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日本の技術と文化を繋げるブランド「archaichic」をあなたと一緒に育てたい

M×A×O前代表の父が「岩村ミシン」靴縫製加工業を大阪で開業。職人でもあった父の意志を引継ぎ、小さな事業者間と地域を繋げるオリジナルファッションブランド「arcchaichic(アルカイシック」を立ち上げました。これまで支えて頂いた各地域の匠、そんな地域を支える皆さまと一緒に育む活動を応援して下さい

現在の支援総額

66,500

22%

目標金額は300,000円

支援者数

10

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/02/22に募集を開始し、 10人の支援により 66,500円の資金を集め、 2021/03/22に募集を終了しました

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日本の技術と文化を繋げるブランド「archaichic」をあなたと一緒に育てたい

現在の支援総額

66,500

22%達成

終了

目標金額300,000

支援者数10

このプロジェクトは、2021/02/22に募集を開始し、 10人の支援により 66,500円の資金を集め、 2021/03/22に募集を終了しました

M×A×O前代表の父が「岩村ミシン」靴縫製加工業を大阪で開業。職人でもあった父の意志を引継ぎ、小さな事業者間と地域を繋げるオリジナルファッションブランド「arcchaichic(アルカイシック」を立ち上げました。これまで支えて頂いた各地域の匠、そんな地域を支える皆さまと一緒に育む活動を応援して下さい

