3月から本格的に始まったリノベーション施工!現在の進捗状況はコチラ!■外装塗装80%完了!たくさんの友人と地域の皆さんに助けていただき、最後の仕上げは職人さんが後押し!■中庭部シンボルツリーとして桂の木を植樹!プランター・中庭廊下・トイレ目隠し・ベンチ等がまだ残ってる!■カフェ部厨房施工完成!内装壁面も仕上げ中!あとは什器と照明を入れて完成!6月のメインイベントはこの部分!■ショップ部内装塗装完成!照明をつけてショップ内装の基本は完成!委託仕入でお世話になるSHELTER安達さんとの打ち合わせに本日も総社へ行ってきました!■その他これから看板などのサイン関係や、入り口アプローチ部分の装飾等、まだまだやることはたくさん!!並行して、真庭のヒトトゴハンセントラルキッチンでは、カフェメニューの試作と再開したデリバリーを稼働しています!そんなこんなで、変わらずフル稼働のチーム・ヒトトゴハンと旧東幼稚園プロジェクトチームでした!!ヒトトゴハン沼本 吉生https://cocomaniwa.com/maniwabito-003/https://hitotogohan.co.jp/
今回のプロジェクトをスタートさせる上で最も大事な事が「仲間集め」。まず一番に相談に伺ったのが、リノベーションの要の大工さん。友人の中で最もソーシャルな感覚を持ち、年季に培われた確かな技術を持つ、Aundoの安藤彰英さんに1番にご相談させていただきました。安藤さんはUEDAVILLAGEのリノベーションにも駆けつけてくださり、私の開催する数々のソーシャルイベントにも度々駆けつけてくださった方。津山市在住で、長年工務店に勤められ、大工技術以外にも様々な技術・知識に精通されており、たくさんの施工業者の方とのネットワークをお持ちの方。何より、定年されてから独立し、若者に混じり多くの起業系のイベントや塾にも通われ、還暦を過ぎても常に勉強される姿勢に尊敬していた方です。安藤さんならこのプロジェクトを引き受けてくださると、まずは一番にご相談。忘れもせぬ、津山市役所地下の食堂での初打ち合わせで限られた予算での図々しい依頼に快く引き受けてくださいました。施工が始まってから平日毎日幼稚園に来てくださり、施工管理者として、大工として、そしてDIYの先生として大変お世話になっています。このSense Tuyama施工が安藤さんの代表作になってくれたらと願ってます!ヒトトゴハン沼本 吉生https://cocomaniwa.com/maniwabito-003/https://hitotogohan.co.jp/
「この事業に賭ける!」と決断し、津山市の公募に応募する準備と並行して行っていたのが、「仲間集め」。過去に様々なプロジェクトに関わる中で、最も重要なのがこの「仲間集め」でした。私のモットーの中の一つに「事業は誰が、誰とするかで決まる」というものがあります。同じ事をしていても実行する人によって全く結果が異なります。また、「誰と」それを行うかでスピード感や精度や拡張性が変わります。何より、仲間は時が経てば「敵」にも「相棒」にも変わります。過去の数々のプロジェクトでたくさんの失敗で学んだ大きな教訓です。今回、コロナ禍でヒトトゴハンも大ダメージを喰らっている中、予算は限りがあり、かつ、この公募事業には一切の行政からの廃校整備予算は出ません。時間をかければ国の廃校整備補助金に応募もできましたが、今回はコロナ禍で売上が止まっているため何よりもスピードが命。全て自費で賄わなければなりません。敷地面積3546.00㎡。建物面積604.34㎡(地上1階建て)のこの施設。通常ですと最低でも2,000万円の予算が必要な規模です。しかし、その予算は無い。そうするといつも行ってきたアプローチ。「職人さんに先生になってもらうDIY+部分発注」という建築士と工務店が一番嫌がる手法しかありません。幹事となる大工さんに施工管理者になってもらい、通常工務店が行う仕事を大工さんと私自身で全て行うという荒技。自己物件だからこそできるアプローチと言えます。そして、過去の人脈を紐解きながら仲間集めが始まります。ヒトトゴハン沼本 吉生https://cocomaniwa.com/maniwabito-003/https://hitotogohan.co.jp/
