昨年、突然来たゆず君が猫白血病と知り頭が真っ白になった事を思い出します。ボロボロの毛並みノミよけ首輪頭の怪我…でも、人が大好きすぎるゆず君隔離施設のない、飯塚店では部屋を1つ潰して保護していました。私にとって、ゆず君との出会いで今まで見ようとしなかった世界をこの目で見なければと思った子です。保護猫カフェでは、猫エイズ猫白血病のマイナスの子しか当店にはいません。しかし、本当に保護といえるのか?お客様には、あまり言わずそっと保護をしていました。人が大好きなゆず君、人の笑い声がしても自分のお部屋には来ない日々譲渡対象の子だけしかキャパがないと視線をそらしていいのか?自問自答でした。終の住処は、保護猫カフェを運営するにあたり私にとって大切な施設です。病気の子もそうでない子も命どちらの子も大切な命。どうやって終の住処を守れるか?そう思った時に、猫カフェでの少しばかりの収益とお店を同敷地内に作る事で、今まで表に出なかった子を理解してもらいたいと思うようになりました。また、施設を準備すると近隣の不安もありました。堂々と、住所を明かす事で捨て猫が増えるのでは…増えすぎるのでは…病気の子が脱走したら保健所の方と話し合い、動物病院の先生に施設を作ると話しました。皆、呆れ顔です。変な事するよね。しかし、見守ってくれてます。ご近所の方も有難いことに遊びに来てくれるようになりました。先日、ボランティアさんと話していてこの子達は、家族と同じと話してくれました。本当に嬉しかったです。保護猫カフェと終の住処、この子達は保護した時、家族はいませんでした。いた子も、色々な理由でそこにずっとは無理な子。その子達は、今家族と思って、大好きと言ってくれる子がいて本当に幸せだと思っています。私が、この子達から学んだ事は沢山あります。色々な方から、有難いことにこの活動は、社会貢献なのよと教えて下さいました。私は、えっそうなの?なんです。何故なら、この子達から私は幸せをもらっています。なので、この子達に出来るだけ自分が、守れなかった命の分だけ幸せになって欲しいと思っています。多くのあたたかい御支援や応援感謝致します。あと少し、踏ん張らせて下さい。前に進む力、お願い致します。