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2021年3月20日 最終日 活動報告 No.3昨日までの多様な応援、本当にありがとうございました。本日は、最終日となりましたので、リターンの内容をプロジェクト最終時間のカウントダウンまでに、伝えれるところまで伝えてみたいと思います。No.3では【3】色彩デザイン講座  についてお伝えさせて頂きます。皆さまはBagや小物を選ぶ時は、・好きな色・自身のイメージカラー的な色又はその時の気分・使用シチュエーション(職場が多い、プライベートが多い)この3つでセレクトしている事が多いのではないでしょうか?逆に、肌に密着する度合いが大きい衣料品に関してはどうでしょうか?オシャレを楽しむ方は、トップス又は、ボトムに上記の要素を取り入れている可能性もありますね。ただ、取り入れてみたいけれど、難しい色もあると思います。そうした場合は、やはり小物類などに上記要素を取り入れ、色彩面積が大きい衣料品には、ナチュラルカラーやアースカラーが昨今では多いかもしれません。特に、ベーシックアイテムで上手に着こなしている方ほど、そうした傾向が強いようです。これまで、ファッション業界はトレンドと言われる海外からの展示会情報を分析しながら、その年に応じたトレンドカラーも発信してきました。また、そうした情報は限られた方しか見れない、見る事が出来ても、難しい色合わせが多くファション業界のお手本となっていた雑誌の発信をそのまま真似る。または、似たスタイルに個性を出す着こなしを楽しんでいたように感じます。現代では、そうしたトレンドを知っている40代~50代の方々は自分らしい着こなしや、色合わせを楽しんでいるようですが、若年層の方々は、業界からの発信よりも、身近な方の発信によるスタイルや、着こなしをお手本にしているようです。そうした傾向と共に、出来るだけ無駄のない消費を心がけ、貯蓄する事が良いと言う捉え方が根付いている中、昨今のコロナ禍の影響もあり、若年層の方の方が、安心・安全で無難な消費をしない事に終始したという結果も出ているようです。その分、食べ物やアバターなどで失敗が少ない色遊びを楽しんでいるのが。若年層の方のトレンド傾向となります。そうした中で、これからの時代に作り手に求めらえるのは、個々の要望に沿った、カスタマイズ性やオーダー的要素になります。そうしたカスタマイズ性やオーダー的要素をリアルなモノづくりの現場で行うには、多くのロスが発生してきます。どんな製品も出来るだけ安価で数量限定の製品を創り出す際は、材料費が高くなります。また、裁断、縫製などの工程でのミス、輸送時の紛失や傷、修理などの対応も踏まえ、材料の在庫も幾分か抱える必要性も出てきます。そうすると、オーダー品という1点物の価値を維持するには、コストがかかり、希望に応じた価格帯で提供する事が難しい時代となってきます。そうした循環を踏まえて材料の無駄を出来るだけ軽減し、在庫リスクを抑えるには、他の色を整える無彩色の役割や他の色や形状、利便性などを顧客の趣味趣向と一緒にデーター化するデジタルでのマーケティングが重要視されているようです。こうした活動も、ある意味出来るだけ無駄のない製品を創り出し、廃棄されずらい製品を整えていく=SDGs12番目の「つくる責任、つかう責任」にも該当する活動となります。そうしたデジタル要素を出来るだけ使わずに、1点の製品で好まれやすい数色を在庫として抱える方法として、アンケートを取る、又は、直接ファンの方にお聴きしてみる。などが挙げられます。そうした際でも、1点のサンプル品が必要となってきますが、どの色を先につくるのか?と言う考え方と、もう一つは、色展開に併せてカスタムメイドを行う際、在庫として持っておくと便利な色選ぶ。という考え方があります。それが無彩色です。この画像を観て頂くとご理解を得やすいかもしれません。人はいつも、自然環境の中で暮らしています。都会であっても。自然環境であっても、必ずある色は無彩色です。太陽光の白い光、光を受けて陰影を創り出す陰が、無彩色となります。こうした自然界で着用すると、赤とい言う強い印象の色と絵柄も自然の中の風景に同化しやすく、違和感を覚えにくくなります。これが、都会で着用すると無彩色系の多い都会では、野暮ったく見られやすいのも、調和されにくいという事によるものです。太陽光の光を浴びた白のT-shirtをトップスとして着用し、ボトムに、難しい赤の絵柄入りのボトムは、本来着こなす事が難しいですが、こうした自然界で着用すると違和感が少なく見せませんか?モデルさんが、海外の方だから?と思われる方は、こちらの画像を観て下さい。ボトムに絵柄は使ってはいませんが、自然の中で着こなす赤は、白のトップスと自然の色と調和されやすく、本来は情熱的で、ケバケバシイイメージの赤がとても穏やかで、暖色系ならではのあたたかな色合いに見えてきます。こうした色使いを整えているのが、自然光の中にある白を衣服の中に取り入れる事で調和されやすくなります。その中に、陰影を創り出すグレーから黒の色がある事で、自然の色や太陽光の白が際立っているのも特徴です。こうした基本を踏まえて考えて行くと、必ず人は好きな色を取り入れる際に、どこかに整える色=無彩色を無意識に使っています。そうした色が小物やBag、靴であったり、衣料品の絵柄、メイクなどがあり、人は無意識に調整しています。特にオシャレな人ほど、そうした傾向が強いです。そうした潜在意識を踏まえ、まず1点物のサンプルを創る際の色展開では、個々のニーズにそってカスタマイズする製品やリメイクする事も考える場合、整える色を使っておくと、次の色展開の際に必ず使える事が出来るので、無駄のない色遊びを提供する事ができます。勿論、色遊びには次にどんなデザインに可変できそうか?という予測も踏まえながら形状を整えて行く経験値も必要ですが、こうした基本を知っておくと、今あるFashionアイテムの着こなし方や、整え方も楽しめると思います。今回のリターンで製作したモノトーンのBagで、無機質なスポーティブテイストを取り入れたのは、別の意図もありますが、次の色展開、在庫の活用を踏まえての活用方法を踏まえて、カスタマイズし、ご提供する際にも、土台のBLACKや上側のWHITEは、他の色を整える特性を考慮し、セレクト=無駄のないカスタムメードとしての設計だとご理解いただけると幸いです。ご参考までに、インナーエコバッグの色違いでは、こうした無彩色の白も用意し、女性に好まれやすいペールトーンシリーズと、今回のリターンで使っている都会的でシャープな印象を整えるBLACKを予定していました。また、一見、多様な帆布や手描きの素材/絵柄を整えるにも、無彩色を中心としてセレクトしておけば、いかようにも多様な方々の彩りを整えやす亊を知って頂けると、幸いです。出来るだけ多様な情報を取り入れず、整えながら生産者の方のご負担も軽減していく事が今後は必要であるため、今後は、皆さまとの色遊びの問いかけ方も、一緒に整えて行けたら、なお、幸いです。色彩デザイン講座のリターンでは、皆さまに色のカードを使って、普段不便に思っている事の整え方の色合わせと共に、限られた色と形状を使って普段から不便と思っている製品やアイテムの色選びを、Lifestyleに沿ってセレクトして頂き、無駄のない、色選びを体験して頂こうと思っていました。