東幼稚園に昨年の7月に出会い、グランドオープンまで約1年。この事業をスタートしようと決めるのに決断は早く、出会って1週間後には社員の二人に「このまま黙ってコロナが治るのを待つか。勝負に出るか?どっちがいい?」と聞いていました。ワクチンもまだ普及しておらず、先行きが見えない暗闇の中。二人も私の思いと会社の現場を普段から理解してくれており、即断...「勝負に出ましょう!」思いを一つにした瞬間でした。そこから今回の公募事業※1へ事業計画書を急いで作成し、提出。公開審査会を経て、無事に採択。1月に契約することができました。この決断に至った理由は複数ありますが、大きな理由は「施設の立地」と、「純粋な賃貸借契約」だったこと。津山という岡山県北最大の都市の中心市街地にあり、かつ城東街並み保存地区の一本裏手。毎回ケータリングでお邪魔しているギャラリー・PORT ART&DESIGN TSUYAMAから徒歩2分で、PORTとの連携も実現できるという点も大きかったです。(PORT ART&DESIGN TSUYAMA https://www.port-tsuyama.com/)また、この公募事業は津山市独自の制度で国や県の補助金等を受けているわけではなく、そのため行政からの地域住民連携の強い縛りがなく、転貸が可能であるというところ。真庭で3校の廃校利活用を行ってきた経験から、通常の廃校利活用の縛りを感じさせないこの条件は非常に素晴らしいものでした。簡単にいうと、「予算も補助金も出さないよ。全て自己責任だよ」という分かりやすさ。持続性を考える上で事業はスマートかつシンプルでなければならず、この津山市の政策は事業者にとって、そして公的施設を税金の無駄なく低コストで最大限有効活用するにはとても理に適ったものでした。そして、ここから急ピッチにプロジェクトがスタートしていきます。※1 「津山市公共施設等の利活用に関する民間提案制度」遊休化した公共施設を利活用するなど、民間事業者の自由な発想により、収益性のある公共サービスに転換することで、地域活性や賑わいをもたらす公民連携を事業化する制度ヒトトゴハン沼本 吉生https://cocomaniwa.com/maniwabito-003/https://hitotogohan.co.jp/
「廃校になった幼稚園に再びこどもたちの声を!」今回のプロジェクトは津山市の住宅街の中にある津山市立旧東幼稚園です。築48年。かつて200人を収容したと言われる津山市最大規模のこの幼稚園に新しい光を灯すこと。昨年の3月より本格化したコロナ禍。私達ヒトトゴハンは主要事業であるパーティケータリングを塞がれ、非常に苦しい状況に晒されていました。https://camp-fire.jp/mypage/projects/243062『負けるなヒトトゴハン』プロジェクトを立ち上げ多くの方に支援をいただきながら、コロナ融資で繋ぎ資金を調達、デリバリー事業を立ち上げるなど奔走していた中、この旧東幼稚園と出会いました。それまで、お隣りの真庭市にて3軒の廃校利活用を手掛けていた経験から、この東幼稚園の魅力と地域課題に接し、コロナ禍を乗り越えるべく、苦しい状況の中あえてこのプロジェクトに乗り出しました。7月 津山市役所へ東幼稚園の内見と当事業の相談10月 「津山市公共施設等の利活用に関する民間提案制度」へ事業計画書を提出11月 設備投資を目的にサテライトオフィス設置・創業等サポート補助金を申請12月 議会承認・市長決裁を経て採択1月 東幼稚園の賃貸借契約を契約これから今までの経緯を少しづつお話ししていこうと思います。ヒトトゴハン沼本 吉生https://cocomaniwa.com/maniwabito-003/https://hitotogohan.co.jp/