2021年3月2日 活動報告本日は、2月27日の活動報告で、「染工房 正茂」を営む上仲 正茂 氏からのバトンを、受け取って下さった「Room106 by advance leather factory 」Bag Dr. 庫本 氏とのコラボ製作プロセスについてお伝えさせて頂きます。上仲 氏へのヒノキ素材への、手描き友禅技法依頼時にYes、andの回答で頂いた問いかけでは、ヒノキへの絵柄を乗せる事は可能であるけれど、絵柄が綺麗に乗る可能性が低い事、また、ヒノキ自体の耐久性の問題、多様なコート剤などの二次加工なども踏まえながら多様なアイデアを共有しながら、慎重に素材の選定、手描き友禅技法を活かした、絵柄、配色、絵柄に込めた意味や意図を伝えて行きました。そうした際に、最終決定したのは、マスクケースの布地、ヒノキへの絵柄は、まず、安定した製品形状を整える事が出来るかが?が最優先事項であるため、何度もサンプリングを行うのはコストがかかる事から、上仲氏がこれまで手掛けてきた、本革素材に絵柄を乗せる方向性に決定しました。方向性が決定したコロナ下の時期は、現在と同じく高価な製品をご購入いただくのは難しい時期でしたが、マスクケースは、あえて、新しいBag形状が安定して提供できるようになった頃、布地シリーズとして、マスクケースも提案する事としました。お客様に、届ける製品の品質の安定を優先する事で、本革のBag製作試作を先行し、本革Bagの縫製や、形状の理解、各地域産業で高齢化した小さな事業者の方々に、仕事を依頼している庫本 氏にバトンを受け取って頂けるよう、お願い致しました。庫本 氏との出逢いは、関西で活動する繊維関係のモノづくり集団の方々が集う例会でお逢いしました。この場所では、以前と異なり、関西のアパレル業界の繋がりが希薄となった事からも、横の繋がりと社会貢献を大切にしながら、同じ思いを持つ専門職の方々を自由に受け入れ、ご縁を繋いで下さる場所です。また、AIや高価な機器よりも正確に、適材適所の人材や技術者の方々を判断し、紹介して下さる方々がいる場所が、関西の繊維関係のモノづくり集団の方々が集われる場所であり、同じように、多様な伝統技術を伝えあい、支え合っている工芸士の方々がいる場所が、上仲 氏とのご縁を頂いた場所です。そして、地域の方々との繋がりと、学び合い、地域文化を支えている使い手の方々のLife styleも大切に育みながら、起業家仲間の繋がりを大切にされている場所は、母校で、働きがいにつながる場所づくりに必要な対話力の学びを共に学び合った、旧友のいる場所でした。そうした多様な場所に参加させて頂きながら、関西の繊維関係者が集う場でご縁を頂いた庫本 氏は、指示書作成のため試作したNAVYパーツの縫製サンプルを観て直ぐ、どの場所の職人の方に、どんな道具と糸番手を使い、正確に仕上げる事が出来るかを、ジャッジし、本当に、販売出来るようなBagのDesignであるのか?と首をかしげながらも、手描き絵柄の制作を行っている上仲 氏から、1点物の絵柄を乗せるパーツ裁断方法の問いかけ、安定した製品の形状開発のバトンを受け取って下さいました。上記の真ん中の画像の通り、見た目は簡単そうな三角形のパーツは、レザー同士の相性、厚み、正確な形状であるがゆえの歪みなどによって、画像のNAVYパーツように歪みが目立つ仕上げりになります。海外では国内よりも、高価で安定した裁断が出来る機器がある事で安定した縫製が可能ですが、こうした見た目は簡単であっても、全ての辺にファスナーを取り付け、取外し可能とすることで、いかようにでもSize、色の取替が出来るデザインBagは、機械化された場所では生産しずらい、問題が多々あります。また、アパレル製品の海外縫製が主流となって行った事で、大量の製品があふれ、需要と供給のバランスも崩れ、皆さまの地域を支える地域産業は衰退し、中小企業、小規模事業者、フリーランスの方々が人材を雇用したり、働きがいのある場所づくりを形成して行く事も、難しくなってきています。高い製品だから良い、安価な製品だから悪いというのではなく、どんな地域産業の方々が、どんな思いで、どんな風に各地域の働きがい、生きがいのある場所づくりを形成しながら、より良い人、モノ、コトづくりに従事しているのか?を知って頂けたら嬉しく思います。今回の布地素材を使ったマスクケースから、地域産業に根付いた手描き友禅技法を活かしながら、新しい見せ方を探求する上仲 氏、高齢化した地域コミュニティが希薄となった場所で、同じように高齢化がすすむ本革縫製職人の事業継承問題の軽減につながる活動をされている庫本 氏、小さな事業者や、フリーランスの方々の学び合い、支え合い、思い愛を大切にされる場所でご縁を頂いたWEBデザイナーさん、女性起業家の方々の母のような、姉のような存在のフォトグラファーさんに支えられ、バトンを受け取って頂きながら、今回のコラボBAGは完成しました。このBag製作時に、本革を提言して下さった、上仲 氏の拘りから、本革の選別として布地と同じ薄いレザーではなく、絵柄の色表現と経年変化を楽しめる厚みのある、しっかりした本革をセレクトさせて頂いた事からも、布地では、見えていなかった思いがけない立体形状が出来上がりました。そんな対話から学び合う、捉え方、改善方法を、皆さまと一緒に、今後も次世代の子供達に、語り付けるようになれたら幸いです。そんな、地域産業、地域文化に根付いた日本らしい人、モノ、コトづくりに従事し、貴重なご縁を大切にする活動が出来るよう、最後まで、応援のほど、どうぞ、宜しくお願い致します。