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2021年3月20日 最終日 活動報告 No.2昨日までの多様な応援、本当にありがとうございました。本日は、最終日となりましたので、リターンの内容をプロジェクト最終時間のカウントダウンまでに、伝えれるところまで伝えてみたいと思います。No.2では【5】Room106 Accessory デザイナーnonno×archaichicコラボリターンネックレス兼BAGチャーム+製作動画 についてお伝えさせて頂きます。今回使用させて頂いているアクリルビーズは、120年以上の歴史のあるドイツのメーカーでデザイン・製造された高品質なアクリルビーズを使用しています。皆さまは、アクリルビーズの原材料アクリル樹脂の歴史や特性をご存知でしょうか?透明性樹脂の代表格であるアクリル樹脂は、1934年にアクリル樹脂がドイツで工業化されました。そして、ガラスのような高い透明度を持っている事から「有機ガラス」と呼ばれ、透明性・耐久性・耐候性といったの特長から戦闘機の風防(キャノピー)などに軍事利用されました。当初はこのような軍事関連での利用が中心でしたが、現在では様々な製品に利用されていて、アクセサリーなどの固体として成形される以外にも、絵の具や接着剤、塗料等にも使われています。本来、プラスチック製品は、環境に負荷をかけるという概念から避けられる方も多いと思います。ただ、石油は本来天然の資源であり、アクリル樹脂もそうした石油由来の製品です。昨今、問題視されている環境負荷の問題点は少し、世間で伝わっている内容とは異なるようです。プラスチックも最終的には炭素や窒素などに分解されますが、元々が人工的に合成した高分子物質のため、再び地球の物質循環に戻るには、非常に長い時間がかかる事が問題のようです。そして、リサイクル方法は、(1)マテリアルリサイクル(再生利用)(2)ケミカルリサイクル(原料・モノマー化、ガス化、油化等)(3)サーマルリサイクル(セメント原・燃料化、ごみ発電、 RPF、RDF、ガス化、油化)などがあり、リサイクル技術は著しい進歩を遂げています。そうした中、最も重要とされているのは、資源の循環的な利用により、石油など限りある天然資源の消費を抑制する事。また環境への負荷をできる限り低減することが本来のリサイク ルの目的です。リサイクルを進めるときには、新たな資源の投入が抑えながら、環境への負荷も抑えられるか?が重要となってきます。そうした事からも、出来るだけ長くい愛用できる製品を見極め、材質が天然由来だから、石油由来だからではなく、新たに活用できるように設計=デザインされているのか?という観点と、廃棄する先で出来るだけ上記のようなリサイクル方法を使えるのか?又は、天然繊維などのように、土に還る期間が短い製品であるのか?などを考慮し、製品を選ぶ事が大切になってきます。皆さまの大切なお子様達の未来の地球環境下を大切に整えて行きたい。そう思われる際は、こうしたアクリル樹脂のような特性をもったアクセサリーパーツなどで、デザインの変更が出来るような色選び、形状も選択しながら、新たに創り直す楽しみを整えていきませんか?次は、こうした循環型デザインの設計=デザインに大切となってくる色選びについて、お伝えしていみたいと思います。


