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愛知県瀬戸市の木工作家による、地元の間伐材を使ったものづくりプロジェクト

愛知県瀬戸市の木工作家・渡邉啓範が、地元ボランティア団体「森間伐の会」と組んで、木こりへ。生えすぎてしまった地元のどんぐりの木を間伐。その間伐材を使った作品づくり&木工体験が楽しめる「せともり」プロジェクトをはじめます!

現在の支援総額

358,000

119%

目標金額は300,000円

支援者数

45

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/01/30に募集を開始し、 45人の支援により 358,000円の資金を集め、 2021/03/09に募集を終了しました

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愛知県瀬戸市の木工作家による、地元の間伐材を使ったものづくりプロジェクト

現在の支援総額

358,000

119%達成

終了

目標金額300,000

支援者数45

このプロジェクトは、2021/01/30に募集を開始し、 45人の支援により 358,000円の資金を集め、 2021/03/09に募集を終了しました

愛知県瀬戸市の木工作家・渡邉啓範が、地元ボランティア団体「森間伐の会」と組んで、木こりへ。生えすぎてしまった地元のどんぐりの木を間伐。その間伐材を使った作品づくり&木工体験が楽しめる「せともり」プロジェクトをはじめます!

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ロープと滑車
2021/02/23 08:00
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クラウドファンディングが残り2週間となりましたが、皆様のご支援のおかげで目標まであと少しです。支援して頂いた方のせともりプロジェクトの応援や、リターンの体験や商品を楽しみにされている方のコメントとても嬉しくて、これからより一層頑張っていく活力になりそうです!ありがとうございます!さて今回は森の整備の道具の「ロープと滑車」についてです、これも支援金の使い道の1つです。森の整備で伐採するのにはもちろんチェーンソーを使います、私も森間伐の会に入ってすぐチェーンソーが必要だろうと思い買いました。しかしチェーンソーだけで伐採すると切った木がどこに倒れるか予測できず、とても危険です。そこで安全な方法としてロープと滑車を使って木が倒れる方向をコントロールする方法があります。(今回の伐採方法は一例です、初心者の私が学んでいる最中での説明ですので不備や語弊があるかもしれません)まず、ロープを倒したい木の上のほうに引っ掛けますこのままロープで引っ張ると当然、自分のほうへ倒れてきてしまいますので、滑車を使って引っ張る力の向きを変えます滑車の先で安全な位置から引っ張れるようにしますこのような状態で木の根元をチェーンソーで切れ目を入れていきます。チェーンソーで切れ目を入れるのも木の形状や重心、山の勾配など様々な要因が絡んできます。写真のような切り目を「受け口(うけぐち)」と呼びますが、重いチェーンソーを扱ってこれを狙い通りに作るのがとても難しいです。そのあと反対側からも切れ目を入れたら引っ張ります。引っ張るにつれてメキメキと音を立てて倒れていき、倒れる瞬間はズドンと迫力のある音がします!といった流れで木の伐採をしています。そこで安全に木を倒すために、ロープと滑車を購入したいと考えています。しかし実はロープと滑車があればいきなり伐採がはかどるかと言われるとそんなことはなくて、木の形状や倒したい方向、周辺の木の生え方などでロープ、滑車の使い方は変わってきます。まだ初心者の私ひとりではロープや滑車を使いこなせないのですが、ベテランの方に教えてもらいながら少しづつ学んで経験を積んでいくためにもロープと滑車を積極的に使える環境を作りたいと思い、資金の使い道の1つとしました。いつか、このクラウドファンディングで購入したロープと滑車を使いこなしてバシバシ伐採する姿をお見せできればと思っています。


ログミル
2021/02/13 14:12
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多くの方に支援していただいて、目標金額の半分を超えました。本当にありがとうございます!今回は支援金の使い道についてお話ししたいと思います。ホームでは支援金の多くを木を伐採してものづくりにできる設備に使うといったザックリとした書き方でしたので、こちらが補足にもなればと思います。今回は「ログミル」についてです。私のような木工作家の多くは木材を仕入れてものづくりしています。既製サイズや大量の制作がある場合は「製材所」と呼ばれる丸太をカットして木材を作る工場に依頼したり、1点ものや希少な木材を使った制作の場合は「銘木屋」と呼ばれる様々な木材を扱う木材の問屋のようなところに依頼していました。木材のプロが用意した良質な木材が電話やメール1本で届いていました。しかしせともりプロジェクトでは、丸太を木材にする必要がどうしてもありました。その場合、製材所に持ち込んでカットしてもらうのが一般的です。しかし瀬戸で製材所を探しましたが見つけれませんでした。自分でやるしかない!そう思ったのです。しかし、私は木材を使うことがあっても木材を作ることはありませんでした。丸太から板にするというのがとても大変です。大型の設備は何百万もかかり、置くところもありません。現在は斧とナタで必死に丸太をボールペンの木材になる大きさまで割っています。タナはボロボロです。手は豆だらけです。これでは製作がままなりません、そこで支援金で「ログミル」という道具を購入しようと考えています。一見、何かわからないと思いますが、チェーンソーに取り付けて板を切りだす小型の製材道具です。前の活動報告でも使っていますので、詳しくは第1回の活動報告も併せて見て頂くとわかりやすいと思います。これはこれで重くて大変なのですが、随分効率が良くなります。さらに効率だけではなく、板状の木材ができるとお皿やお盆などにもできる材料も作ることができて、より製作の幅が広がり、より木材をたくさん使って森の保全もはかどります!これを支援金で購入して、瀬戸の木材の板を作ったものづくりの様子もご報告できればと思っています。


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前回やっと木材ができました、その木材からボールペンを作っていきます。ちなみに前回の木材は乾燥に時間がかかるので今回からは、去年伐採して木材にして乾燥が終わった木材を使っています。まずは、ボールペンの金具を通す穴をあけます。穴をあけたら旋盤機(せんばんき)と呼ばれる機械にセットします。この機械で回しながらこんな刃物を当てて削っていきます、この工程は「ろくろ加工」と呼ばれます。左の角材が、ろくろ加工で右のように円柱になりました。最後は太さを微調整して、すべすべに磨き上げてボールペンの木の軸が完成しました!木はひとつひとつ表情が違って面白いですね。瀬戸のどんぐりの木は写真のように黒いギザギザした面白い木目がでることがあります。これに金具を取り付けて完成です!このように「森の整備で伐採」~「木材にして乾燥」~「ボールペンに加工する」という長い道のりをえて、せともりボールペンはできています。今回支援して頂いたリターンもこのように作られています、日常に瀬戸の木のぬくもりを感じて頂けたら嬉しいです。また木工体験ではこの旋盤機に取り付けてからの体験ができます。ものづくりの楽しさと難しさを感じて頂ける内容になっています。今後もせともりプロジェクトの活動をお知らせしていきます、どうぞよろしくお願いします!