皆さん、こんにちは!
NPO法人あかりえの谷口西欧です。この度は記事をご覧いただきありがとうございます!
プロジェクトに関わる多様なメンバーの取り組みや想いをご紹介するこちらの「特別コラム・石蔵コワーキングからみる小川町」シリーズ。
第2弾「まちに溶け込む宿泊・小川まちやど“ツキ”|高橋かの」に続く第3弾は、、、
黒礒由起子(くろいそゆきこ)さん!
「ツキ(あかりえの民泊)」ののれんやクッションカバーなどをつくってくれて、いつか石蔵でもワークショップしたなぁとも言ってくれているメンバーです。
そんな彼女も、実は都内から移住してまだ2年半…!
小川町の魅力が由起子さんらしい視点で語られています。
それではどうぞ!
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「小川町での暮らし/はたらき方」|黒礒由起子
はじめまして、黒礒 由起子です。2018年夏に都内から小川町に移住して2年半が経ちました。
NPOあかりえに所属しつつ、超自然派ワイナリーの武蔵ワイナリーで働き、マイプロジェクトとして服飾リメイクに取り組んでいます。
なぜ移住したかというと、身体が引っ張ってきてくれた、という感じです笑。
当時都内で自然派コスメブランドの仕事に打ち込み心は常に前のめり、でも働き過ぎで身体のリズムが乱れた状態で… そんな時期に小川町に出会いました。第2回オーガニックフェスに訪れたのがきっかけで、偶然友人が住んでいた事もあり、通い始めました。気付けば約2年間で10回以上。印象的だったのは、出会う人達が真っ直ぐで気持ちいいこと。半世紀にわたるオーガニック文脈が紡いできた気風でしょうか、“身体が喜ぶ”感覚を当たり前に大切にしていて、皆さん自分に正直に生きているんだろうなと感じました。
率直に、そんな皆さんに憧れました。失いかけていた身体感覚を取り戻して、生物としての人間らしい暮らしをしてみたい、そんな気持ちが大きくなり移住しました。
実際の生活で感じたのは、暮らしを手作りする人が多いこと。食糧やエネルギーはもちろん、家を自らの手で建ててしまう人まで居てびっくり!玄人、素人問わず多くの人が暮らしに必要な物を手作りしていて、それはこの土地の力強さだと思いました。
私は町のお祖母さんから機織り機を譲り受け、機織りを始めました。昨年からは、地元の農家さんに教わりながらNPO仲間と米作りにチャレンジ。一つ一つ出来ることが増えたら安心も楽しみも増すね、と話しつつ、作りたい物はまだまだあります。
仕事はというと、ビジョンに共感する武蔵ワイナリーとご縁を頂き、古民家コミュニティ玉成舎にある直売所を主に担当しています。完全無農薬栽培葡萄100%で生み出される小川町らしいワイン、身体が喜ぶ美味しさ、是非お試し頂きたいです◎
服飾リメイクは服が好きな自分の為に始めましたが、先日知人から初めて裾直しを頼まれ、嬉しくお直ししました。今は町にない衣の分野の手作りを少しでも担えたらと思い、いつか石蔵コワーキングでワークショップなんかできたら楽しそうです。
総じて小川暮らしは、長閑なようでいて新しい試みに溢れ刺激的です。価値観を共に出来る仲間のお陰です。そして、魅力を感じる全ての事の根っ子に、小川町の大自然と歴史があります。
石蔵をご利用になる方々には、ぜひ徒歩や自転車で積極的に町中や自然エリアに出かけて頂きたいです。私は写真を撮り過ぎて腱鞘炎になったくらい、日常の風景が素敵ですから!
石蔵コワーキングができたら、私もスタッフとして出来る限りで関わる予定です。お会いできたら是非、お話しましょう!
by 黒礒由起子
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