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2021年3月20日 最終日 活動報告昨日までの多様な応援、本当にありがとうございました。本日は、最終日となりましたので、リターンの内容をプロジェクト最終時間までのカウントダウンまでに、伝えれるところまで伝えてみたいと思います。【2】SDGs/サーキュラーデザイン/エシカルファション セミナー  からお伝えさせて頂きます。皆さまはSDGsの構想、基本理念はご存知でしょうか?SDGsの構想は、ミレニアム開発目標(MDGs=2015年までの開発分野における国際社会共通の目標)と、国連持続可能な開発会議(リオ+20)の流れから、SDGsとして結実しました。SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)は、2030年までの15年間に達成することを目指し、掲げられた17のゴールと169のターゲットからなる、持続可能な開発目標となります。ゴールとは、項目ごとの地球レベルでの到達目標であり、ターゲットとは、ゴールを目指して各国政府が定めるより具体的な到達点ないし、経過点を意味します。基本理念のコンセプトは「だれ一人取り残さない」という文脈からも理解できると思いますが、グローバル化による経済成長の恩恵から取り残された地域での極端な貧困や経済格差などの問題を解決しなければ、持続可能な成長は実現不可能であるという認識があります。そのため、基本コンセプトを分野別の目標として設定したのがSDGsとなります。注:引用/SDGsかるた      関西学院大学SDGs・生物多様性研究センター 「SDGsかるた制作委員会」そうした学びを学生の方が「かるた」に置き換えて多様な問いを作り掲載された「SDGsかるた」は、とてもあたたかで、お子様と一緒に学んでいただくにも最適です。また、このかるたを活かして独自の伝え方も学べる。そんな創意工夫もされています。今回のリターンでは、こうした「かるた」とは事なり、色を使って、皆さまが連想する身近な不便に思う問いを書き出し、グループに分かれて一緒に問いかけながら対話→発表します。そして、その次に、そうした不便な事に対する問いについて、衣食住のLife styleにさらに分類し、不便であるアイテムの改善方法を考えて頂きます。そして、その際に改善方法の中にあるSDGsの開発目標の、どの項目に当てはまるのか?を一緒に考えて頂こうと思っていました。その時に、色を起点に考えて頂いた理由や、改善策の考え方=創る前から循環される製品やサービスの創り出し方、考え方についてお伝えしたいと思いました。こうした考え方が、サーキュラーデザインであり、エシカル(倫理的)デザインの考え方です。そうした考え方をセミナーで行うのは、使い手である方々の問いを学びながら、改善方法を取り入れ、より良い製品やサービスを提供していくのが、本当の作り手であり、職人、専門職であるため、そんな本物の作り手の方々の考え方も知っていただき、使い手の方に喜んでいただける製品やサービスをお届けしながら、対話していける場を創って行きたかったからです。こうした考え方は、前述させて頂いた通り、SDGsの持続可能な開発目標の基本理念のコンセプトを大切にしたい思いからです。『「だれ一人取り残さない」という文脈では、グローバル化による経済成長の 恩恵から取り残された地域での極端な貧困や経済格差などの問題を解決し なければ、持続可能な成長は実現不可能である』こうした思いは、何も国際社会に限られた事ではなく、各地域産業を支えている皆さまの地域間でも、必要とされる考え方である事、各地域産業が整い、ご近所の方々と対話し、笑顔が絶えなかった場所では日常的にあった光景。そんな思いから、今回のリターンの中に、企画・デザインを担当する立場として入れされて頂きました。


