば、おいしい日本酒も外せません。潤沢な水源を持つ潮来で酒蔵を営む「愛友酒造」が製造する大吟醸は、海外や国内のコンテストで受賞歴もある、評価の高いお酒です。コースによってお届けする銘柄は異なり、3種類の大吟醸を飲み比べできる贅沢なセットも用意しています。◆思い思いのリターン品を選んで花あかりに参加してほしい一部ではありますが、リターン品の内容や選定した意図についてお話ししました。支援してくださるみなさんの興味を惹くものが少しでもあれば幸いです。


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みなさん、こんにちは。茨城県潮来市にあるお寺、潮音寺の住職・村上定運です。今回は、開催まで約1カ月半となった「花あかり」の概要をお伝えします。当日、現地にいらっしゃる方も、配信から参加される方も、ぜひチェックしてみてくださいね。もともと、毎年3月11日には潮音寺で「東日本大震災追悼法要」が行われていました。読経のあと、地域の方や併設幼稚園の園児たちと一緒に、鐘を鳴らして被害者のご冥福をお祈りします。そこに追加要素を加えたイベントを「花あかり」と呼んでいるわけです。ここではその「花あかり」という名前の由来であり、イベントの目玉となる3つの要素についてご説明します。◆献華式これまでの活動報告でもお伝えしてきたように、このイベントはコロナ禍による「フラワーロス問題」の周知・解決をめざす取り組みでもあります。花を飾る機会を創出し、花の廃棄を防ぐという目的があるのです。そのため、フラワーライフ振興協議会にご協力いただき、イベント中はたくさんのお花が飾られます。境内中央の広場をメインの舞台に、献花台を設けるだけでなく、様々なデザインのお花がお寺を彩る予定です。奈良・興福寺で開催された「スマフラフェス」(2020年11月)ここで飾られたお花は新しく追加されるリターン品にも使用することが検討されています。イベントが終わった後も、みなさんが共感してくださった趣旨や、当日の思い出が生き続けるような工夫を凝らしていきます。詳細は近々お知らせしますので、楽しみにお待ちください。◆万燈会日中に献花台を設置していたスペースには、夕方以降、約1万燈のろうそくが並べられます。潮音寺の創建当初から続く伝統行事、「万燈会(まんとうえ)」です。ろうそくはカップに入れられており、その1つひとつにはご支援いただいた方のお名前が記入されています。みなさんが灯す明かりとともに御祈祷を行い、このイベントに参加するすべての方と心を1つに祈りを捧げます。今回は「祈」という文字をろうそくで表すほか、境内のいたるところに明かりが灯され、幽玄な風景が作り出されます。写真映えがよいことでも知られている行事で、例年カメラを構えて境内を回る方も多くいらっしゃいます。また、夏の万燈会ではドローンを使って上空から撮影、Youtubeで配信し、ご覧になった方からも好評でした。当日、オンラインで参加される方は、ぜひ配信ならではの風景をお楽しみください。◆秋川雅史氏による「花は咲く」の奉納演奏ろうそくの点灯後は、その光を背景に法話や奉納演奏を実施。今回、このイベントの趣旨に強く共感してくださったことをきっかけに、テノール歌手・秋川雅史さんの出演がかないました。秋川さんといえば、2007年に大ヒットした楽曲「千の風になって」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。花あかりでは、プロジェクトのキャッチコピーにも掲げている「花は咲く」を歌っていただく予定です。東日本大震災からちょうど10年が経つ3月11日に、震災復興ソングであるこの歌を聞くことで、復興への想いを次の世代へ紡いでいきたいと考えています。◆当日は感染対策も万全に(オンラインでリモート参拝!)会場となる境内では、新型コロナウイルス感染対策をしっかりと行います。入り口での検温、消毒はもちろん、ソーシャルディスタンスをとって見ていただけるよう誘導も行います。また、潮音寺公式Youtubeでの配信も行います。遠方の方など、現地に足を運ぶのが難しい場合は、ぜひそちらをご覧ください。境内の様子をリアルタイムにお届けするだけでなく、配信ならではのコンテンツもお送りする予定です。その様子はDVDに収録、のちほどリターン品としてみなさまにお届けします。イベント後も震災復興やフラワーロス問題について、想いをつないでいければ嬉しいです。さて、そんな重要な役割を持つリターン品は、一体どんな理由で選定されているのでしょうか? 次回は、このプロジェクトでみなさまにお届けするリターン品について、詳しくご紹介していきます。