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2021年3月19日 活動報告昨日は、今回のプロジェクトでご一緒させていただきました「ROOM106 by advance leather factory」庫本 氏、同店舗 店長 入江 様、「染工房 正茂」上仲 正茂 氏との製作プロセス動画、「女性起業家あるある情報局 」橘 様、の一部を公開させて頂きました。そして、皆さまから温かな応援、シェアを頂き本当にありがとうございました。また、Instagramでの投稿での沢山の応援メッセージとなるいいね!を頂き、とても嬉しかったです。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。今日は、これまで多様な場所で、貴重なご縁を頂いた場所のご紹介、また、こうした場所で、恩師との再会を繋げて下さった先輩が取り扱う生地は、国内でも貴重なシャトル機で織られた帆布素材である事からも、お伝え出来れば幸いです。起業する以前は、アパレル関連の本生産前までの企画・デザインに携わらせて頂く事が多かったため、起業という本格的な独り立ちには多様な方々と、企業デザイナーとしてではないご縁を再構築して行く必要がありました。知人の方で生地の仲介業をされている方も存知ていましたが、アパレル業界全体が後退していっていた時代にファストファッションの台頭が勢いを増した亊で、国内生地の需要が激減し、その方も仲介業でのお仕事では生計を立てる事も難しくなっていました。そうした事からも、1個人として活動していくには個人事業主として独り立ちし、これまでと異なる関係性を築き上げて行く必要性がありました。そうした中、ファストファッションが台頭し、アパレル、繊維産業、各地域産業の継承者が減少してきているのであれば、もっと、日本らしい技術と文化、各地域産業の方々の発信を行う必要があるのでは?という所から、スタートしました。そうして訪問させて頂いた場所は、本格的な起業について学ばせて頂いた場所であり、母校での学びを大切にしながら起業家同士の方々が繋がっている場所。また、そうした場所とも繋がっていた、繊維関係者が集う場所。そして、伝統工芸士の方々が集う場所でした。そうした場所でご縁を頂いた皆さまとの活動は、技術者ではなく企画・デザインを起こす立場であった為、なかなか追いつけず、色々と迷っていた時期、一番鍛えていただき、いつでも遊びに来て。そんな、お年賀のやり取りも続けてくれた恩師の場所を思い出しました。そして、その場所でご縁を頂いたのが今回、無理を行って貴重な国内の帆布素材と伝統染色の職人の方を大切にされている先輩との出逢いました。その先輩は、一見とても怖そうに見えますが親分肌で、人とのご縁を大切にする方です。その先輩が怒る時は必ずご縁を大切にしない時でした。そうした経緯もあり、今回のプロジェクト活動では、ご自身の事よりも応援する側として見守っていただきました。そんな先輩が大切にしている拘りから、多様なご縁を頂いた皆さまとの関係性の整え方も、伝えて頂いた事からも、そんな先輩が大切にしている拘りの素材、帆布についてもお伝えさせて下さい。リターンの夢コラボに使わせて頂く予定だった素材ですが、今回は難しいと思いますので、次回に繋がるように素材の良さ、各地域産業の技術と文化を大切にしながら、今回、多様なご支援を頂き、いつも応援して下さっている皆さまについても、最後に動画でご紹介させて頂けたら幸いです。倉敷帆布は、皆さまも聞かれた事があると思います。そうした素材は他国からの技術を継承しながら日本独自の改善により、今も旧式のシャトル機等を(注1)使って織られています。そして今回、先輩が取り扱っている【ALBERTON】と言う生地ブランドは、アメリカンヴィンテージ生地を忠実に再現した生地でありブランド名です。(注1):シャトル(杼)は、中に入っているのは緯糸が巻かれているボビン(小管)。     経糸に高低差をつけ開いた隙間に、シャトルを横切らせて緯糸を通します。     経糸の上を滑らかに走るよう底面にローラーがつけられている。シャトルを     使って織られた織物の特徴として①セルビッチ(耳があること)、②生地の     膨らみがあること、③柔らかいことが挙げられるそうです。古くからアメリカで使われていたダック生地を中心に、日本国内の工場で生産された生地です。中でもビンテージラインである、army duck(アーミーダック)生地は、現在アメリカでは再現出来なくなってしまった事から、当時の織規格(注)を再現するため、当時と同じ織り機を使い、当時の資料を基準に生産しているそうです。注:アメリカ連邦規格(FEDERAL SPECIFICATION)に定められた規格。また、従来の帆布よりも糸本数を増やし、高密度で織り上げたARMY DUCK(アーミーダック)は、しなやかさと丈夫さを併せ持ち、生地の表面も上品な仕上がりとなっている事からも、生地表面を触っても帆布のようなゴツゴツした感じはありません。女性にも持ちやすくて丈夫な素材であり、【ALBERTON】では現在の染色方法を採用せず、当時の染め技術(AlizarinDyed)に着目し当時の染色技法を現在の技術で再現しているそうです。(*アゾ染料・特定芳香族アミンは使用致しません)こうした拘りの素材は、機器の特性だけではなく、職人の方の拘りと熟練度によって、仕上がり具合が整えられ、糸本来の良さも魅せる事が出来ます。これは現代の最新digital機器にも言える事のように感じます。どれだけ技術が発展しても、そうした貴重な技術を継承して行くべき方々が、効率的に仕上げるためだけに機器や織機を扱うのではなく、こうした機器本来の良さを汲み取りながら、最善の素材に織り上げていく「人」がいなければ、良い製品は生まれません。先日の、手描き友禅技法の学びを、6歳のお子様からも学べるようにキットを考案した上仲 正茂氏、同じ製品だけのリターンを届けるだけでなく、キーリングを一緒に付け、単純に見えるようで難しい製作過程の動画もセットして下さった庫本 氏ように、多様な使い手の方々との対話によって、熟練した経験をこなしてきた方々がいなければ、貴重な素材を活用する事も出来ません。皆さまが観光で訪れる各地域の町は、古来は栄えていた場所が殆どですが、現代では過疎化により、各地域産業の担い手が不足しています。小さな事業者で出来る事は限られているため、デザインを起こす際に、多様な場所でご縁を頂いた皆さまのご紹介が出来るように起こしたDesignを製作する活動ぐらいしか、出来ませんが、今後も少しづつでも繋がって行けば、本来、物々交換で生計を立てていた村が、多様な地域産業の技術と文化を発展させ、暮らしやすい町づくりの土台となった、衣食住の担い手達が集い合ってくれると思います。そうして繋がり合い、整えられてきた町から発展してきた日本らしさが、今後も多様な方々が繋がり合って、整えられ、学び合っていただけたら嬉しく思います。これからも皆さまと一緒に応援、どうぞ、宜しくお願い致します。


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2021年3月18日 活動報告昨日も、ご支援と共に多様な応援を頂き、本当にありがとうございました。また、3月17日の午前10時30分には、これまでご紹介させて頂いていたWEBクリエイターの方がリスナーを担当されているラジオ番組に3回目の出演もさせて頂き、今回のプロジェクトについてもお伝えさせて頂く機会を頂きました。その場所は、今回のコラボBAGの完成記念Liveでもご協力をいただいた「女性起業家あるある情報局」 様です。Live動画配信に加え、今回のクラウドファンディングでのプロジェクトを伝える機会をいただき、本当にありがとうございました。こうした応援をいただけただけでも、今回のプロジェクトを進めて本当に良かったと思っています。そして、本日を含めて残り3日となってきました。本来なら作り手の方にご登壇いただいてのLive配信を行いたいぐらいですが、現在、皆さまがご多忙でもあるため、前回のコラボBAG完成記念Live配信と共に、オンラインWorkshopで撮影させて頂いた動画を一緒に活動報告をLive配信として、投稿させて頂きます。【コラボBAG完成記念Live動画】【コラボBAG完成記念オンラインWorkshop動画】そして、本来なら、最後に良いご報告と共に、配信予定であった、皆さまとのご縁が「花開く」の意味を込めた「白菊」の絵柄を彩って下さった、「染工房 正茂」上仲 正茂 氏の製作プロセス動画を配信させて下さい。当初予定の動画とは異なり、今回のプロジェクトだけでは、ご恩返しが難しいと思う事からも、少し詳細な技法の箇所を省き、編集した動画で配信させて頂いています。この投稿をきっかけに、少しでも、ご協力頂いた方々へのご恩返しになる発信が出来れば、嬉しく思います。本日は動画配信が多数となりましたが、お時間許すかぎり、閲覧いただけたら幸いです。残り3日、最後まで応援のほど、どうぞ、宜しくお願い致します。