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みなさん、こんにちは。茨城県潮来市にあるお寺、潮音寺の住職・村上定運です。3月11日に行われる「花あかり」では、夕方から境内に1万個以上のろうそくをカップに入れて並べ、火を灯して祈りを捧げます。これは、潮音寺が創建当初から行っている「万燈会(まんとうえ)」という伝統行事です。例年、夏(8月中旬)と大みそかに開催していますが、今年は震災から10年の節目ということで「花あかり」というイベントを企画し、そのなかでも実施することとなりました。2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、潮音寺だけでなく潮来市内のほとんどの行事やイベントが中止を余儀なくされました。そんななか、夏の万燈会は境内の感染対策を万全に行ったうえで、Youtube配信を併用するなど工夫を凝らして実施。そこには、「祈りの場所を奪ってはいけない」という地域に根差したお寺ならではの葛藤と決意がありました。◆お寺が閉院するなか、祈る場所を求める人々8月の万燈会を実施するかどうか、その決断を迫られていたのは5月のころです。1回目の緊急事態宣言下で、潮音寺は人員を最低限にしてお寺を開け続けていましたが、私自身は薬師寺の東京別院に隔離状態となっていました。東京の別院は閉院しており、お経をあげて、掃除をしながら事務処理を繰り返す日々。お寺を訪れた方に対しても、事情を説明してお帰りいただくという歯がゆい状況が続きました。なかには「お寺を開けてほしい、お祈りさせてほしい」と電話をくださる方や、私を訪ねて東京まで足を運び、「ひと目でもいいから住職に会わせてほしい」とおっしゃる方も。その姿に心を痛めながらも、なにもできないまま時間が過ぎていきました。どうにか祈る場所を提供できないかと、入り口のドアにご本尊のポスターを貼り、役病除けのお札を設置したところ、そこで1時間近く手を合わせている方もいたのです。そうした状況で、私は万燈会を実施する意味について改めて考え直しました。万燈会で灯すろうそくには、祈りと希望が込められています。コロナ禍で日本全体が困難に見舞われているなかで、「祈りを捧げて希望を抱くための場所を奪ってはいけない。なんとしても万燈会を開催したい」と強く思いました。そして私は、開催に向けて県や市、本山である薬師寺などに嘆願し、あらゆる手を尽くして実施へとこぎつけたのです。◆万燈会の実施で生まれたたくさんの出会い逆風も少なくないなか多くの人の協力で実施した8月の万燈会は、現地の感染対策を念入りに行い、Youtubeでの配信なども駆使しながらおかげさまで多くの人にお届けできました。また、配信をしたことで新たな繋がりも生まれました。地元の青年会議所に声をかけていただき地域のための活動に参加したり、配信を見た先生から学校で中学生にお話しをする機会をいただいたりと、活動の場が広がっています。この「花あかり」プロジェクトチームも同様です。夏の万燈会はこうしたたくさんの出会いをもたらしてくれました。◆クラウドファンディングを通してより多くの人へ!今回はクラウドファンディングという、お寺としては初めてとなる手段を活用して計画を進めています。引き続き自粛が要求される情勢ではありますが、Youtube配信やリターン品を通して直接現地に来られないみなさんとも繋がれたらと考えています。近々、お花に関する新しいリターン品も追加される予定です。詳細は後日お伝えしますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。さて次回は、着々と準備が始まっている「花あかり」について、当日のスケジュールや詳しい内容をお届けします!